昭和記念公園の花菖蒲 ― 2025年06月11日 10時10分23秒
国営昭和記念公園の花木園菖蒲田と、日本庭園の池で、花菖蒲が見頃になっています。
ハナショウブ(花菖蒲、学名:Iris ensata var. ensata)は、キジカクシ目、アヤメ科、アヤメ属の多年草で、ノハナショウブ(野花菖蒲、学名:Iris ensata var. spontanea)の園芸種を指します。
比較的水はけのよい湿地を好み、6月ごろに花を咲かせます。花の色は、白、桃、紫、青、黄など多様で、絞りや覆輪などとの組み合わせを含めると5,000種類くらいあるといわれています。
花弁の付け根に黄色い筋が入ります。ハナショウブ(花菖蒲)とアヤメ(菖蒲)、カキツバタ(杜若)はよく似ているので区別がつきにくいのですが、アヤメは乾いた所に咲き、花弁の付け根が網目模様なので比較的分かりやすいです。
カキツバタとハナショウブは湿地に咲いています。花弁の付け根がカキツバタは白い一筋の線で、ハナショウブは黄色になっているので区別ができます。カキツバタは花弁の形がスラッとしています。
漢字で書くとショウブもアヤメも「菖蒲」なので、分かりにくいですね。
端午の節句(こどもの日)に浴槽に入れるショウブ(菖蒲)は全く別種で、ショウブ目、ショウブ科、ショウブ属です。 アヤメ(菖蒲)やカキツバタ(杜若)はハナショウブと同じアヤメ科、アヤメ属になります。
咲く時期はアヤメが一番早く5月上旬頃から、次はカキツバタで5月中旬頃から、そしてハナショウブは6月上旬頃から咲き始めます。
蕾の先に赤とんぼがとまっていました。
シオカラトンボもやってきました。
仲良く並んでいます。 尖った先が好みのようで、咲いた花にはなかなかとまりません。
菖蒲田の中では、オタマジャクシがたくさん泳いでいました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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