「しんかい6500」の支援母船「よこすか」 ― 2024年05月22日 15時54分54秒
潜水調査船支援母船「よこすか」が横浜に入港してきました。後方の橋は首都高速湾岸線の「鶴見つばさ橋」です。
船首側に見える赤い灯台は「横浜北水堤灯台」です。 明治29年(1896年)に完成し、長い間行きかう船舶を見守り続けてきた、東京湾最古の灯台です。
その奥にそびえ立つ2本の塔は、JERA の横浜火力発電所の排気塔で、愛称「ツインタワー」といいます。高さは2本共200メートルあります。
「よこすか」は、国立研究開発法人 海洋研究開発機構(JAMSTEC)の潜水調査船支援母船(海洋調査船)で、大深度潜水調査船「しんかい6500」の支援母船です。運航・管理業務は日本海洋事業(株)が委託を受けて行っています。
総トン数は4,439トン、全長105.2m、幅16.0mで、定員60名(乗組員45名/研究者15名)になります。1990年4月に竣工し、母港は横須賀です。
後部甲板には、26トン近い「しんかい6500」の船体を海に入れたり揚げたりする着水揚収装置と、それを支える巨大なA字型クレーン(青い部分)が設置されています。
赤い煙突の下の部分には後方にかけて、全長9m、幅2m、高さ3mにおよぶ「しんかい6500」を納め、整備を行うこともできる広い格納庫があります。
海上保安庁施設の向こう側、新港ふ頭客船ターミナルに接岸します。
船首手前の巡視船「PL-31 いず」の甲板では訓練のようなことが行われています。船尾手前に見える巡視船は「PLH-03 さがみ」です。
新港ふ頭客船ターミナルに着岸しました。
この船は5月24日朝10時に、横須賀に向けて出港する予定です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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