日本船籍の新造客船「飛鳥Ⅲ」 ― 2025年06月13日 18時56分53秒
昨日(12日)午後3時頃、大さん橋のC号岸壁を離れます。
船首の向こうには横浜ランドマークタワーなど、みなとみらい21地区の高層ビルが並んでいます。
飛鳥Ⅲ(ASUKAⅢ)は、総トン数52,265トン、全長230m、全幅29.8mで、乗客数740名、乗組員数は470名です。客室は全室バルコニー付きです。
現在運航中の「飛鳥Ⅱ(ASUKAⅡ)」とほぼ同じ大きさの船で、今後は横浜を母港とするクルーズ客船が2隻運用されるようになります。
近い将来、「飛鳥Ⅱ」と「飛鳥Ⅲ」が大さん橋に同時停泊する日が来るかもしれません。7月11日に飛鳥Ⅱが世界一周クルーズから帰ってくるので、その日はもしかしたら・・・
後退しながら大さん橋から離れていきます。
下の写真、右に見える2本の塔は、東京電力フュエル&パワーと中部電力との合弁会社 JERA の横浜火力発電所の排気塔で、愛称「ツインタワー」といいます。高さは2本共200メートルあります。
右端に見える赤い灯台は「横浜北水堤灯台」です。 明治29年(1896年)に完成し、長い間行きかう船舶を見守り続けてきた、東京湾最古の灯台です。 灯器はLEDに変更されましたが、今でも光を放っています。
2日に初入港した「飛鳥Ⅲ」は、大さん橋に停泊しながら、7月20日のデビューに向けた最終調整や習熟航海を行っています。時々岸壁の場所を変えたり、右舷接岸・左舷接岸と接岸する向きを変えているのは、離岸・接岸の訓練をしているのかもしれません。
向こうに見える橋は横浜ベイブリッジです。
ランドマークタワー側(新港側といいます)のC号岸壁から、横浜ベイブリッジ側(山下側といいます)のB号岸壁へ移動しています。後退のままUターンして、大さん橋のB号岸壁に向かってきました。
横浜ベイブリッジが船首側に見えてきました。
今まで曇っていた空から一瞬、太陽の光が差し込んできました。船体に正面から強い日差しが当たると、相対的に海や空が暗く写るので、曇りの時とは違った印象になります。
さっきまで停泊していたのとは反対側の、B号岸壁に接岸します。横浜マリンタワーと氷川丸が見えます。
C号岸壁を離岸してからB号岸壁に接岸するまで約40分。多くの人がその動きを見守っていました。
「飛鳥Ⅲ」は7月20日17時、デビュークルーズ「MaidenVoyage 函館・小樽」7日間の旅に出航します。
旅行代金は2名1室で 984,000~1,741,000 円(1名・割引無しの場合)です。
7日間ですが函館と小樽に立ち寄るだけの国内旅行なので、「飛鳥」としては割と安めに設定されています。とはいっても、私にとって簡単に行ける金額ではないのです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
最近のコメント