スーパームーンと皆既月食 ― 2015年09月27日 18時57分51秒
今日もスーパームーン ― 2015年09月28日 21時20分49秒
金木犀(キンモクセイ) ― 2015年09月29日 21時44分52秒
国営昭和記念公園を歩いていると、香水のような甘い香りが漂っています。
園内には大きな木にオレンジ色の花を付けた金木犀(キンモクセイ)が随所に植えられています。
木犀(モクセイ)と言うと一般的には白い花を咲かせる銀木犀(ギンモクセイ)を指しますが、より芳香が強くオレンジ色で派手な花色のキンモクセイの方がよく知られています。
学名はOsmanthus fragrans var. aurantiacus(オスマンツス・フラグランス・オウランティアクス)です。属名のオスマンツスはギリシア語のオスメ(香り)とアンサス(花)からなり、「香りのする花」のという意味です。種名のフラグランスは「良い香りのする」、変種名のオウランティアクスは「橙黄色の」の意です。
雌株と雄株がある雌雄異株ですが、日本には雄株しか入っていないといわれています。
雄株の花には雄蕊(おしべ)が2本あり、雌蕊(めしべ)はあるものの不完全で機能しておらず実はつけません。
芳香に誘われて飛んで来る虫を捉えようと、蜘蛛が糸を張っていました。
エステー株式会社によると、
1970年代初頭から1990年代までの約20年間、トイレの芳香剤の香りの主流はキンモクセイでした。
トイレの悪臭を100とした場合、それに打ち勝つ110の強さでありながら甘い良い香りを放つキンモクセイの香りが好んで選ばれたのです。その後、匂い自体を絶つ消臭技術が発達し、100の悪臭を20~30に減らした上で芳香剤の香りも20~30に抑える事が出来るようになりました。
キンモクセイの香りに「トイレの香りのイメージ」が定着してしまった為、消臭・芳香剤の香りの主流はラベンダーに移行しました。柑橘系も根強い人気を誇っているようですが、最近の傾向としては「アクアソープ」のような「せっけん」の香りに人気があるようです。
でも、せっけんの香りに「トイレの香りのイメージ」が定着してしまったら、ちょっと困りものですね。
昭和記念公園のコスモスまつり ― 2015年09月30日 14時55分48秒
国営昭和記念公園で9月11日から11月3日(火・祝)まで「コスモスまつり2015」が開催されています。
コスモス畑は「花の丘」、「原っぱ東花畑」、「原っぱ西花畑」の3ヶ所に分けられ、開花時期の違うコスモスが植えられてコスモスの開花リレーが楽しめるようになっています。
今は見頃のピークをちょっと過ぎた、原っぱ東花畑に植えられた「ハッピーリング」です。
開花時期は9月中旬~10月中旬になります。約70万本が植えられています。
見頃を過ぎた花もありますが蕾もあるので、10月上旬までは綺麗な花が見られそうです。
ピンクのグラデーションにリング模様が入る「ハッピーリング」。その名の通り、見る人をハッピな気持ちにさせてくれる、華やかでかわいい品種です。
花の丘には「ドワーフセンセーション」が約400万本植えられています。
開花時期は10月上旬~10月下旬になります。まだ花数は少ないですが、10月中旬頃には赤やピンクや白い花が丘を埋め尽くすでしょう。
原っぱ西花畑には、寒くなるにつれて白から黄色へ花色が変化する、3品種のイエロー系コスモスが約80万本植えられています。
サンセットイエロー、イエローガーデン、イエローキャンパスの3種類ですが、開花時期が10月下旬から11月上旬で、まだ殆ど開花していません。
原っぱ西花畑は10月3日(土)から一般開放される予定です。
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