ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋) ― 2024年10月14日 14時41分41秒
国営昭和記念公園にいた、ツマグロヒョウモンです。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)は、チョウ目(鱗翅目)、アゲハチョウ上科、タテハチョウ科、ドクチョウ亜科、ヒョウモンチョウ族、ツマグロヒョウモン属に分類されるチョウの一種で、鮮やかなオレンジ色がとても目立ちます。
雄(オス)と雌(メス)では翅の模様が違い、メスは前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持つのが特徴です。翅の裏側は薄い黄褐色の地にやや濃い黄褐色の斑点があり、表の白帯に対応した部分は同じような白帯となっています。
熱帯、温帯地域に広く生息していますが、日本では1980年代までは近畿地方以西でしか見られなかったということです。その後生息域は北上し、今では東北地方まで勢力を広げています。地球温暖化の影響でしょうか。
東京の公園などで普通に見かけるチョウです。
雄(オス)はメスのような白帯は無く、表側はヒョウモンチョウに典型的な豹柄になっています。後翅の外縁が黒く縁取られるので他のヒョウモンチョウの仲間と区別できます。
褄が黒くて翅に豹柄の紋があるので、褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン)。 分かりやすい名前の付け方です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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