写真家ドアノー/音楽/パリ ― 2021年02月13日 10時03分15秒
写真家ドアノー/音楽/パリ
「写真家ドアノー/音楽/パリ」展が渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアム で開催されています。
20世紀のパリを舞台に、数多くの傑作を生み出した写真家、ロベール・ドアノー。
『ヴォーグ』誌や『ライフ』誌でファッション写真などの作品を発表して注目を集めたドアノーは、とりわけパリの日常を捉えた写真で名を馳せました。
本展は、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど様々な音楽シーンを題材に1930年代から1990年代にかけて撮影された、ドアノー独自の音楽的感覚に富んだ作品約200点で構成されています。
2018年末から2019年春にかけて、フランス・パリ19区にある“フィルハーモニー・ド・パリ”内の音楽博物館で開催され大好評を博した展覧会を基に、日本向けに再構成した巡回展です。
2月5日~3月31日はBunkamura ザ・ミュージアム、10月23日~12月22日には美術館「えき」KYOTOにて開催される予定です。
第1章 : 街角 LA RUE
第2章 : 歌手 CHANTEURS
第3章 : ビストロ、キャバレー BISTROTS, CABARETS
第4章 : ジャズとロマ音楽 JAZZ&GITANS
第5章 : スタジオ STUDIOS
第6章 : オペラ OPÉRA
第7章 : モーリス・バケ Maurice BAQUET
第8章 : 80 - 90年代 LES ANNÉES 80 - 90
の8章で構成され、エディット・ピアフ、ジャック・プレヴェール、イブ・モンタン、ジュリエット・グレコ、シャルル・アズナヴール、バルバラ、マリア・カラス、ジャンゴ・ラインハルト、アーサ・キット、レ・リタ・ミツコほか多数のその時代を彩ったアーティストたちが登場しています。
上のリーフレットの写真は、「《サン=ジェルマン=デ=プレのジュリエット・グレコ》 1947年 」です。ドアノーがサン=ジェルマン=デ=プレ教会を背景に犬の写真を撮影している時に、偶然通りっかったデビュー前のジュリエット・グレコ(Juliette Gréco、1927年2月7日 - 2020年9月23日)を撮ったということです。
下の写真左側のチケットに印刷されているのは「《 流しのピエレット・ドリオン 》パリ 1953年」です。
図録は「写真集」として小学館から発刊されています。(税込2,400円)
会場で写真集を購入すると、《 カーブのビバップ 》をデザインしたオリジナルポストカード(非売品/上の写真中央)が貰えます(なくなり次第終了)。
「写真家ドアノー/音楽/パリ」開催概要
開催会場:Bunkamuraザ・ミュージアム
開催期間:2021年2月5日(金)〜3月31日(水)
※会期中無休
開館時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
※金・土曜日は20:00まで(入館は19:30まで)
※3月12日(金)以降の時間延長は決定し次第展覧会公式HPにて案内。
観覧料金:一般 1500円 / 大高 700円 / 中小 400円
※障がい者手帳の提示で、本人と付き添い1名は半額。当日窓口で購入。
※下記日程以外のチケットは当日窓口購入で可ですが、オンライン購入はこちら。
※3/20(土・祝)・21(日)・27(土)・28(日)の4日間に限り【オンラインによる入場日時予約】が必要となります。
開催期間・時間については変更の可能性があります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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