昭和記念公園の花菖蒲 ― 2024年06月13日 09時10分15秒
国営昭和記念公園でハナショウブが見頃になっています。
ハナショウブ(花菖蒲)はキジカクシ目、アヤメ科、アヤメ属の多年草で、広い意味で「アヤメ」と呼ばれることもあります。
アヤメ(菖蒲)とカキツバタ(杜若)とハナショウブ(花菖蒲)はとても似ていて区別がつきにくいのですが、アヤメ→カキツバタ→ハナショウブの順に咲き始めるようです。
アヤメは山野の草地など湿地ではない所に咲き、カキツバタは水中や湿地に、ハナショウブは湿地に咲きます。なので、池などの水辺で生えていたらハナショウブかカキツバタのいずれかです。 花弁での見分け方は、花びらの根元に網目状の模様があればアヤメ、白い斑点が付いていたらカキツバタ、黄色い斑点が付いていればハナショウブです。
アヤメ類の総称としてハナショウブをアヤメと呼ぶことも多く、「あやめ祭」などのようにハナショウブをアヤメと言っても間違いではないといいます。ショウブとアヤメは漢字で書くとどちらも「菖蒲」です。 こどもの日の菖蒲湯などに使われる「ショウブ」はショウブ科(古くはサトイモ科)、ショウブ属で、別種の植物です。ややこしいですね。
赤とんぼがやってきました。
シオカラトンボもいました。
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