1億円のトイレ ホテル雅叙園東京 ― 2017年07月26日 20時21分22秒
ホテル雅叙園東京の「1億円トイレ」です。
雅叙園では「再現化粧室」と言っていますが、技を凝らした造作、華麗な漆芸、鮮やかな朱塗りの橋など、旧目黒雅叙園の化粧室を再現して造られたのでこのように呼びます。
美術品を含めた再現費用が1億円だったということで、俗に「1億円トイレ」と言われています。
トイレ入口からして、豪華絢爛です。
手前の、男・女の看板がなければ、宴会室の入口と間違えてしまいそうです。
入って右側の壁面です。
入口側の床面です。
殿方用に入ってみましょう。
化粧室の中に川が流れ、赤い橋が架かっています。
化粧室内部の天井を埋め尽くす、扇面に描かれた美人画や花鳥画には、金箔が惜しげもなく使われています。
個室に入ってみました。個室のドアは朱色に塗られ、周りには螺鈿細工が施されています。
個室内は異様に広く、豪華です。 座っていてドアをノックされてもノックを返すことが出来ません。
個室の天井にも金箔の美人画が描かれていました。何だか緊張して用が足せないのであります。
ユニセフによると、世界では3人に1人がトイレの無い生活をしているといいます。
こんな豪華なトイレを無料で利用できる幸せを噛みしめながら、温水洗浄便座で水を流す私でありました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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