コデマリ(小手毬)とオオデマリ(大手毬) ― 2015年05月09日 12時55分11秒
道を歩いていると、通り沿いの家の庭先に「コデマリ(小手毬)」の白い花が目につくようになりました。
(写真は国営昭和記念公園で撮影したものです。)
花が小さな手毬のように見えることから、この名が付けられました。
もっと近づいてみると、小さな花の集団になっていることが分かります。
コデマリがあるのならオオデマリもあるんじゃないかと昭和記念公園の園内を探してみました。
すると、案外近くにあっさりとオオデマリ(大手毬)を見つけることが出来ました。
オオデマリ(大手毬)です。
えっ、アジサイ(紫陽花)じゃないの?
アジサイと同じように装飾花(萼が大きく発達したもの)でアジサイによく似ていますが、アジサイ科ではありません。
ピンクの花を咲かせるものもあります。
名前からは親戚のように思われますが、類縁ではありません。
同じ時期に咲くので比較して名前が付けられたのかもしれませんね。
オオデマリは別名テマリバナ(手毬花)とも言い、日本原産のヤブデマリ(藪手毬)の園芸品種であるのに対し、コデマリは中国原産の帰化植物だということです。
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