朝霧高原 牛の放牧 ― 2024年07月09日 08時33分46秒
朝霧高原 ― 2024年07月08日 06時09分29秒
白糸の滝 ― 2024年07月07日 15時01分24秒
富士山の麓、静岡県富士宮市を流れ、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産として世界文化遺産に登録されている「白糸の滝」です。
隣接する「音止めの滝」と共に「日本の滝百選」にも選ばれています。また、国の名勝及び天然記念物にも指定されています。
水量が多く勢いがありますが、女性的な美しさで、滝壺近くに立つと三方が水のアーチとなって幻想的な世界を見せてくれます。
この滝は、下部の水を通さない地層である古富士泥流堆積物の上に、水を通す地層である新富士火山層が位置し、富士山の雪解け水が溶岩流各層の隙間から湧き出しているものです。
高さ20m、幅150m(一説では200m)の湾曲した絶壁から、大小数百の滝が流れ落ちています。
その様子が白い絹糸を垂らしたようであることから、「白糸の滝」と呼ばれています。
なお、国の名勝、天然記念物としての指定名称及び、世界文化遺産・構成資産一覧では「白糸ノ滝」(“の”がカタカナ)と表記されています。文化財上の「白糸ノ滝」は滝壺だけでなく周辺地も含まれており、「音止めの滝」も含まれます。
年間を通じて水温は12℃で、流れ落ちる水量は毎秒1.5トンといわれています。
戦国時代末から江戸時代初期、富士講の開祖とされる長谷川角行(はせがわ かくぎょう)が修行を行った地とされ、富士講を中心とした人々の巡礼・修行の場となったことでも知られています。
1193年(建久4年)、富士の巻狩りを催した源頼朝は滝の美しさに魅了され、
「この上に いかなる姫や おはすらん おだまき流す 白糸の滝」 と詠んでいます。
「おだまき」とは、つむいだ麻糸を、中心を空洞にして巻いた糸玉のことです。
“糸玉から流れ落ちる糸のように滝の水が流れている、滝の上ではいかなる姫君が糸を紡いでいるのだろうか”と、滝の女性的な美しさを和歌に表現しています。
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音止めの滝 ― 2024年07月07日 14時40分16秒
音止めの滝は、静岡県富士宮市の白糸の滝のすぐ近くにあり、白糸の滝と共に「日本の滝百選」に指定されています。
また、 「富士山 - 信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として世界文化遺産にも登録されました。
富士宮市北部の湧水群を源とする芝川の本流にあり、轟音と共に大量の水が25メートルの高さを流れ落ちます。
建久のころ(1190年代)、曽我兄弟が源頼朝が行う大規模な巻狩り(富士の巻狩り)の場で、父の仇である工藤祐経を討つ相談をしていたところ、滝の音で声が聞こえません。そこで、神に念じたところ一瞬滝の音が止んだ、という伝説から「音止めの滝」の名がついたといわれています。曾我兄弟は見事に本懐を遂げました。
流れ落ちた水がしぶきを上げながら、勢いよく流れていきます。
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河口湖・大石公園の花 ― 2024年07月03日 15時36分53秒
河口湖の大石公園で富士山を背景に、ガウラ(Gaura)の白い花が咲いていました。
それ以外にも多くの花が咲いています。
上から順に
ピンク アナベル(Pink Annabelle)
アナベル(Annabelle) 別名;アメリカアジサイ
クニフォフィア アルケイザー(Kniphofia Alcazar) 別名:シャグマユリ、トリトマ
コスモス(Cosmos 秋桜)
ハグマノキ(白熊の木) 別名:スモークツリー、カスミノキ、ケムリノキ
バラ(薔薇)
ヒペリクム ヒドコート (Hypericum Hidcote) 別名:タイリンキンシバイ
セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草) 英名:ヤロウ (Yarrow)
です。河口湖・大石公園のラベンダー畑 ― 2024年07月02日 13時19分59秒
河口湖・大石公園のラベンダーが見頃を迎えました。
大石公園と八木崎公園では、6月22日から7月16日迄「河口湖ハーブフェスティバル」が開催されています。
大石公園は河口湖北岸に位置し、紫色が鮮やかなラベンダー畑の向こうに富士山を望めます。
ラベンダーの甘い香りに誘われて、たくさんのミツバチが飛び回っています。
クマバチも負けじとばかりに、花から花へ飛び回ります。
クマバチは体も羽音も大きいので怖がられますが、こちらが危害を加えようとしない限り刺されることはありませんし、そもそもオスは針を持っていません。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
今日の富士山 ― 2024年04月19日 15時01分23秒
道 ― 2024年04月03日 12時02分36秒
富士山の5.1湖めぐり ― 2024年04月02日 18時24分05秒
富士山の5.1湖めぐりをしてみました。
オーディオの5.1chのようですが、富士五湖の5つの湖に人造湖の田貫湖を加えて5.1湖です。
東側の山中湖から、富士山の北側を西の方へ向かいます。
富士山全景の写真と、山頂部分のアップを載せました。山頂付近の山肌の形が撮る場所によって大きく違ってくるのが分かります。
山中湖から見た富士山です。夜明け直後なので、うっすらと紅色に染まっています。
太陽が昇ってくると、赤味はすう~っと消えていきます。
河口湖大橋北側付近から見た富士山です。右に小さく河口湖大橋が見えます。
富士山の形としては、私はこの場所から見たものが一番好きです。
河口湖・大石公園から見た富士山です。
同じ河口湖なので、上とはほんの少ししか違いがありません。
西湖から見た富士山です。
山頂付近は前日に雪が降ったのですが、積雪量が少なくなってきています。(富士五湖周辺は雨でした)
精進湖から見た富士山です。
他手合浜(たてごうはま)から見える富士は、大きな富士山の手前に小さな大室山(おおむろやま=標高1468m)が重なって見えることから「子抱き富士」と呼ばれて、人気のフォトスポットになっています。
大室山の手前には青木ヶ原樹海が広がります。
本栖湖から見た富士山です。左に大室山が見えます。
旧5千円札や現千円札に印刷されている富士山は、この場所から少し(後ろの山を)登った所から見た景色です。
田貫湖に行く途中、朝霧高原から見た富士山です。
右の方に大沢崩れが見えます。この辺りは富士山の西側で、静岡県になります。
田貫湖から見た富士山です。雲が出てきました。富士山の周りに湧き出る雲はそれぞれ個性のある形をしているので、いつまでも飽きないで見ていられます。
元々沼地であった狸沼(田貫沼)を人工的に拡張した人造湖です。4月20日と8月20日頃には富士山頂から太陽が昇るダイヤモンド富士が見られるので、多くの人が集まります。
これらの写真は全て同じ日(3月27日)に撮影したものです。積雪量も東側と西側ではだいぶ違いますね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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