米陸軍兵站支援艦「ブレホン・B・サマーヴェル大将」(GENERAL BREHON B. SOMERVELL LSV-3) ― 2024年05月24日 08時57分55秒
横浜港の瑞穂ふ頭にある横浜ノース・ドックに、米陸軍兵站支援艦「GENERAL BREHON B. SOMERVELL LSV-3( LSV-3 ブレホン・B・サマーヴェル大将)」が停泊していました。
※ 兵站(へいたん) とは、作戦に必要な物資・人員の移動や施設の構築・維持など、各種の支援を意味する軍事用語です。
GENERAL BREHON B. SOMERVELL LSV-3 は、第2次世界大戦時の米陸軍大将「ブレホン・B・サマーヴェル大将」の名前にちなんで命名されました。米陸軍の「フランク・S・ベッソン・ジュニア大将」級 兵站支援艦(LSV: Logistics Support Vessel)の3番艦になります。
米陸軍は現在8番艦までのLSVを所有しています。LSVは米陸軍の保有する兵站支援艦としては最も大きなクラスの船になります。
排水量は7,266トン、全長83m、全幅約18mで、戦車は15台、標準コンテナだと85台が積み込めるといいます。
1988年に就役し、アメリカ陸軍輸送科が運用しています。
横浜ノース・ドックに米陸軍 が小型揚陸艇部隊を新編し、在日米陸軍第10支援群、第5輸送中隊として、船舶13隻及び約280名の要員で編成されます。
新編に伴う船舶の増加はなく(横浜ノース・ドックに配置済の船舶を使用) 約280名の要員については、本年度中に配置していく予定だといいます。
横浜ノース・ドックの早期返還を求めている横浜市としては、基地の恒久化につながるおそれがある今回の再編について、遺憾の意を表明しています。
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