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山が近くに見えると雨2008年05月29日 19時21分02秒

公休日なのに今日は朝から雨。
ベランダから真正面に見えるホームセンター「HOME’S」の建物が今日はやけに近くに見える。

えっ、近くないって?
写真をクリックすると近くに見えるよ。
拡大されただけやん!

雲竹斎の今日の蘊蓄(うんちく)
観天望気(人々の長い間の経験からできたお天気のことわざ)に「遠くの山が近くに見えると雨」というのがあるんじゃ。
これは、空気中の水分が多いと遠くの山が近くに見えるから雨が降る確率が高くなると言うことなんじゃな。
的中率は68%じゃ。
じゃあ、なぜ水分が多いと近くに見えるんじゃろう。
水中の光の屈折率は1.33。
景色を見たときに空気中の小さな水滴の中を通った光を見ることになるから、屈折率の関係で近くに見えるんじゃろうな。
プールなんかで水の中に入ると横にいる人の足が異様に近くに見えてびっくりしたことがあるじゃろう。
水の中の魚が大きく見えるのも同じじゃな。
釣りをしていると、水中ではすごく大きく見えた魚が釣り上げてみると意外と小さくてがっかりしたりするもんじゃ。
釣り逃した魚は大きいというのは、誇張表現だけではなく、実際にそういう風に大きく見えるんじゃな。

なるほど、プールやお風呂に入ると足が短く見えるのは光の屈折率のせいだったんだ!
あんた、実際に短いやん!・・・・・って。 ・゚・(ノД`)・゚・。
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