ヤマボウシ(山法師)が咲いていました ― 2024年05月20日 11時42分11秒
東急 田園都市線・大井町線の「溝の口駅」駅前のバスロータリーで、ヤマボウシの白い花が咲いていました。
ヤマボウシ(山法師 / 四応花)はミズキ目、ミズキ科、ミズキ属、ヤマボウシ亜属の落葉高木で、山林に自生する他、街路樹や庭木などとしても植えられています。
標高にもよりますが、5月~7月にかけて真っ白で清楚な花が、葉の間から並ぶように咲きます。
葉が出そろってから花が咲くので、全面緑の中で白い花が映えます。
実は、花のように見えるのは本来の花弁ではなく、総苞片(花のつけ根の葉)です。
山法師の名は、中心に多数の花が集まる頭状の花序を法師の坊主頭に、花びらに見える白い総苞片を白い頭巾に見立てたもので、「山に咲く法師」(山法師)を意味するといわれています。(Wikipediaより)
ヤマボウシとは関係のない余談ですが、
このバスロータリーにはJR「武蔵溝ノ口」駅もあり、東急とJRの乗換駅になっています。
JRの駅は「武蔵溝ノ口」、東急の駅は「溝の口」と書かれ、JRがカタカナの「ノ」、東急がひらがなの「の」と、表記が違っています。更に住居表示(町名)では「溝口」と書いて「みぞのくち」と読みます。
市バスは「溝口」、東急バスは「溝の口」を使います。
更にさらに、行政区画(村名・町名)は1937年度に「溝ノ口」から「溝口」になり、東急の駅名も1966年に「溝ノ口」から「溝の口」に改称したという経緯もあります。過去には皆「溝ノ口」でした。
同じ「みぞのくち」でも使い分けが必要になるという、ちょっと面白い町です。
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警視庁 航空隊の「おおぞら1号」 ― 2024年05月20日 18時42分14秒
警視庁 航空隊の大型ヘリコプター「おおぞら1号」がやってきました。
警視庁所有のヘリコプターは、大型が「おおぞら」、中型が「おおとり」、小型のものは「はるかぜ」と「はやぶさ」の愛称が付けられています。同じクラスで複数機の場合は、おおぞら1号、おおぞら2号・・・などと番号が振られます。
本機は「おおぞら1号」としては3代目になり、2021年1月に登録されました。機体番号は JA03MP です。
機体はフランス・アエロスパシアル(Aérospatiale)社製の AS 332 (エアバス・ヘリコプターズ H215)です。
アエロスパシアル社のヘリコプター製造部門は1992年にドイツ・ダイムラーベンツ・アエロスペース社と合併し、ユーロコプター(現エアバス・ヘリコプターズ)社となりました。ユーロコプター社がエアバス・ヘリコプターズ社に改編されてからは、H215 と改称され、同社によって引き続き製造されています。
愛称はシュペルピューマ(Super Puma)で、日本では英語読みでスーパーピューマといいます。
この機体は民間用と軍用の双方の市場を目標にした大型ヘリコプターで、ヨーロッパを中心に世界各国で運用されています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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