中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ ― 2024年07月29日 18時37分37秒
駒ヶ岳ロープウェイは、しらび平駅(上伊那郡宮田村)と千畳敷駅(駒ヶ根市)間の2333.5メートルを約7分30秒で結ぶロープウェイです。
高低差は950メートル(日本一)で、千畳敷駅の標高は2,612メートルと、索道(ロープウェイ・ゴンドラリフト・スキーリフトなど)を含めた鉄道の駅では日本一標高の高い位置にあります。
木曽山脈(中央アルプス)・宝剣岳の近くの千畳敷カールへ向かい、木曽駒ヶ岳へのアクセスも担っています。
千畳敷駅に向かう途中、多くの場所で水の流れを見かけました。滝となって流れ落ちていきます。
ゴンドラは2台で運転され、途中ですれ違う形になります。速度は秒速7メートルということで、かなり早く感じます。ゴンドラ同士のすれ違いもあっという間でした。
このゴンドラは長さ6メートル、幅2メートルもある大型で、最大61名が乗ることができます。
私が乗ったゴンドラは定員いっぱいに乗せられ、満員バスの様に「譲り合って奥の方までお進みください」と声掛けされるほど、ぎゅうぎゅう詰めでした。
千畳敷カールの遊歩道で高山植物のガイドを聞きながら散策し、帰りのゴンドラは午後4時10分頃の乗車で、割と空いていました。スピードが速いので、下りはちょっと怖い感じです。
眼下に駒ケ根市の街並みや、遠くにうっすらと南アルプスの山々を望むことができます。
南アルプスの上に、大きな雲が湧きあがっていました。
眼下にも白い雲が、太陽の光を受けながら流れていきます。
雲の多い天候でしたが、自然の雄大さを実感することができました。
そういえば、千畳敷カールで熊を見かけました。ツキノワグマです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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