レンズの修理でニコンのサービスセンターへ ― 2023年04月13日 16時09分13秒
写真を撮っていると時々「何らかの異常を検出しました。シャッターボタンを押してリセットしてください」という表示が出ます。
シャッターを押せばリセットできるのですが、絞り値もリセットされてしまうので、ちょっと面倒です。
同型の違うカメラに装着しても同じ現象が起こるので、レンズの不具合と判断してニコンの東京サービスセンターへ持っていきました。
ニコンのサービスセンターで1時間ほど待たされて点検してもらったのですが、症状は確認できなかったということで、ファームウエアバージョンアップと、カメラのイメージセンサークリーニングと、ピント調節と、レンズ接点の清掃をやってくれたので「これで様子を見ましょう」ということになり、修理に出さずに戻してもらいました。
上の写真はサービスセンターのスタッフが試し撮りをした時の画像が、カードに残っていたものです。
サービスセンターを出てから新宿の街並みを撮影していたら、又同じ現象が起こりました。
「こりゃいかん」ということで、又サービスセンターへ戻って修理に出すという、二度手間になってしまいました。
修理には3週間ほどかかるそうで、見積りは技術料17,490円+部品代10,560円=28,050円(税込)です。
部品代は、絞り制御関連部の部品交換が必要だろうということで。
24~200ミリという高倍率ズームレンズなのに小型で軽く、画像も驚くほどシャープに撮影できたので、ほとんどこのレンズ1本で撮影していました。
24~200ミリをカバーするには、今後3週間くらいの間は24~70ミリと70~200ミリという大きくて重たいレンズとを、2本持ち歩かなくてはなりません。
修理してもらえれば安心して使えるので、まあ、仕方がないですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
パシフィコ横浜「CP+」に行ってきました ― 2023年02月24日 17時01分00秒
横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で開催されている「カメラと写真映像のワールドプレミアショー CP+(シーピープラス)2023」に行ってきました。
「CP+」といわれても訳分からないと思うのですが、「CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW」の略です。
昔は「カメラショー」や「カメラ・用品ショー」と言っていました。しかし、映像にかかわる環境が多様化してきたので、このような名前に変わりました。
SONYのブースです。
TAMRON(レンズメーカー)のブースには「ねぶた祭り」の山車灯籠が飾られていました。
2点展示されていますが、下の写真は第10回(2020年)全国小・中学生ねぶた下絵コンクール《小学生の部》最優秀賞作品で、下絵を元に第5代ねぶた名人・千葉作龍氏監修のもと千葉氏の弟子・吉町勇樹氏が制作したものだそうです。
手前にはTAMRONのレンズがずらっと並び、試用ができます。
Nikonのブースでは、ちょうど風景写真家・星野佑佳氏のセミナーが始まったので聞いてきました。
最近の風景写真家は、一瞬のシャッターチャンスを狙うのではなく、タイムラプスの一コマから一枚の写真を切り取る手法を多用するんですね。
私などは、シャッターを押す、あのコンマ何秒の瞬間が楽しいんですけど。
「CP+(シーピープラス)2023」開催概要
開催会場:会場イベント=パシフィコ横浜
オンラインイベント=公式ウェブサイト
開催期間:会場イベント=2月23日(木・祝)~ 26(日)
オンラインイベント=2月23日(木・祝)~ 26(日)初日10:00~最終日23:59まで
開場時間:10:00~18:00 最終日のみ17:00まで
入場料: 会場イベント=ウェブ事前登録制(無料)
オンラインイベント:参加登録不要
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 ― 2023年02月10日 14時13分08秒
横浜市青葉区にある「横浜市民ギャラリーあざみ野」で、「あざみ野フォト・アニュアル2023」が開催されています。
横浜市は、カメラや写真、 文献、約12,000件からなる貴重な資料を所蔵していて、横浜市民ギャラリーあざみ野では年に1回、写真に関連する展覧会「あざみ野フォト・アニュアル」を開催しています。
今回は、「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」と題し、写真にかかわる様々な「距離」をキーワードに、写真技術の発展と写真表現の関係を探りながら、収蔵するカメラや写真、関連資料を紹介しています。
カメラの前身である「カメラ・オブスクラ」が発明された頃にはまだ感光材料は無く、風景観察や絵画の描写補助に用いられていました。
カメラ・オブスクラ(作者不詳)1800年頃
世界で最初に市販されたカメラのレプリカです。風景用のレンズが付けられています。
ジルー・ダゲレオタイプカメラ(レプリカ) オリジナルは1839年 アルフォンス・ジルー
上から覗いてピントや構図を確認するカメラです。
ホーム・ポートレート・グラフレックス 1912年 イーストマン・コダック・カンパニー / フォルマー&シューイング・デヴィジョン
展示風景
展示風景
1900年頃には、2枚の写真で3D表現をするステレオ写真や幻燈用スライドなどが登場しました。
世界初の距離計連動カメラです。
No.3A オートグラフィック・コダック・スペシャル 1916年 イーストマン・コダック・カンパニー
日本で最初の標準ズームレンズ、43~86mm F:3.5が付いた一眼レフカメラです。
ニコレックス・ズーム35 1963年 日本工学工業株式会社
遠くのものをレンズによって視覚的に引き寄せて拡大する、望遠レンズ付きのカメラです。
(手前)コンタックスIII&フェルノブジェクティブ50cm F8 / 向こうはニコン・フォトミックFTn&200~600mm望遠ズームレンズ
人物や商品撮影などで好んで使われた6×6判カメラ、ハッセルブラッドと、報道用で多く使われた「スピグラ」ことスピード・グラフィックです。
(手前)ハッセルブラッド1600F ヴィクター・ハッセルブラッド・アービー 1948年 / (中)スピード・グラフィック フォルマー・グラフレックス:コーポレーション 1928年
「あざみ野フォト・アニュアル2023 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真をめぐる距離」開催概要
開催場所:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2
開催期間:2023年1月28日(土)〜2月26日(日)
休館日:会期中無休
開館時間:10:00~18:00
観覧料金:無料
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ニコンF5誕生25周年記念ウォッチ ― 2023年02月09日 08時42分21秒
先日、ニコンから突然 腕時計が送られてきました。 なんだ?
ニコンダイレクトでは今「ニコンダイレクト限定 スペシャルグッズ プレゼントキャンペーン」をやっていて、ニコンダイレクトで1注文当たり5万円以上の買い物をすると、自動エントリーになるようです。
当選するとニコンミュージアムグッズの「ニコンF5誕生25周年記念ウォッチ」が貰えるというもの。
2月14日まで第2弾を実施中です。(詳細はこちら)
赤い文字盤に「F5」のロゴ、外観のシルエット、ファインダー内の5点測距のフォーカスフレームなどがデザインされています。
裏面です。保護シールをはがしていないので汚いですけど、「F5」のロゴと、「25th Anniversary」の文字が刻まれています。
腕に付けて歩くのはちょっと恥ずかしいので、F5の実機と並べて防湿庫の中に飾っておこう。
でも、こんな物で今年の「運」を使い果たすのも、いやだな。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0x が届きました ― 2022年10月08日 16時22分08秒
今持っている「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」と、2倍テレコンバーター「Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0x 」の組み合わせでの評判が良いので、買って使ってみることにしました。
超望遠レンズは、サイズがコンパクトなのでタムロンの「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2」を使っていますが、Nikon純正レンズに純正テレコンの組み合わせを試してみたくて買いました。
テレコンバーターを装着しても最短撮影距離が変わらないのは便利です。クローズアップしてマクロレンズもどきの表現ができます。(レンズの明るさは2段分暗くなります。)
9月12日にヨドバシカメラに注文した時点で来年3月入荷予定でしたが、その後来年1月入荷予定の連絡があり、結局昨日届きました。(早っ!)
11月8日に皆既月食があるので、晴れていれば試し撮りをしてみようと思います。
注文時には73,670円(税込)だったのが、今日見たら75,900円に売価が上がっていました。なんでも値上がりの秋ですね。
※10月9日追記:今日何気なくヨドバシカメラのサイトに飛んだら、70,400円に値下がりしていました。5,500円も安くなってるぅ〜・・・ 価格変動が激しいですね。
「Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0x 」を「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」に取り付けた接続部です。
シリアルナンバーが「20020000」という、すごく切りのいい数字だったので、なんだかうれしくなってブログにアップした次第です。
中国製なんですね。(レンズ本体は日本製です)
テレコンのレンズ側が出っ張っているので、現段階では「NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S」と、「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」にしか対応していません。
それ以外のレンズだとレンズの後玉にテレコンが当たってしまいます。
このテレコンを向きを間違えてカメラに取り付けようとすると、一発で撮像素子(イメージセンサー)を傷付けてしまいます。
私、極度のおっちょこちょいなので、注意しないと・・・・・
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「過去の遺産シリーズ」第8回「メモリースティック」 ― 2022年06月27日 15時00分00秒
「過去の遺産シリーズ」第8回は「メモリースティック」です。
過去の 「過去の遺産シリーズ」 は、
第1回 「レーザーディスク」
第2回 「MO」
第3回 「フロッピーディスク」
第4回 「フォトCD」
第5回 「MD(ミニディスク)」
第6回 「xDピクチャーカード」
第7回 「コンパクトフラッシュ」、「マイクロドライブ」、「XQDメモリーカード」
でした。
「メモリースティック」はフラッシュメモリを用いた小型メモリーカードで、ソニー、富士通などにより、PC周辺機器やカメラだけでなく、様々な家電製品でも使えるように設計されていました。
Duoサイズやマイクロサイズなど更なる小型化と、Pro、HG、XC、XC-HGなど転送速度と記録容量の改善が図られてきました。
カメラ市場ではSONYα7 (アルファセブン)シリーズの一部の機種で現在でも Duoサイズやマイクロサイズのメモリースティックが使えるようですが、フラッグシップ機のα1や高級機α9Ⅱ などでの使用は、さすがのSONYも諦めたようです。
上の写真のメモリースティックは、カメラではなくSONYのAIBO(アイボ)で使っていたものです。
「AIBO ERS-220」という型ですが、バッテリーがダメになって、お腹が空きすぎて動かなくなってしまいました。 河森正治氏デザインの、アイボとしてはレアな犬になります。
メモリースティックはまだ現行商品ではありますが、私にとってはアイボと共に「過去の遺産」になってしまいました。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
「過去の遺産シリーズ」第7回「コンパクトフラッシュ」「マイクロドライブ」 ― 2022年06月21日 19時01分30秒
「過去の遺産シリーズ」第7回は、「コンパクトフラッシュ」、「マイクロドライブ」と「XQDメモリーカード」です。
過去の 「過去の遺産シリーズ」 は、
第1回「レーザーディスク」
第2回「MO」
第3回「フロッピーディスク」
第4回「フォトCD」
第5回「MD(ミニディスク)」
第6回「xDピクチャーカード」
でした。
写真左上が「コンパクトフラッシュ」、左下が「マイクロドライブ」、右下が「XQDメモリーカード」です。
右上はデジタルカメラで現在一般的に使われている「SDカード」です。
昔、一部のハイエンドデジタル一眼レフカメラではSDカードより転送速度や記録容量に優れた「コンパクトフラシュ」が使われていました。
コンパクトフラッシュと互換性のあるハードディスク「マイクロドライブ」はフラッシュメモリを使った「コンパクトフラッシュ」より低価格で大容量の物が作れましたが、1インチハードディスクを組み込んでいる為、加重や衝撃に弱いのが難点でした。
カメラメーカーのニコンは高級機「D4」にコンパクトフラッシュに代わる「XQDメモリーカード」を採用し、その後フルサイズミラーレスカメラ「Z7」や「Z6」などにも採用してきましたが、現在は「CFexpress」にも対応しているため、「XQDメモリーカード」を使う人は少なくなり、「過去の遺産」となってしまいました。
私も今は「CFexpress」を使っています。
1万円以上で買ったメモリーカードがどんどん時代遅れになって、使わなくなってしまうのはもったいない話ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「過去の遺産シリーズ」第6回「xDピクチャーカード」 ― 2022年06月16日 18時57分03秒
「過去の遺産シリーズ」第6回は、「xDピクチャーカード」です。
xDピクチャーカードは、富士フイルムとオリンパスが共同開発したメモリーカード規格で、2002年に発売されました。
メディアのサイズは長さ20.0mm×幅25.0mm×厚さ1.7mm、重さは2gと、当時もあったSDカードよりも小型軽量大容量のメディアとして発売されました。
下の写真、左にあるのは今でもデジタルカメラ用に一番使われているSDカードです。その右は全てxDピクチャーカードです。
デジタルカメラでは共同開発した富士フィルムとオリンパスの2社が採用しただけで、コダックが一時期採用した以外、他のメーカーは見向きもしませんでした。
私は当時、富士フィルムとオリンパスのコンデジを持っていたので、かなり重宝していました。
ブログを書いていてふと思ったのですが、どうしてxDピクチャーカードの「 x 」が小文字なんでしょう?
調べてみると、xDピクチャーカードは「Extreme Digital Picture Card」の略でした。頭文字を採用すると「EDピクチャーカード」になります。
「ED」だと海外旅行をするときの「EDカード」(出入国カード)と混同してしまうから「 E 」の次の「 x 」にしたのではないでしょうか。 発音がエクストリームの「エクス」に近くなるからかもしれません。
開発時には「極限の」デジタルピクチャーカードを目指したんでしょうが、今では「過去の遺産」になってしまいました。
「過去の遺産」ではありますが、私はまだ大切に保管しています。
カメラも引っ張り出してきました。富士フィルム FinePix F420 というカメラと、手前はカードリーダーです。
単4電池2本でも動くので、動作テストをしてみました。完動です。感動!
カメラの記録画素数が低いので、使い物にはなりませんが。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ニッコールZ S-Line 100-400mm f/4.5-5.6 VR-S ― 2022年02月04日 16時28分56秒
ヨドバシカメラに予約しておいた、カメラのレンズ「ニッコールZ S-Line 100-400mm f/4.5-5.6 VR-S」が今日届きました。
レンズ側面にはカメラ側の設定に連動するファンクションボタン(L-Fn と L-Fn2)が付いています。
L-Fn2ボタンは上下左右に4つ付いているので便利です。
基本的な構造は「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」とよく似ています。
取り付けたフードを外そうとしたら、どんなに力を込めて回してもフードが回りません。これ以上回そうとすると取り付け部が壊れてしまいそうです。
よく見たら、横にロック解除ボタンがありました。 う~ん、知らないって怖いことだ。もう少しで壊すところだった。
フードが付いていると大きく見えますが、フードを外すとそれほどでもありません。望遠400ミリまでの4倍ズームレンズとしてはかなり小さいと思います。
重さも1,355gと軽いし、三脚座を外して手に持った時のバランスも良く、軽く感じます。これなら手持ちで長時間撮影しても大丈夫です。
ズーム時の繰り出し量も少ないし、ズームリングの回転角も少ないので100ミリから400ミリまで楽にズームできます。ズーミングによる重心移動も感じられません。 すばらしい!
実は、去年の発表から今日の発売日まで、ずっと心待ちにしていたレンズです。“実戦”で使ってみないと細かいところは分かりませんが、とりあえず大満足です。
レンズ上面に四角い窓があります。今は撮影距離が表示されていますが、通常はただ真っ黒の窓です。
「レンズ情報パネル」というそうです。
カメラの電源を入れると、真っ黒のパネルに「NIKKOR」と文字が光ります。おおっ!
左側の「DISP」と書いてあるボタンで表示の変更や設定ができます。
基本的には「DISP」ボタンを押すたびに「撮影距離」→「レンズ焦点距離」→「絞り値」と切り替わります。
「DISP」ボタンを長押しすると、単位や明るさの設定が変えられます。
三脚座は、三脚座固定ネジを緩めてから PUSH と書いてあるボタンを押すと、簡単に外れます。
三脚座リング止めネジの頭に蓋が付いていました。開きます。 何? これ。
盗難防止用セキュリティーワイヤーを取り付けられる「セキュリティースロット」のようです。
販売店で実機を展示する時に、盗まれないようにワイヤーを付ける為に使うのかな?
個人としてはどうやって使うんだろう?
私、おっちょこちょいでカメラやレンズをよく落とすから、ズボンのベルトとレンズをワイヤーで繋いでおくと、落としても壊れないかも。 でも、撮影できないじゃん・・・
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
エクスプローラーでRAW画像が表示されない ― 2022年01月25日 10時56分13秒
1月8日に新しいWindowsパソコンが届いて快適に使っているのですが、カメラで撮影したRAWファイル形式の画像がエクスプローラーで表示されません。
エクスプローラーでの画像表示は動きが軽いうえに、エクスプローラー自体を複数同時に開けるのでよく使いますが、新しいパソコンではRAW画像が表示されなくなってしまいました。
私はコンパクトカメラも含めて、撮影時には全てRAWファイル形式のみで記録しています。不便だなぁ・・・
あっ、そういえば、前のパソコンでWindows8から10にバージョンアップした時もこんなことがあったような・・・・・思い出しました。
Windows7や8では標準で入っていたRAW コーデックが、Windows10では外されてしまっていて、エクスプローラーでRAW画像が表示出来なかったんでした。Windows11でも外されているようです。
その時の対処方法を思い出しながら、Microsoft Store から「Raw 画像拡張機能」というプラグインをインストールすると、エクスプローラーでRAW画像が表示されるようになりました。
嬉しい❣
パソコンに疎い私には、こんな些細なことでも大きな喜びになります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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