3連休は東京のお盆 ― 2024年07月15日 16時41分31秒
今年のお盆(東京都)は、土、日と「海の日」が連なって3連休になりました。
殆どの地域ではお盆は8月13日から16日という所が多いのですが、東京都、神奈川県、静岡県などの一部地域(都市部)では、7月13日から16日とするところがあります。
特に東京都では7月にお盆を迎える家庭の方が多いような印象があります。
お寺さんも、7月と8月に分散できるので助かっているようです。
国営昭和記念公園のあちらこちらで、ミソハギの花が咲いていました。
「ミソハギ(禊萩)」は、お盆の花として仏壇やお墓に飾られます。漢字で書くと「禊萩」。“みそぎはぎ”と書きます。
日本全土の湿地や田んぼの畦(あぜ)など、日当たりがよく湿った場所を好んで生息し、7月~8月頃に紅紫色の小さい花をたくさん咲かせます。
盆花としてよく使われるので、ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)などとも呼ばれます。
ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)♂がいました。
ショウジョウトンボ?ショウリョウトンボ? 分からなくなってしまいます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
昭和記念公園のハス(蓮) ― 2024年07月16日 10時16分49秒
国営昭和記念公園・西立川口前の「さざなみ広場」に、鉢植えのハスが約80鉢展示されています。
昭和記念公園のハス(蓮)の花は今が見頃で、品種によってはまだ蕾のものもたくさんあります。
展示は今週末の21日(日)までだということです。
天嬌 (てんきょう)
白光蓮 (びゃっこうれん)
暁色雲開 (ぎょうしょくうんかい)
紅霞 (こうか)
小酔仙 (しょうすいせん)
桃紅宿雨 (とうこうしゅくう)
西光寺白蓮 (さいこうじびゃくれん)
状元紅 (じょうげんこう)
輪王蓮 (りんのうれん)
千弁蓮 (せんべんれん)
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
昭和記念公園・こもれびの里のハス(蓮) ― 2024年07月17日 06時16分02秒
東京都写真美術館「WONDER Mt.FUJI」&「 にっぽんの里山」 ― 2024年07月18日 19時22分49秒
東京都美術館で開催されている「WONDER Mt.FUJI 富士山 ~自然の驚異と感動を未来へ繋ぐ~」が7月21日(日)で終了してしまうので、昨日観てきました。
この展覧会は、18人の卓越した写真家たちが、 自身の目を通して富士山のメッセージを紡ぎ出した展覧会です。
富士山の写真家として有名な大山行男や、広告・ファッション写真で著名な十文字美信など、国籍・ジャンルを超えた写真家たちが表現する「富士山」が並びます。
山内悠 (YAMAUCHI Yu)
広川泰士 (HIROKAWA Taishi)
十文字美信 (JUMONNJI Bishin)
大山行男 (OHYAMA Yukio)
野町和嘉 (NOMACHI Kazuyoshi)
開催会場:東京都写真美術館 B1F展示室
開催期間:2024年6月1日(土)~7月21日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料金:一般: ¥1200/学生・65歳以上・目黒区民 ¥1000/中高生 ¥800
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料
その他各種割引は展覧会公式チケットサイトへ(こちら)
同時開催されている「今森光彦 にっぽんの里山」も観ました。
今森光彦は滋賀県の里山などで活動し、そこに棲息する昆虫や琵琶湖に関する写真撮影を主とする写真家で、切り絵作家としても知られています。
本展は、今森が撮影してきた200ヶ所以上の里山の中から厳選して、自然風景や人々の営み、自然の中の昆虫たちの生態を、190点以上の作品を通して紹介しています。
「今森光彦 にっぽんの里山」開催概要
開催会場:東京都写真美術館 2F展示室
開催期間:2024年6月20日(木)~9月29日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料金:一般: ¥700/学生:¥560/中学生・65歳以上:¥350/中高生 ¥800
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料
その他各種割引は展覧会公式チケットサイトへ(こちら)美術館に隣接する「恵比寿ガーデンプレイスタワー」38階のレストランフロアからはJRの線路の先に渋谷や新宿のビル群が見られます。
38階の「えびす坂 鳥幸」でランチにしました。
「鳥幸」のためだけに育成された「八ヶ岳鳥幸地鶏」をメインに使用する、焼き鳥屋さんです。ワインも豊富に取り揃えています。(昼間なので飲みませんが)
「鳥幸名物 八ヶ岳卵の親子丼」というのを注文しました。(税込1,700円)
八ヶ岳の水と緑で育まれた鶏卵、八ヶ岳卵を使用した至極の逸品だとあります。
3分もしないうちに出てきました。あれっ? 親子丼は手間暇かけてじっくり作っているようです。
鶏スープが脂濃厚なのに味はさっぱりとしていて、美味しい❣
親子丼が来ました。
八ヶ岳卵の黄身が載っています。お箸で突くと、黄味がとろ~んと垂れてきました。鶏肉もたくさん入っていて、出汁がご飯に滲みて美味です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ワスレグサ(忘れ草)/ ヤブカンゾウ(藪萱草) ― 2024年07月19日 10時16分08秒
国営昭和記念公園・日本庭園の「ワスレグサ(忘れ草)」です。「ヤブカンゾウ(藪萱草)」とも呼ばれます。
ワスレグサ(忘れ草)は、キジカクシ目、ワスレグサ科、ワスレグサ属の多年草で、道ばたなどのやや湿り気のある場所に群生し、夏にはユリに似たオレンジ色の花を咲かせます。
名前が似ている、ワスレナグサ(勿忘草/忘れな草)は全くの別種です。
英語で「Daylily」といわれるように、花が一日で終わると考えられていましたが、実際は2~3日は保つものが多いようです。花が萎んだ後も蕾が次から次へと咲いていきます。
和歌では、悲しいことや忘れたいことがあった心境を表す言葉として詠まれます。万葉集でも多く詠われています。
忘れ草 我が紐(ひも)に付く 香具山(かぐやま)の 古(ふ)りにし里を 忘れむがため
『万葉集』 第三巻:0334 大伴旅人(おおとものたびと)
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
カサブランカ(Casa Blanca) ― 2024年07月19日 17時52分48秒
国営昭和記念公園の西立川口ぶらぶら坂で、カサブランカが見頃になっています。
カサブランカ(学名:Lilium ‘Casa Blanca’)はユリ目、ユリ科、ユリ属の栽培品種の一種です。
数あるオリエンタル・ハイブリッドという品種群の中でも、純白で大輪の花を咲かせる豪華な花姿から、「ユリの女王」と評されています。
カサブランカの名は、モロッコ王国最大の都市カサブランカ(Casablanca)から付けられました。「Casablanca」はスペイン語で、「白い家」という意味があります。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
昭和記念公園の八重咲きオリエンタル・リリー ― 2024年07月19日 18時42分00秒
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション ― 2024年07月20日 17時19分44秒
東京国立近代美術館で「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」展が開催されています。
東京国立近代美術館は、江戸城の北の丸であった「北の丸公園」に建つ、日本で最初の国立美術館で、横山大観、上村松園、岸田劉生らの重要文化財を含む1万3千点を超える国内最大級のコレクションを所蔵します。
その「東京国立近代美術館」と、セーヌ川のほとりに建つ「パリ市立近代美術館」、2022年に大阪の中心部に開館した「大阪中之島美術館」と、3都市の美術館のコレクションが集結した展覧会が実現しました。
本展では「TOKYO」「PARIS」「OSAKA」と、3館のコレクションから共通点のある作品でトリオ(TRIO)を組み、3館それぞれのテーマに沿った作品を展示しています。
総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせています。
本展は、
I 3つの都市:パリ、東京、大阪
II 近代化する都市
III 夢と無意識
IV 生まれ変わる人物表現
V 人間の新しい形
VI 響きあう色とフォルム
VII 越境するアート
の7つのセクションと34のテーマ(トリオ)で構成され、3館の所蔵作品を見比べていきます。
冒頭に「コレクションのはじまり」というテーマで、各美術館のコレクションのはじまりを刻んだ開館時収蔵作品の中から、椅子に座る人物像を紹介しています。
安井曽太郎 《金蓉》 1934年 1952年度購入 東京国立近代美術館
ロベール・ドローネー 《鏡台の前の裸婦(読書する女性)》 1915年 1953年モーリス・ジラルダン博士遺贈、 パリ市立近代美術館
佐伯祐三 《郵便配達夫》 1928年 1983年度寄贈、山本發次郎コレクション 大阪中之島美術館
展示風景
ロベール・ドアノー、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ブラッサイ、奈良原一高、高梨豊、東松照明、石内都など、各美術館から国内外の著名な写真家の作品がずらっと並びます。
ラウル・ヂュフィ 《電気の精》 1953年 10点のカラーリトグラフ 2002年購入 パリ市立近代美術館
シャガール、クレー、スーティン、ダリ、キリコ、デュフィ、ピカソ、ブランクーシ、ボナール、マグリット、マティス、モディリアーニ、ユトリロ、ローランサン、岡本太郎、岸田劉生、草間彌生、古賀春江、佐伯祐三、東郷青児、奈良美智、森村泰昌、安井曽太郎、萬鉄五郎などなど、知った名前が次から次へと並んでいて、本物を観る楽しさに浮かれてしまいます。
ルネ・マグリット 《レディ・メイドの花束》 1957年 1991年度購入 大阪中之島美術館
展示風景 「モデルたちのパワー」をテーマに、各館所蔵の作品が並びます。
左から、
アンリ・マティス 《椅子にもたれるオダリスク》 1928年 1939年購入 パリ市立近代美術館
萬鉄五郎 《裸体美人》(重要文化財) 1912年 1954年度 八木正治氏寄贈、東京国立近代美術館
アメデオ・モディリアーニ 《髪をほどいた横たわる裸婦》 1917年 1989年度購入 大阪中之島美術館
展示風景
森村泰昌 《肖像(カミーユ・ルラン)》 1985年 1997年度購入 大阪中之島美術館
奈良美智 《In the Box》 2019年 2020年度寄託 東京国立近代美術館
奈良美智のちょっと意地悪そうな眼をした女の子がかわいくて、私は好きです。
展示風景
図録は、B5変形/縦257 x 横184 mm/216ページで、税込3,000円です。
出品作家109名の149作品をカラー収録し、漫画家・にしうら染による3館の紹介イラストも掲載しています。(ヘンリー・ダーガー作品の図版は著作権者の意向で掲載されていません)
開催会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
開催期間:2024年5月21日(火)~8月25日(日)
休館日:月曜日(ただし8月12日は開館)、8月13日(火)
開館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00) 入館は閉館の30分前まで
観覧料金:一般2,200円 大学生1,200円 高校生700円
※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。(要証明できるもの)
※本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)、コレクションによる小企画「新収蔵&特別公開|ジェルメーヌ・リシエ《蟻》|インターナショナル編」(2F ギャラリー4)も観覧できます
パリ市立近代美術館の公式サイトはこちら
大阪中之島美術館の公式サイトはこちら
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
犬神家の一族ごっこ ― 2024年07月21日 18時11分01秒
チョコレート コスモス(Chocolate Cosmos) ― 2024年07月22日 08時22分55秒
国営昭和記念公園・西立川口近くのぶらぶら坂で咲いていた「チョコレート コスモス」です。
チョコレート コスモス(Chocolate Cosmos)は、キク目、キク科、コスモス属の多年草です。
8月から10月にかけて、黒紫色の花を咲かせます。
花色がチョコレートのようなのでチョコレート コスモスかと思ったら、甘い香りがチョコレートに似ているからだといいます。香りを嗅いでみました。なるほど。
英名も「Chocolate Cosmos」です。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
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