早朝の巡回 ― 2024年09月10日 09時21分29秒
横浜初入港 カーニバル・パノラマ(CARNIVAL PANORAMA) ― 2024年09月11日 19時02分51秒
米国のカーニバルクルーズラインが企画した、カリフォルニア州ロングビーチから日本への片道型クルーズの終着地として、「カーニバル・パノラマ(CARNIVAL PANORAMA)」が横浜にやってきました。
13万トン超という大きな船で、大きすぎて横浜ベイブリッジの下をくぐれないので、ベイブリッジの外側にある大黒ふ頭クルーズターミナルに着岸しています。
カーニバル・パノラマは8月22日に太平洋横断クルーズとして米国ロング ビーチを出航。アラスカを経由して日本では釧路、青森と寄港し、9月10日午前4時30分頃横浜に入港しました。
横浜ベイブリッジの主塔の影が船に映っています。ちょっと邪魔です。
カーニバル・パノラマは総トン数133,868トン、全長323.2m、乗客定員4,008名、乗組員1,450名で、2019年に就航しました。船籍はパナマ共和国になります。
幅37.2メートルのブリッジ(船橋=船の指揮所)が大きく横に伸びています。
カーニバル・クルーズ・ラインの特徴的なT字型のファンネル(煙突)が目立ちます。
船上には数多くの娯楽施設がありますが、プールエリアにあるこの大きなスライダーは、恐くて私は絶対に乗れません。
横浜ベイブリッジの向こうに見える、みなとみらいエリアの高層ビル群が夕日に映えます。船上にはパナマ共和国の国旗が翻っています。
点灯開始から128年が経つ「横浜北水提灯台」です。灯器はLEDに変更されましたが今でも光を放ち、「赤灯台」と呼ばれて市民に親しまれています。
カーニバル・パノラマは、定期点検と一部改装の後、10月12日にシンガポールを出港し、ベトナム、マレーシア、フィリピン、グアム、ハワイ経由でロングビーチに戻るクルーズを予定しています。
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上野動物園のパンダが中国に返還されます ― 2024年09月12日 18時42分00秒
現在、上野動物園では4頭のジャイアントパンダが飼育されています。リーリー(雄、19歳)、シンシン(雌、19歳)とその子供、双子のシャオシャオ(雄、3歳)、レイレイ(雌、3歳)です。
双子パンダのお姉さんであるシャンシャン(雌、7歳)は、2023年2月21日(当時5歳)に中国へ返還されました。
先日、親パンダのリーリーとシンシンも、9月29日に中国に返還すると発表されました。(28日が最終観覧日)
本来の契約では、2頭とも2026年2月20日までが日本での飼育管理の期限でした。しかし、リーリー、シンシンともに高血圧の治療が必要であり、高齢期(おおむね20歳)に差しかかる前に中国に帰国させることが望ましいとの結論に至ったということです。
リーリーは2005年8月16日、シンシンは同年7月3日に、中国の四川省臥龍保護センターで生まれ、2011年2月21日に2頭一緒に上野動物園にやってきました。
9月28日までに上野へ行く機会がないかもしれないので、リーリーとシンシンに会いに行ってきました。
雄のリーリー(力力、Ri Ri)です。(※ローマ字は上野動物園内での表記に従っています)
リーリーは食事中は、いつも幸せそうな顔で食べています。
頭のてっぺんがちょっと尖って、むき栗のような顔がリーリーの特徴です。
雌のシンシン(真真、Shin Shin )です。
木の上のエサを取ろうと頭を持ち上げて、ゴチンしそうになりました。
枝の所にリンゴが置いてあり、中尾彬の「ねじねじ」のようになった布のねじれた間に、ニンジンが挟まっています。(左上の方)
動物たちが自然界で努力して食べ物を獲るように、動物園の中でも自分で考えながら餌を得るように仕向けられています。
ニンジン🥕 ゲットだぜ❣
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帆船「海王丸」横浜に入港 ― 2024年09月13日 18時40分20秒
帆船 海王丸(かいおうまる)が新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)に停泊しています。
右端の建物が横浜ハンマーヘッドの商業施設やホテルが入るビルで、その左にあるクレーンが「横浜ハンマーヘッド」の名前の由来になった、ハンマーヘッドクレーンです。その左に「横浜ベイブリッジ」が見えます。左端の橋は「鶴見つばさ橋」です。
海王丸は、独立行政法人海技教育機構が運航する航海練習船です。 この船は、初代海王丸の後継として1989年に就航した2代目海王丸になります。
総トン数は2,556トン、全長110.09m、全幅13.8mの大型帆船です。最大搭乗人員は199名、実習生定員は108名になります。
メインマストの高さは船楼甲板から43.5mで、帆の数は36枚あります。
母港は東京です。明日の朝10時に東京に向けて出港していく予定になっています。
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アメリカの海洋調査船「SEA VENTURE(シー ベンチャー)」 ― 2024年09月14日 18時48分35秒
アメリカの海洋調査船「SEA VENTURE(シー ベンチャー)」が瑞穂埠頭の「横浜ノース・ドック」に停泊していました。
横浜市風力発電所(ハマウィング)のタワーに付けらたブレードが、ゆっくりと回っています。
背後にそびえ立つ2本の塔は、JERA の横浜火力発電所の排気塔で、愛称「ツインタワー」といいます。高さは2本共200メートルあります。
「SEA VENTURE(シー ベンチャー)」は、EDISON CHOUEST OFFSHORE(エジソン シュースト オフショア)という会社が運航する米国船籍の海洋調査船で、総トン数9,926トン、全長106m、幅21mです。
米軍関係の仕事に従事しているようで、横浜に入港した時は米軍施設の横浜ノース・ドックに着岸します。
シー ベンチャーと一緒にノース・ドックに並んでいる船は、米海軍の音響測定艦「T-AGOS-23 インペッカブル(USNS Impeccable)」と「T-AGOS-21 エフェクティブ(USNS Effective) 」です。
上の写真で奥の方、暗くてよく見えませんが、高速輸送艦「T-HST-1 グアム(USNS Guam)」も停泊していました。全長114 m (373ft)、全幅24 m (78ft)で、人員866名と車262台を載せることができる大きな船です。
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立川パートナーシップフェスタ2024 ― 2024年09月15日 16時02分01秒
昨日、国営昭和記念公園みどりの文化ゾーンゆめひろば(無料エリア)を通ったら、「立川パートナーシップフェスタ2024」の準備をしていました。
これは「力をあわせてみんなの街を守ろう!!」をテーマに、最大震度6弱の地震を想定した災害対応訓練のイベントです。
とはいってもそんなに堅苦しいものではなく、警備犬、警察署救出救助部隊、学生ボランティアによる災害対策訓練や、白バイ体験乗車、パトカー、、救急車、パワーショベル等の車両展示、各種体験、スタンプラリー等のイベントを通じて、防災や防犯について楽しく学ぶ機会となります。
まだ準備中でしたが、たくさんの車両が並んでいました。
警視庁交通機動隊の白バイ、ヤマハFJR1300APです。
これは、ヤマハの「FJR1300AS」をベースに、赤色灯、サイレン、サイドボックス、無線機などの装備品を追加し、POLICE仕様にしたものです。
同じく警視庁交通機動隊の、ニッサン・フェアレディ Z のパトカーです。
警視庁特殊救助隊の水陸両用車「アーゴ」です。カナダのオンタリオ・ドライブ&ギア・リミテッド社(ODG)製です。
大きなタイヤが8本ついています。タイヤの中の空気だけでも浮きそうですね。
陸上での最高速度は32km/hです。
警視庁特殊救助隊の高性能救急車です。 メルセデス・ベンツ製「UNIMOG(ウニモグ)」を使用していて、警視庁ではウニモグを4台、その他全国14道府県に17台配備されているということです。
排気用のマフラーが屋根の上まで伸びているので、マフラーからエンジンに水が逆流することが無く、深く浸水した場所でも、走れるそうです。
警視庁機動隊の輸送警備車です。
後部の窓が全部塞がれていて全体的にのっぺらとして、新交通システムの車両に似ています。
大型のフロントガラスが設置されていますが、必要に応じて覗き穴が付いた防護板を上げて、フロントガラスを防護することができます。
陸上自衛隊の車両も展示されていました。3トン半トラック(いすゞ自動車製)です。
73式(ななさんしき)大型トラックともいいますが、正式名称は「3 1/2tトラック」と表記します。
陸上自衛隊の1t 水トレーラ(日本トレクス製)です。
水タンク容量は1,000リットルで、野外訓練時の他、航空祭や花火大会、箱根駅伝予選会などのイベント時にも使用されます。
陸上自衛隊の11/2t救急車(トヨタ自動車製)です。
1 1/2tトラック(Ⅰトン半トラック)の後部に、完全密閉式のキャビンを搭載した、自衛隊仕様の救急車です。被弾時でも走行可能なランフラットタイヤを装備し、サイレンを鳴らしての公道緊急走行もできます。
その他、起震車、消防団指揮車、救急車(立川消防署&民間)、応急給水車(東京水道グループ)、低圧発電機車(東京電力)、ポータブル衛星車&指揮車(NTT東日本)、ガス緊急車両(東京ガス)、など、災害に対応する各種特殊車両が展示されました。
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昭和記念公園「コスモスまつり2024」 ― 2024年09月16日 08時31分52秒
国営昭和記念公園で、14日から「コスモスまつり2024」が開催されています。
10月20日まで、さまざまな種類のコスモスが次から次へと花開いていきます。
「花の丘」で咲いているキバナコスモスの レモンブライトです。約15,000㎡という広大な敷地に、約400万本が植えられています。
蕾もあれば花びらが落ちてしまったものもあり、そろそろ見頃も終盤にさしかかるかと思います。咲き始めの頃より色は鮮やかになってきました。
オレンジ色のキバナコスモスも咲いています。
前回来た時よりも花数が多くなっているので、これから見頃を迎えるのではないでしょうか。
一重と八重の花があります。園芸品種として市場に出回るのは、八重咲きの方が人気があるといいます。
「原っぱ東花畑」には、センセーションという品種が約20万本植えられています。コスモスと言えば淡い赤紫色の花を連想しますが、赤や白など色とりどりです。
こちらはまだ咲き始めたばかりで、花数もこれから多くなっていきます。見頃は9月下旬から10月上旬でしょうか。
「原っぱ南花畑」では、夏から秋に咲くいろいろな花を見ることが出来ます。コスモスもイエローキャンパスやイエローガーデンという品種が約5万本植えられています。
「コスモスまつり2024」開催概要
開催会場:国営昭和記念公園各所
開催期間:9月14日(土)~10月20日(日)
休園日:会期中無休
開演時間:9:30~17:00
入園料:大人(高校生以上)450円 シルバー(65歳以上)210円 中学生以下無料
各種割引やセット券があります。詳細は公式 料金サイトへ。
※今日9月16日(月・敬老の日)と10月6日(日)・20日(日)は65歳以上の方限定で入園料が無料になります。
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昭和記念公園のイチョウ並木 ― 2024年09月17日 08時19分19秒
国営昭和記念公園のイチョウ並木が色付いてきました。立川口ゲート手前の無料エリアのイチョウ並木です。(14日に撮影)
立川口ゲートを入ってすぐ、カナール両サイドのイチョウ並木も少し黄色味を帯びてきました。
枝が下に垂れるほど、ギンナンがたわわに実っています。「実」と呼ばれますが、厳密には種子です。
ブドウの房みたいで、美味しそうですね。
イチョウとギンナン、漢字で書くとどちらも「銀杏」です。ややこしいですね。
イチョウは「公孫樹」とも書きます。これで「イチョウ」と読みます。イチョウはベルム紀(約2億9900万年前からで、恐竜が存在していた時代)に出現し、世界で最古の現生樹種の一つであるといわれています。長寿の木であり、祖父(公)が植えると孫が実(種子)を食べることができるという伝承に基づいて付けられた異名です。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
ぷかりさん橋と中秋の名月 ― 2024年09月17日 22時12分25秒
ベイブリッジに中秋の名月と土星 ― 2024年09月18日 18時22分54秒
昨夜は“中秋の名月”。 今夜は“満月”です。
今年は中秋の名月と満月の日が一致せず、昨夜の月は厳密には左側が少し欠けた月になっています。
でも、月が望(満月)になったのは今日の午前11時なので、ほぼ満月といっていいでしょう。
この現象はしばらく続き、次に中秋の名月と満月が同じ日付になるのは2030年だそうです。
横浜ベイブリッジの上に中秋の名月が昇ってきました。
「マリーンルージュ(MARINE ROUGE)」がやってきました。
「マリーンルージュ」は、サザンオールスターズの1998年のヒット曲「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート〜」でお馴染みの観光レストラン船です。
『♪マ~リンルージュで 愛されて 大黒ふ頭で 虹を見て・・・・・』 懐かしい曲です。
低い位置にある月は黄色く見えます。
地平線(水平線)近くに月があるときは、月からの光が厚い大気の中を通過することになります。大気によって青い光は散乱されてしまい、赤い光は散乱されにくいので私たちの目に届きやすくなります。
太陽が完全に沈んで周りが暗くなると、肉眼では見えませんでしたが星が1つ写っていました。
国立天文台によると、今回は中秋の名月の近くに土星が見えるということなので、土星かもしれません。
月が昇るにつれて、海面が黄金色に輝き始めます。
帰る途中、大観覧車「コスモクロック21」の向こうに中秋の名月が見えました。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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