ルリカケス(瑠璃橿鳥) ― 2019年06月15日 14時23分10秒
ルリカケス(瑠璃橿鳥)は、スズメ目、カラス科、カケス属に分類される鳥類です。
頭部、頸部、上胸、翼、尾までが瑠璃色(濃い青紫色)をしている美しい鳥で、その色がルリカケスという名前の由来になっています。
額やノドの羽衣は黒く、背と胸部から腹部にかけての羽衣が赤褐色、翼と尾の先に白斑があります。
美しい色の鳥ですが、カラスの仲間なんですね。
奄美群島の、奄美大島、加計呂麻島、請島の固有種で、鹿児島県の県鳥に指定されています。
過去にはその美しい色の羽根を帽子に付ける飾りにしたり、羽毛、標本などの目的で乱獲されるという歴史がありますが、1921年に国の重要文化財に指定されてからは乱獲が抑制され、2008年以降は減少に歯止めをかけるための対策がとられ、自然林の回復や天敵となっていたマングースの減少によって、個体数は増加しているということです。
写真は上野動物園「日本の鳥 I 館 」にて。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hoshino.asablo.jp/blog/2019/06/15/9087274/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。