昭和記念公園のカワセミ(翡翠) ― 2025年02月26日 08時42分41秒
国営昭和記念公園の「こもれびの池」に「翡翠」がいました。
「翡翠」と書くと通常は「ひすい」と読んで、宝石の「翡翠(ひすい)」を思い浮かべます。
「カワセミ」は頭から背中にかけて、宝石の翡翠(ひすい)のような透明感のある青緑色をしており、その美しさから漢字表記が「翡翠」となりました。「翡翠」と書いて「カワセミ」と読みます。
胸と腹と眼の前後のオレンジ色も鮮やかです。
カワセミ(翡翠)はブッポウソウ目、カワセミ科、カワセミ属に属する水辺に生息する小鳥で、スズメくらいの大きさの体に、長い嘴(くちばし)を持ちます。
下嘴(かし=下のくちばし)が赤いのはメスで、オスは下嘴も黒い色をしています。
「カワセミ」は漢字で「川蝉」とも書かれますが、これは当て字で、蝉(セミ)とは無関係です。渓流を飛び回る美しい姿から、「渓流の宝石」とも呼ばれています。
通りかかったグループの一人が「あっ、カワセミだ!」と叫んだので、びっくりしてどこかへ飛んで行ってしまいました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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