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いけばな×百段階段 20172017年09月27日 19時38分38秒

ホテル雅叙園東京(旧 目黒雅叙園)で、いけばな51流派が集う花の祭典「いけばな×百段階段2017」が始まりました。
この展覧会は、東京都有形指定文化財・百段階段の各部屋にいけばなを生けるという、日本画に囲まれた文化財を彩るいけばなの祭典です。

会期は9月26日(火)~11月26日(日)と2ヶ月間に渡りますが、毎週月曜日に展示替えをするので、1週間ごとに展示する流派と作品が変わります。
月曜日の展示替えの際、正面玄関に展示される作品は各流派の家元が公開制作をします。(10月16日は池坊 次期家元 池坊専好の予定ですが、公開制作はありません。)
月曜日は百段階段は休館になります。公開制作は14時頃からの予定です。

第1週は、草月流 家元 勅使河原 茜さんの作品が正面玄関に制作されました。
勅使河原 茜は草月流の第四代家元です。
草月流創始者で初代家元 勅使河原 蒼風(そうふう)の長男、第三代家元で映画監督でもある勅使河原 宏の次女として生まれました。勅使河原 蒼風の孫になります。
第二代家元は勅使河原 蒼風の長女で宏の妹にあたる勅使河原 霞でしたが、蒼風の没後1979年に第二代家元を継承したものの、1980年に47歳の若さで死去されました。

百段階段は、1935(昭和10)年に建てられた木造建築で、7つの部屋を99段の長い階段廊下で繋いでいます。
各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた花鳥風月や美人画の世界が描かれ、組子細工の障子からの柔らかい光が部屋を照らします。
そんな絢爛豪華な部屋の中を、部屋の豪華さにも劣らない、美を極めた生け花が飾っています。

各週ごとに流派も変わりますので、詳しくは公式ホームページをご覧ください。

いけばな×百段階段 2017」開催概要

開催会場:ホテル雅叙園東京(旧 目黒雅叙園)東京都指定有形文化財 「百段階段」

開催期間:9月26日(火)~11月26日(日)

休館日:月曜日 10月16日を除く月曜日には正面玄関で公開制作あり(14:00頃~)

開催時間:10:00~17:00(最終入館16:30)

入場料:当日1,500円 学生800円 通期フリーパス2,300円 ※小学生以下無料

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

おとなのためのレオナルド・ダ・ヴィンチ展2017年09月25日 21時59分22秒

横浜駅東口のそごう美術館で開催されている「没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』」。
前期の「子どものためのレオナルド・ダ・ヴィンチ」から展示内容を一部変更して、 後期「おとなのためのレオナルド・ダ・ヴィンチ」が開催されています。 
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
会場入口の看板が、2Dプロジェクションマッピングで変化するようになりました。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「おとなのためのレオナルド・ダ・ヴィンチ」展では、「応用技術 軍事用機械」というテーマが追加されて一部展示内容が変更されると共に、手稿の展示室が新たに設けられ、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿の謎に迫っています。

主な展示は、フィレンツェの「Artisans of Florence」制作の大型模型と、その基となった手稿で構成されています。

「戦車」 Military Tank 1483~1485年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
亀の甲のような形をしたこの戦車の装甲は、近代の戦車の原型になっています。敵の攻撃から兵士を守り、四方八方に備えられた大砲はあらゆる方向に発砲することが出来ます。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「砲弾(ミサイル)」 Projectiles(Missiles) 1508年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
城壁や胸壁を最も効果的に破壊する砲弾の形態の研究も行っています。現代の軍隊で使われているものと同じ、エアロダイナミクス(空気力学)にかなった形態になっています。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「艦載砲」 Naval Cannon 1483~1485年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
この艦載砲は、回転できる砲台の上に据え付けられているので、どの方向に向けても発射できます。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「スコルピオと呼ばれる大鎌の付いた船」 Scorpion War-Boat 1484~1486年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
レオナルドが「スコルピオ(サソリ)」と呼ぶ巨大な鎌の特徴は、一瞬で敵船をなぎ倒す破壊力と、回転台座による操作のしやすさにあります。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「回転する大鎌の付いた2輪馬車」 Scythed Chariot 1485年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
レオナルドの素描には、馬に引かれる2輪車に備えられた独創的な歯車機構で回転する大鎌が描かれています。2輪馬車が動くと、鋭い歯が回転し敵に打撃を与える仕組みになっています。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「城壁を登るための道具」 Assault Techniques 1984~1486年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
敵の城に忍び込むための道具です。城壁の石と石の間に打ち込んでよじ登るための、様々な種類の鉄製のクサビやフックを考案しています。この様な道具は、現代のロッククライマーたちが使っています。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

「鏡張りの部屋」 Miroor Chamber 1986年頃
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』
軍事用機械ではありませんが、この鏡の部屋はミラノの君主を楽しませるために考案されたものだと推測されています。八面鏡の壁で囲まれ、中にいる人が自分の姿をあらゆる面から眺めることが出来ます。
没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』

開催場所:横浜市 そごう美術館
開催期間:2017年8月2日(水)~10月15日(日)※休館日:9月11日(月)
       <前期>8月2日(水)~9月10日(日)  ※終了しました
       <後期>9月12日(火)~10月15日(日)
開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
入場料金:一般 1500円、大学・高校生 800円、中学生以下 無料


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

シャガール 三次元の世界2017年09月19日 14時46分11秒

シャガールと言っても、ランガールや山ガール、御朱印ガール、温泉ガールといった○○ガール(○○女子)系の事ではありません。
そういえば、広島カープが37年ぶり2度目のセ・リーグ連覇を果たして、カープ女子達は大いに盛り上がっていることでしょう。

東京駅丸の内北口の東京ステーションギャラリーで「シャガール 三次元の世界」展が開催されています。
画家、版画家として著名なマルク・シャガールの彫刻作品に焦点を当てた本展では、平面作品と深い関わりをもつシャガール彫刻の特徴を踏まえ、関連のある素描や絵画、同主題の絵画などとともに展示して、シャガールの三次元世界を幅広く紹介しています。
シャガールの彫刻作品を日本で初めて本格的に紹介する展覧会だということです。

彫刻・陶器約60点、油彩・水彩約70点、素描・版画等約40点で構成され、総展示数170点でシャガールの魅力を探ります。 (会期中に一部展示替えがあります)


シャガール 三次元の世界」展 開催概要
開催会場:東京ステーションギャラリー
開催期間:9月16日(土)-12月3日(日)
休館日:月曜日(9月18日、10月9日は開館)、9月19日(火)、10月10日(火)
開館時間:10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで開館 ※入館は閉館30分前まで
入館料:一般1,300円、高校・大学生1,100円、中学生以下無料
     ※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)

昨日9月18日は敬老の日で休日でしたが、意外と空いていてゆっくり観賞することが出来ました。
重要文化財の赤レンガ造りの壁面に展示された作品は、落ち着いた雰囲気と重厚感を感じることが出来ます。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

没後500年記念「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」2017年08月22日 21時39分12秒

横浜駅東口のそごう美術館で「没後500年記念『レオナルド・ダ・ヴィンチ展』」が開催されています。
没後500年記念「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」
レオナルドは、膨大な量の手稿(観察や実験の記録、思いついたアイデアなどをメモした自作ノート)を遺しました。数十年にわたって綴られた手稿には、機械工学、航空力学、天文学、幾何学、建築、解剖学、自然科学など広範囲にわたる研究がデッサンとともに鏡文字で記されています。

本展では、レオナルドの手稿の最新研究成果に基づく模型を制作したフィレンツェの工房「Artisans of Florence(アーティザンズ・オブ・フローレンス)」の協力により、有名な発明品の数々、「バネ仕掛けの自動車」、「グライダー」、「空気スクリュー」、「ロボット・ドラマー」など、大型模型60余点が展示されています。
主な展示は、フィレンツェの「Artisans of Florence」制作の大型模型と、その基となった手稿で構成されています。

展示は前期と後期に分かれています。
前期:子どものためのレオナルド・ダ・ヴィンチ 8月2日(水)~9月10日(日) 
後期:おとなのためのレオナルド・ダ・ヴィンチ 9月12日(火)~10月15日(日)
前期は夏休みということもあり、ジュニアルームの開設などお子様が楽しめる内容に、後期は模型の元となった手稿の謎を解き明かします。

①自然からの応用 水力学
②飛行についての研究
③動く ロボット工学
④音を出す 楽器
⑤物理学の原理 一般機械
⑥応用技術 軍事用機械
の6つのテーマに大きく分けられ、前期、後期で一部展示替えが行われます。

①自然からの応用 水力学 から
外輪船(Paddle Boat)1984~1986年頃
外輪船(Paddle Boat)
レオナルドの課題の一つは、船の規則的な航行とスピードを高めることでした。
船体は魚の形をモデルにし、大きな外輪を装備することで櫂の往復運動の能率を大いに高めました。
外輪船(Paddle Boat)

②飛行についての研究 から
グライダー(Glider)1493~1495年頃
グライダー(Glider)
パイロットが体重を移動させることで機体の方向を変えるという点で、現在のパラグライダーと同じです。
グライダー(Glider)

空気スクリュー“ヘリコプター”(Aerial Screw)1489年頃
空気スクリュー“ヘリコプター”(Aerial Screw)
現在のヘリコプターの先駆けになるものと考えられています。
空気スクリュー“ヘリコプター”(Aerial Screw)

羽ばたき飛行機“オーニソプター”(Ornithopter)1485~1487年頃
羽ばたき飛行機“オーニソプター”(Ornithopter)
パイロットは腹ばいになって両足をあぶみに掛け、片方は翼を持ち上げ、もう片方は翼を下げます。
羽ばたき飛行機“オーニソプター”(Ornithopter)

③動く ロボット工学 から
ロボット騎士(Robot Internal Mechanisms)
ロボット騎士(Robot Internal Mechanisms)
レオナルドは解剖研究から、人体の機構は完璧な梃子(テコ)の原理によってできていると確信し、その人体を動かす原理に基づいたロボットを考案しました。
ロボット騎士(Robot Internal Mechanisms)

バネ仕掛けの自動車(Spring Powered Car)1478~1480年頃
バネ仕掛けの自動車(Spring Powered Car)
動力源となる板バネを引き絞って力を貯めます。蓄えた力は、簡単なギア装置によって駆動車輪に伝達されます。
バネ仕掛けの自動車(Spring Powered Car)

④音を出す 楽器 から
ロボット・ドラマー(Robot Drumer)
ロボット・ドラマー(Robot Drumer)
回転するシリンダーに刻まれた溝のパターンの変化によってリズムが変わり、ロボットの腕はロープと滑車による独創的な仕組みで動いて、バチを叩きます。
ロボット・ドラマー(Robot Drumer)

ロボット・ドラマー(Robot Drumer)

⑤物理学の原理 一般機械 から
平面のボールベアリング装置(Flat Ball Bearings)1497年頃
平面のボールベアリング装置(Flat Ball Bearings)
この装置には8個の自由に動くボールが内蔵されており、それらの間を糸巻き車が挟んで、ボールを一定方向に動かします。
平面のボールベアリング装置(Flat Ball Bearings)
ボールベアリング装置は、動く部品の摩擦を減らすために近代の機械類でもよく利用されています。
平面のボールベアリング装置(Flat Ball Bearings)

チェーン駆動装置(Chains)1497年頃
チェーン駆動装置(Chains)
レオナルドは、いろいろな種類のチェーンを考案しました。
チェーン駆動装置(Chains)
機械のある部分と他の部分とを連動させるためのチェーン駆動装置は、「ミステリアスな自転車」に応用されています。
チェーン駆動装置(Chains)
ミステリアスな自転車(Bicycle)
自転車(Bicycle)

中央にウィンチの付いたクレーン(Crane with Central Winch)
中央にウィンチの付いたクレーン(Crane with Central Winch)
この装置は、レオナルドがフィレンツェの工房に弟子入りしていた頃に見たクレーンに基づいて構想されました。
中央にウィンチの付いたクレーン(Crane with Central Winch)

バネの研究(Spring)1497年頃
バネ(Spring)
バネと歯車とねじ型構造は、レオナルドの機械製作とその働きのために欠かせない要素で、バネの研究を数多く行っています。
バネ(Spring)

自動回転肉焼き機(Automatic Roasting-Jack)
自動回転肉焼き機(Automatic Roasting-Jack)
下で火をたいた上昇気流が上のプロペラを回すと、その軸が回転して軸の末端に付いた歯車が焼き串を回転させます。焼き串の回転速度は、火の勢いの強さに応じて早くなったり遅くなったりします。
自動回転肉焼き機(Automatic Roasting-Jack)

⑥応用技術 軍事用機械は後期からの展示になります。

「モナ・リザ」や「最後の晩餐」など、レオナルド・ダ・ヴィンチは画家としても名声を馳せています。
会場には、レオナルドの描いた絵画の複製も展示されています。

ウィトルウィウス的人体図 1487年頃
ウィトルウィウス的人体図

自画像 1512~1515年頃(60歳頃)
自画像
レオナルド・ダ・ヴィンチ(ユリウス暦 1452年4月15日 - 1519年5月2日)は、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など様々な分野に顕著な業績と手稿を残し、絵画でも異彩な才能を発揮して、「万能人 (uomo universale)」 といわれています。
2019年に没後500年を迎えますが、現代でも活用されている理論や工法を500年以上前に研究しているなんて、すごいですね。
本展では実際に触れて動かしてその構造を体感できる展示物も数多く有りますので、是非触ってみて下さい。


開催場所:横浜市 そごう美術館
開催期間:2017年8月2日(水)~10月15日(日)※休館日:9月11日(月)
       <前期>8月2日(水)~9月10日(日)
       <後期>9月12日(火)~10月15日(日)
開館時間:10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
入場料金:一般 1500円、大学・高校生 800円、中学生以下 無料
      ※9月18日(月・祝)は敬老の日につき65歳以上無料


長い内容になってしまいました。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ディズニーオンアイス2017横浜公演2017年08月18日 10時15分54秒


ディズニーオンアイス2017
毎年楽しいアイスショーを見せてくれる「ディズニーオンアイス2017“Everyone’s Story”」横浜公演が横浜アリーナで開催されています。

2017年公演のテーマは“Everyone’s Story”。ドナルド・ダックとグーフィーが映画を創るという設定の下、“みんなの思い、みんなの物語”「あなたが一番好きなディズニーの物語は何ですか?」 をテーマに、数多くのディズニー・ストーリーが展開されます。

今回は『ズートピア』からジュディとニックが、プレショーに特別ゲストとして初登場です。
『ズートピア』のジュディとニック

ミニーマウス

『ファインディング・ドリー』も今回初登場です。

ファインディング・ドリー

『美女と野獣』
美女と野獣

美女と野獣

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

アナと雪の女王

魔人ジーニーとの友情で願いを叶えた『アラジン』。
アラジン

おもちゃの世界の友情の絆 『トイ・ストーリー』。
トイ・ストーリー



フィナーレでは、すべてのキャストが氷上の舞いを披露します。
ディズニーオンアイス2017フィナーレ

ディズニーオンアイス2017フィナーレ

ディズニーオンアイス2017フィナーレ

「ディズニーオンアイス2017“Everyone’s Story”」横浜公演は、8月17日(木)~21日(月)まで。
今後、福岡、静岡、福井、埼玉、広島へと巡回します。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

ボストン美術館の至宝展2017年08月15日 09時39分02秒

上野の東京都美術館で開催されている「ボストン美術館の至宝展 」に行ってきました。
ボストン美術館の至宝展
ファン・ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画が2点同時に展示されていることなどで、人気を呼んでいる展覧会です。

アメリカのボストン美術館が所蔵する約50万点のコレクションから選りすぐった、珠玉の80点が展示されています。
今回の展覧会では、古代エジプト美術、中国美術、日本美術、フランス絵画、アメリカ絵画、版画・写真、現代美術と7つの章に分類し、東西の国の名品の数々が分かりやすく展示されています。

第1章:古代エジプト美術 では、三大ピラミッドが建つギザで発掘された王の頭部や、墓からのレリーフ、ヌビアの王の立像、ジュエリーなど、ボストン美術館とハーバード大学による共同発掘調査の成果を中心に紹介しています。

第2章:中国美術 では、ボストン美術館が誇る北宋・南宋絵画の名品を厳選して紹介しています。

第3章:日本美術 では、 里帰りした英一蝶(はなぶさいっちょう=1652~1724)の巨大涅槃図を目玉として、曾我蕭白、喜多川歌麿、野々村仁清など、江戸美術の優品を紹介しています。

第4章:フランス絵画 では、バルビゾン派、印象派、ポスト印象派など、世界的に名高い19世紀フランス絵画のコレクションを紹介しています。
クロード・モネ、ポール・セザンヌ、ジャン=フランソワ・ミレー、エドガー・ドガ、フィンセント・ファン・ゴッホらの作品が並びます。

第5章:アメリカ絵画 では、ボストン美術館の天井画も手掛けたサージェントの作品や、アメリカ印象派の絵画など、18世紀から20世紀半ばまでの作品によって、アメリカ絵画コレクションの一端を紹介しています。

第6章:版画・写真 では、19世紀半ばから20世紀のアメリカを描いた収集作品から、エドワード・ホッパーのエッチングやアンセル・アダムスの写真などを展示しています。

第7章:現代美術 では、成長著しい現代美術コレクションからアンディ・ウォーホル、村上隆をはじめ、ホックニーの色鮮やかな風景画、テイラー=ジョンソンの映像作品などを展示しています。

このように、幅広い内容を総合的に展示していますので、様々な人たちが興味を持って観覧できる内容になっています。
展示作品は80点。数的に少ないこともありますが、「えっ、もう出口?」と感じてしまう、内容の濃い展覧会です。


開催会場:東京都美術館 企画展示室
開催期間:2017年7月20日(木) ― 10月9日(月・祝)
休室日:月曜日、9月19日(火) 
      ※8月14日(月)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室
開室時間:9:30~17:30 ※入室は閉室の30分前まで
      ※金曜は20:00まで、7月21日、28日、8月4日、11日、18日、25日は21:00まで

本展は今後、神戸市立博物館(2017年10月28日〜2018年2月4日)、名古屋ボストン美術館(2018年2月18日〜7月1日)へと巡回します。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

六本木の国立新美術館でジャコメッティ展2017年08月02日 13時30分31秒

六本木7丁目にある国立新美術館で開催されている「ジャコメッティ展」に行ってきました。
ジャコメッティと聞いて「名前は聞いたことがあるけど・・・??」という人は多いと思います。
でも、「細長い人物の彫刻の人」と言うと、「あっ、あの人!ジャコメッティっていうんだ。」となります。

アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti 1901年10月10日 - 1966年1月11日)は、スイスで生まれフランスで活躍した彫刻家です。
実存主義を提唱したサルトルや矢内原伊作ら哲学者たちとも親交があったジャコメッティは、「見ること」と「在ること」の矛盾に深く苦悩した彫刻家です。見ることと造ることのあいだの葛藤の先に、虚飾を取り去った人間の本質に迫ろうとしたのです。
マッチ棒のような極小サイズの彫刻や、細長く伸びた人物像は「見えるがままに表現する」というジャコメッティ独自のスタイルが生み出したものです。
ジャコメッティ展
今回の展覧会は、パリとチューリヒのジャコメッティ財団と並び世界3大ジャコメッティ・コレクションのひとつとして名高いマーグ財団美術館の全面的な協力を得て実現したものです。
また、ジャコメッティの貴重な作品を所蔵する国内コレクションの協力もあり、初期から晩年まで、彫刻、油彩、素描、版画など、選りすぐりの作品132点が展示されています。


1958年、チェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)からの依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された3点の大作、《歩く男Ⅰ》《女性立像Ⅱ》《大きな頭部》も展示されています。
自身のプランに満足しなかったジャコメッティは、このプロジェクトへの協力を断念し実現しませんでしたが、1960年に《大きな頭部》1バージョンと、《歩く男》2バージョン、《大きな女性立像》4バージョンをブロンズで鋳造しています。
今回展示されている3点はマーグ美術館が開館する際、中庭に展示するために特別に鋳造された物だということです。

《大きな頭部 (Large Head) 》
1960年|ブロンズ|95×30×30㎝
マルグリット&エメ・マーグ美術館
ジャコメッティ展 大きな頭部(Large Head)

ジャコメッティ展 大きな頭部(Large Head)

ジャコメッティ展 大きな頭部(Large Head)
後方の展示物は《大きな女性立像 II》です。

《大きな女性立像 II (Large Standing Woman II) 》
1960年|ブロンズ|276×31×58㎝
マルグリット&エメ・マーグ美術館
ジャコメッティ展 大きな女性立像 II (Large Standing Woman II)
高さが2.76メートルという大きな女性立像です。横から見るとこんなに薄っぺらです。
ジャコメッティ展 大きな女性立像 II (Large Standing Woman II)

《歩く男 I (Warking Man I) 》
1960年|ブロンズ|183×26×95.5㎝
マルグリット&エメ・マーグ美術館
ジャコメッティ展 歩く男 I

ジャコメッティ展 歩く男 I

展覧会は6月14日から開催されていますが、7月21日から、図録を含むグッズ3,000円以上(税込)買うと、B3サイズのポスター(非売品)をプレゼントするフェアを開催しています。無くなり次第終了です。
写真上は図録を開いて伏せたところ、下はB3ポスターです。図録は税込2,800円と少し高めですが、267ページあり、かなりしっかりした装丁になっています。

ジャコメッティをもじったジャコリントウというのを売っていました。黒胡麻・味噌味とエスプレッソ味があります。
かりんとうですが、ネーミングにちょっと無理があります。

こちらはピッタリのネーミング、「ジャコメッティー」です。
静岡県・新間のお茶を使った和紅茶で、3gのティーバッグが10個入っていました。
ティーバッグは、形がバッグ(鞄)に似ているのでその名が付いたといわれます。
よく、ティーバッグをティーパックやティーバックという人がいますが、ティーパックは主にお茶類の入った外装の事を指します。パッケージのパックですね。
ティーバックに関しては全く違うもので、下着の一種です。外見からTの字に見えることから名付けられた和製英語です。一般的には「Tバック」と書きます。


ジャコメッティ展」開催概要
開催場所:国立新美術館 企画展示室1E  (東京都港区六本木7-22-2)
開催期間:2017年6月14日(水)~9月4日(月)   毎週火曜日休館
開館時間:10:00-18:00
       ※毎週金曜日、土曜日は20:00まで
       ※入場は閉館の30分前まで
観覧料金:1,600円(一般)、1,200円(大学生)、800円(高校生)

       ※中学生以下および障害者手帳を持参の方(付添いの方1名含む)は入場無料。

       ※8月2日(水)~7日(月)は高校生無料観覧日。(学生証の掲示が必要)

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

和のあかり×百段階段展20172017年07月20日 21時03分00秒

ホテル雅叙園東京(旧目黒雅叙園)で「和のあかり×百段階段展2017 ~日本の色彩 日本の意匠~」が開催されています。
東京都指定有形文化財に認定されている「百段階段」の、絢爛豪華な7つの部屋すべてを舞台に、「祭り」「アート」「職人」「アクアリウム」のジャンルを中心に、30を超える出展者が一堂に会しました。
「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~


「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

「和のあかり×百段階段展2017」~日本の色彩 日本の意匠~

開催場所:ホテル雅叙園東京 百段階段
開催期間:2017年7月1日(土)~ 8月27日(日) 会期中無休
開催時間:【月曜日~木曜日】10:00~18:00(最終入館17:30)
       【金・土・日・祝】10:00~20:00(最終入館19:30)
入場料金:一般1,500円 学生800円 小学生以下無料
       
ホテル雅叙園東京ファミリークラブ会員は百段階段企画展での入場が無料になります。
更に、各企画展ごとに招待券が2枚送られてくる上、館内レストランなどが割引になり、とってもお得です。


最後までご覧いただき、ありがとうございます。

箱根ガラスの森美術館2017年07月06日 13時50分26秒

6月29日(木)にテレビ朝日の「グッドモーニング」(平日朝4:55~8:00)で箱根ガラスの森美術館を紹介していたので、行ってみました。

チケット売り場の手前から、クリスタルロードという小径でクリスタルの木々が迎えてくれます。
箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館には約70品種、約4500株のアジサイが植えられています。
これらのアジサイは例年6月中旬から7月下旬まで楽しめるということです。
庭園などでは、クリスタルのアジサイが太陽の光を浴びて輝きを放っています。
箱根ガラスの森美術館
オルテンシア(Ortensia=イタリア語でアジサイ)と名付けられたクリスタルオブジェは、赤や青、ピンク、グリーンなど6色のクリスタルガラスを約14,000粒使用しています。
クリスタルガラスの直径は約1.4㎝あり、葉は本物のアジサイの葉です。
箱根ガラスの森美術館
これらのクリスタルの花は本物のアジサイの花に交じって、見事な調和を見せています。
クリスタルあじさい
ピンクのアジサイがあまりにも綺麗で汚れや虫食いなどが全く見られないので、造花じゃないかと思い触って確かめてみました。本物です。
あじさいジューンブライド
ジューンブライドという名のアジサイです。

箱根ガラスの森美術館は自然を生かした庭園になっています。
箱根ガラスの森美術館
クリスタルガラスに囲まれた光の回廊「コッリドイヨ」を渡ると、ヴェネチアン・グラス美術館と現代ガラス美術館があります。
箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館

この美術館は中世ヨーロッパ貴族が熱狂したヴェネチアン・グラスの名品約100点を展示する美術館です。
「ヴェネチアン・グラス美術館」の貴族の館をイメージした建物には、豪華なシャンデリアが飾られ、ヴェネチア・ドゥカーレ宮殿の天井画などが再現されています。
箱根ガラスの森美術館

館内では、11月26日(日)まで「ヴェネチアングラス 二千年の旅展」が開催されています。

「耳付二連瓶」 3~4世紀 出土地:パレスチナ地方 宙吹き 熔着装飾
箱根ガラスの森美術館
吹きガラス手法による作品。発掘されるまでに土中の成分と化学変化をおこし、表面に「銀化現象」と呼ばれる虹色や玉虫色の輝きを見せています。「二千年の旅」を物語る貴重な逸品です。


「現代ガラス美術館」では、19世紀後半に再び復活し、新しい生命を吹き込まれた斬新な現代ヴェネチアン・グラスを紹介しています。

リヴィオ・セグーゾ(Livio Seguso)作 「ソスペンシオーネ」 1980年
箱根ガラスの森美術館

3枚のガラスがバランスよく1本のワイヤー(画面左上)で吊され、空中に浮かんでいるかような作品。気泡を含んだ3つのガラスに前後から羽のようなガラスを掛けることで、周りの曲線が重なり合い、空間の広がりを見せています。

デイル・チフーリ(Dale Chihuly)展も開催されています。

箱根ガラスの森美術館
デイル・チフーリ(1941年~)は、1992年にアメリカ合衆国人間国宝に認定されています。

箱根ガラスの森美術館は緑に囲まれた庭園美術館で、早川の流れを聞きながら散策することが出来ます。
箱根ガラスの森美術館
美術館の庭園から階段を下に降りていくと、Fontana(フォンターナ=イタリア語で噴水)という作品が見えてきます。
箱根ガラスの森美術館
高さ7.5m、全高88.5m、全幅3mの噴水は、湧きあがる噴水を約45,000粒のクリスタルガラスでイメージしています。
箱根ガラスの森美術館

そのすぐ横には「誓いの鐘」という鐘があり、足元に書かれた標高は634mになっていました。
箱根ガラスの森美術館
東京スカイツリーと一緒じゃん。

箱根ガラスの森美術館

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

「岡本太郎×建築 衝突と協同のダイナミズム」展2017年06月21日 12時45分38秒

川崎市にある岡本太郎美術館に行ってきました。
岡本太郎は、1911年(明治44年)に、漫画家の岡本一平と、歌人で小説家の岡本かの子との間の長男として、かの子の実家のある神奈川県橘樹郡高津村(現在の川崎市高津区二子)に生まれました。1996年(平成8年)没。
1999年(平成11年)10月30日に開館した岡本太郎美術館には、1991年から1993年にかけて岡本太郎から川崎市に寄贈された作品1779点が所蔵・展示されています。

尚、地下鉄表参道駅から近い東京都港区南青山には、岡本太郎のアトリエ兼住居があった地に「岡本太郎記念館」というのがあります。よく間違えられるので、要注意です。

川崎市岡本太郎美術館入口。右奥に見えるのは高さ40mのシンボルタワー「母の塔」です。

今、岡本太郎美術館では常設展「赤の衝動」と、企画展「岡本太郎×建築 衝突と協同のダイナミズム」展が7月2日(日)まで開催されています。
私、元気がなくなると岡本太郎をよく見に行きます。原色のエネルギーが私にパワーを与えてくれます。

「岡本太郎×建築 衝突と協同のダイナミズム」展では、丹下健三をはじめ、坂倉準三、アントニン・レーモンド、磯崎新といった建築家たちとの関わりや協同のなかで、岡本太郎と建築家たちの交流に焦点をあて、建築と美術の協同の一つのかたちについて紹介しています。
岡本にとって丹下健三とのコラボレーションは、1957年の旧東京都庁舎での壁画連作、1964年の東京オリンピック、そして1970年の日本万国博覧会での「大屋根」と「太陽の塔」という、高度経済成長期のまさに国家的プロジェクトというべき大舞台を共同で行ってきました。
建築物と共に創られた壁画などの芸術作品は、建物の解体と共に消失してしまうことが多いのですが、岡本太郎は日本万国博覧会のお祭り広場に建てられた丹下健三設計の「大屋根」をぶち抜くかたちで「太陽の塔」を建ててみせ、万博終了後ほとんどのパビリオンが解体された今も静かに建ち続けています。
会場にはその「大屋根」と「太陽の塔」の模型も展示されています。

岡本太郎美術館 利用案内
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 月曜日(月曜が祝日の場合は除く)
      祝日の翌日(祝日の翌日が土日にあたる場合を除く)
      年末年始、他に臨時休館日あり
観覧料:7月2日までは常設展・企画展共通料金
      一般1000円、高校・大学生・65歳以上800円。中学生以下無料。
      ※企画展が開催されていない時(常設展のみ開催時)は、一般500円、高校・大学生・65歳以上300円。中学生以下無料。
その他各種割引がありますので、公式サイトでご確認ください。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。