源平咲の梅 ― 2017年03月01日 12時19分14秒
東京都立の神代植物公園で源平咲の梅の花が咲いています。
1本の木の中で紅・白の咲き分けをするものを「源平咲(げんぺいざき)」と言います。桃の花によく見られます。
源平の戦いの旗印が源氏(げんじ)の旗が白、平氏(へいし)の旗が赤だったことから、このように咲く花を例えて呼んでいるようです。
源平の戦いの旗印が源氏(げんじ)の旗が白、平氏(へいし)の旗が赤だったことから、このように咲く花を例えて呼んでいるようです。
源平咲の梅では「思いのまま」という品種がよく知られていますが、神代植物公園ではそれ以外の梅も咲いていました。
「輪違い(りんちがい)」
「思いのまま」は「輪違い」の別名になります。神代植物公園では「輪違い」としています。
野梅性(細枝小葉中輪花)の遅咲き品種です。花は八重咲きで白、淡紅色、白地に吹きかけ絞りと咲き分けます。
「日月(じつげつ)」
「日」が太陽で赤、「月」が白といった咲分けの性質が名前の由来といわれます。
野梅系・野梅性の一重咲きの中輪です。
無類絞り(むるいしぼり)
名前の由来は「他に類のない美しい絞り」という意味から来ています。
野梅系・野梅性の八重咲きの大輪で、波打っている白い花弁に桃色が交じります。
もうすぐひな祭りです。桃の花ではありませんが、めでたい紅白の花を見ることが出来ました。
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