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快挙(Kaikyo) バラ2023年06月26日 04時34分31秒

快挙(Kaikyo)
快挙(Kaikyo) バラ
作出年:2011年 作出国:日本(京成バラ園芸 武内俊介) 系統:ハイブリッド ティー [HT: Hybrid Tea]

快挙(Kaikyo) バラ
レモンイエローの大輪がロゼット咲きになり、ティーとフルーツの良い香りがします。
2000年に交配を始めてから試行錯誤を繰り返し、10年を経た2010年にローマバラ国際コンクールのハイブリットティーローズ(HT)部門で金賞を受賞しました。金賞受賞後に「快挙」と名付けられ、発表されました。

生田緑地のネムノキ(合歓の木)2023年06月26日 07時28分58秒

生田緑地でネムノキのピンクの花がたくさん咲いています。
生田緑地のネムノキ(合歓木 / 合歓の木)
ネムノキ(合歓木 / 合歓の木)は、マメ目、マメ科、ネムノキ属の落葉高木です。
生田緑地のネムノキ(合歓木 / 合歓の木)

夜になると葉が合わさって閉じ、眠るように見えることからネムノキの名が付きました。ただ、「オジギソウ」のように手で触れると閉じるような性質はありません。
生田緑地のネムノキ(合歓木 / 合歓の木)
ネムノキは中国では夫婦円満の象徴とされていて、「合歓」と書きます。日本でも「合歓の木」と書いて「ネムノキ」と読んでいます。
生田緑地のネムノキ(合歓木 / 合歓の木)
花期は6月~7月で、ピンクの筆のような花が10~20輪ほど枝先に集まって房状に咲きます。
生田緑地のネムノキ(合歓木 / 合歓の木)
筆の毛に見えるものは雄しべの花糸(かし)で、先端に黄色い葯(やく=花粉を作る器官)が付きます。
ネムノキ(合歓木 / 合歓の木)



今日もご覧いただき、ありがとうございました。

ガウディとサグラダ・ファミリア展2023年06月26日 20時40分55秒

昨日、東京国立近代美術館で開催されている「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきました。
東京国立近代美術館

アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí i Cornet 1852年6月25日 - 1926年6月10日)は、6月25日が誕生日で、昨日はちょうど誕生日にあたります。
ガウディとサグラダ・ファミリア展
当館では6月20日から25日を「ガウディ・ウィーク」としていて、その最終日と誕生日と日曜日が重なり、展覧会も整理券を配布するほど混雑していました。

本展では、長らく「未完の聖堂」と言われながら、いよいよ完成の時期が視野に収まってきたサグラダ・ファミリアに焦点を絞り、ガウディの建築思想と創造の源泉、さらにはこの壮大な聖堂のプロジェクトが持っていた社会的意義を解き明かしていきます。

第1章 ガウディとその時代
第2章 ガウディの創造の源泉
で、若き日のガウディの活動と時代背景から、ガウディ独自の建築様式の源泉とその展開をたどっています。
第3章 サグラダ・ファミリアの軌跡
第4章 ガウディの遺伝子
では、ガウディがサグラダ・ファミリアの二代目の建築家に就任した1883年から亡くなる1926年までの「ガウディ時代」を中心にその前後の時代を、残された写真や設計図、資料や模型をもとに、サグラダ・ファミリア計画案の変遷を明らかにしていきます。

《サグラダ・ファミリア聖堂全体模型》 1:200 2012-23年 制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室 サグラダ・ファミリア聖堂所蔵
ガウディとサグラダ・ファミリア展

サグラダ・ファミリア聖堂の建設は、新型コロナウイルスの影響で一時中断していましたが、2020年の秋に再開しています。21年の12月には、聖堂の中央に位置する6つの塔のうち、頂点に星を頂くマリアの塔が完成、続く22年12月には4つの福音書作家の塔のうち、ルカとマルコの塔が完成しました。
建設作業は現在も進んでおり、残るマタイとヨハネの塔は2023年11月に、聖堂中央の最も高い塔となるイエスの塔は2026年までの完成を予定しています。

《サグラダ・ファミリア聖堂、受難の正面:鐘塔頂華の模型》 1:10 2003年 制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室 サグラダ・ファミリア聖堂所蔵
ガウディとサグラダ・ファミリア展

アンリク・プラ・ムンファレー  《サグラダ・ファミリア聖堂、マリアの塔:星の冠の試作品》 2020年 サグラダ・ファミリア聖堂所蔵
ガウディとサグラダ・ファミリア展

《サグラダ・ファミリア聖堂、身廊部模型》 2001-02年 制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室 西武文理大学所蔵
ガウディとサグラダ・ファミリア展

外尾悦郎(サグラダ・ファミリア主任彫刻家) 《サグラダ・ファミリア聖堂、降誕の正面:歌う天使たち》(一部) サグラダ・ファミリア 聖堂、降誕の正面に1990-2000年に設置 作家蔵(外尾悦郎氏)
ガウディとサグラダ・ファミリア展

《サグラダ・ファミリア聖堂、マルコの塔模型》 2020年 制作:サグラダ・ファミリア聖堂模型室 サグラダ・ファミリア聖堂所蔵
ガウディとサグラダ・ファミリア展

カルロス・マニ、アントニ・ガウディ 《サグラダ・ファミリア聖堂、クリプタの磔刑像》 1906年 サグラダ・ファミリア聖堂所蔵
ガウディとサグラダ・ファミリア展

知れば知るほど、サグラダ・ファミリアの桁外れの凄さに感銘します。

映像展示も見ごたえがあります。
NHKが撮影した高精細映像やドローン映像を駆使して、肉眼では捉えられない視点で聖堂を散策。ステンドグラスを通過した光が聖堂内を彩る景色の変化も圧巻です。
2021年12月にマリアの塔が完成し、いよいよ最も高いイエスの塔の建設という最終段階に向かうサグラダ・ファミリア聖堂の現在の姿を、最新の映像を通して伝えています。

6月25日がガウディの誕生日なので、「オリジナルポストカード(非売品)」と、図録購入者には「サグラダ・ファミリア聖堂外観(2023年1月撮影)がデザインされたポスター(非売品)」が貰えました。
ポスターはB3サイズで、左に貼り付けた黄色いのがポストカードです。
ガウディとサグラダ・ファミリア展

公式図録はB5判変形(ハードカバー)、328ページと厚みがあります。3,300円(税込)です。
ふんだんなカラー図版と詳細な解説により、ガウディの創造の源泉とサグラダ・ファミリア140年の歴史を解りやすく探っています。左上はチケットです。
ガウディとサグラダ・ファミリア展

開催会場:東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
開催期間:2023年6月13日(火)~ 9月10日(日)
休館日:月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
開館時間:10:00-17:00(金曜・土曜は10:00-20:00)  入館は閉館30分前まで
観覧料金:一般 2,200円  大学生 1,200円  高校生 700円
  ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。(要証明)
  ※本展の観覧料で入館当日に限り、所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)も観覧できます。(個人的意見としては、「必見!」です)

今後テレビ(NHK)で見られる「ガウディとサグラダ・ファミリア展」関連番組を紹介しておきます。

■「ドローンで楽しむ 完成に近づくサグラダ・ファミリア2023」 
7月1日(土)午前0時45分~0時55分(NHK総合)

■NHKスペシャル「サグラダ・ファミリア 天才ガウディの謎に挑む」(再)
7月1日(土)午前0時55分~1時44分(NHK総合)

■「サグラダ・ファミリア ~輝く星の塔 マリアの祈り~(再) ) 
7月1日(土)午前1時44分~3時13分(NHK総合)

■日曜美術館「“神の建築家” アントニ・ガウディ ~サグラダ・ファミリアへの軌跡~(仮)」
7月23日(日)午前9時~9時45分(NHK Eテレ) 

■NHKアカデミア 外尾悦郎 (サグラダ・ファミリア主任彫刻家)
〔前編〕7月26日(水)午後10時~10時30分(NHK Eテレ)
〔後編〕8月2日(水)午後10時~10時30分(NHK Eテレ)



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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