トウネズミモチ(唐鼠黐) ― 2024年06月28日 09時19分19秒
国営昭和記念公園で、トウネズミモチの花が咲いていました。比較できるものが写っていませんが、かなり大きな木です。
トウネズミモチ(唐鼠黐)は、中国中南部原産で、シソ目、モクセイ科、イボタノキ属の常緑高木です。
シソ(紫蘇)といえば食用のシソの葉を連想します。こんな大木でもシソ目なんですね。
よく似たネズミモチという木がありますが、花期がトウネズミモチより少し早く、樹形も少し小ぶりになります。
鼠黐(ネズミモチ)という変な名前の由来は、実が鼠の糞のようで葉がモチノキ(黐の木)に似ているからだと言われます。明治末期に中国から渡来したということでトウ(唐)が付きました。
枝の先に10~20cmの円錐花序を出して、小さな白い花をたくさん咲かせます。
個々の花の花冠は3~4mmの筒状漏斗形で、先が4裂します。中心に雌蕊が1本あり、雄しべは2本長く伸びます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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