中村孝明YOKOHAMA ― 2017年05月17日 11時51分31秒
以前行った「中村孝明YOKOHAMA」がお値段の割に美味しかったので、又行ってみました。
店内はそんなに高級そうな雰囲気はないのですが、落ち着いた感じです。
箸帯にも中村孝明と店名が入っています。
楊枝にも・・・
料理は「皐月 一期一味懐石」をいただきました。旬の食材を使うため、月によってメニューが一部替わります。
息子たちは「皐月 おまかせ懐石」を注文しました。価格は同じ税込8,640円ですが、内容が少し違います。
『先附』です。
「新玉葱の峰岡豆腐」 コンソメジュレで蟹身が添えられています。
右は「蛍烏賊と青菜の煮浸し」です。
峰岡豆腐は牛乳を使った豆腐です。
千葉県安房郡の山間、嶺岡地域は日本酪農発祥の地といわれています。
戦国時代(1500年代)に国守里見氏が軍馬を育てる目的で嶺岡牧場を創り、 その後江戸幕府が嶺岡牧場を直轄することになったといいます。(千葉県酪農のさとHPより)
江戸時代の末期には牛乳のことを嶺岡といい、牛乳を使った料理に嶺岡の名前がつけられるようになったということです。
『碗盛り』
「筍真丈」 筍をすりつぶした練り物です。 海老 若布 蕗 木の芽も入っています。
『造里八寸』です。
左から
「鰹 鯛 平貝」 山葵 造り醤油 あしらい一式
「サーモン粽寿司」
「穴子八幡巻き」
「蓮根挟み揚げ」
「鶏松風」「一寸豆蜜煮」 鶏のひき肉などにケシの実をふって焼いたものを松風焼きといいます。
「カステラ」
「葱酢」
料理が美味しいのは当たり前でしょうが、この醤油が美味しい。
下の写真は「サーモン粽寿司」を開いたところです。
『合肴』
「フォアグラ茶碗蒸し」 人参と鱶鰭餡掛けになっています。
フカヒレの餡しか見えないのですが、下にはフォアグラの茶碗蒸しがたっぷりと入っていました。
『焼物』は「伊勢海老のポワレ 孝明風チーズ味噌掛け」を選びましたが、熟成牛サーロインステーキ(60g)とどちらかになります。
伊勢海老はお箸でも食べやすいサイズにカットしてあります。
『止肴』は「トマトマリネ」です。
玉葱とパセリがトッピングしてあります。 黒酢ドレッシングが美味しいので全部飲んでしまいました。
トマトが甘~~い! 器と同じように味も輝いています。
『食事』
「桜海老と姫皮の炊き込み御飯」 味噌汁と香の物が付いています。
姫皮というのは、タケノコの先端の、内側にある薄く柔らかい皮のことです。
『デザート』です。
デザートは6種類の中から選べます。「オリジナル珈琲ぜんざい」にしました。
珈琲の苦みが、ぜんざいの上品な甘みを引き立てて絶妙です。
マスカルポーネアイスとぜんざいもベストマッチング~!(古っ)。求肥、苺、ミントと共に味わいます。
息子たちが食べていた「おまかせ懐石」から。
「鰹の炙り」は胡麻ポン酢でいただきます。
「黒毛和牛と筍の味噌幽庵焼き」。ガラスの器の中は「トマトのマリネ」です。
幽庵焼き(ゆうあんやき)は和食の焼き物の一つで、江戸時代の茶人で、食通でもあった北村祐庵(堅田幽庵)が創案したとされています。漬けダレ(幽庵地)に漬け込んだ後、焼いたものです。
黒毛和牛はもちろんですが、筍がなんて美味しいんでしょう・・・
タケノコ、竹に旬と書きます。
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