海上保安庁の巡視艇「PC35 いそづき」 ― 2024年04月27日 15時18分22秒
海上保安庁の巡視艇「PC35 いそづき」が巡視から帰ってきました。
「PC35 いそづき」は、海上保安庁 、第三管区海上保安本部、横浜海上保安部に所属する巡視艇です。PCは、Patrol Craft の略になります。
公称船型は23メートル型で、23メートル型の船は「PC31」から「PC45」まで15艇を全国の海上保安庁で所有しています。一番船は「PC31 ことなみ」で、高松(第六管区)に所属しています。このクラスの船を「ことなみ型巡視艇」といいます。
「PC35 いそづき」は、2014年3月に横浜海上保安部に配属されました。
23メートル型といいますが、全長は27メートルあります。最大幅は5.6メートル、総トン数は64トンです。
後方に見える塔は、634メートルの高さを誇る「東京スカイツリー」です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
ハイヌウェレの彫像 久保寛子 ― 2024年04月27日 18時18分18秒
横浜の「象の鼻パーク」に、ガリバーを連想させる巨大な像が展示されていました。
これは横浜トリエンナーレと連携した屋外展示で、久保寛子さんの 《ハイヌウェレの彫像》 という作品です。
久保寛子さんは、先史芸術や民族芸術、文化人類の学説に取材しながら、生活に身近な素材を用いて、農耕や偶像をテーマに作品制作を行っているアーティストです。
世界各地に、殺された神の死体から作物が生まれたとする「ハイヌウェレ型神話」というものがあり、ハイヌウェレは、インドネシアのセラム島で暮らすヴェマーレ族に伝わる神話に登場する女神の名前です。
この作品の表面に使用している“土”は、人間の創作活動において最も古い素材であり、世界や人間の始まりを“泥”や“粘土”として表現する神話も多く存在します。
仰向けに寝そべる断片化された女性像は、雨や日光や風の影響を受けて時間とともに変化します。
昨夜から降り続いた雨で、土の表情も変わっていったようです。
横浜港大さん橋国際客船ターミナルには、大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」と「にっぽん丸」が着岸していました。
作品は、4月29日(月・祝)まで展示されます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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