東京ディズニーリゾートでバケーションパッケージ ― 2018年08月01日 15時38分09秒
ちょっと前の話になりますが、夏休みを利用して7月17・18日に東京ディズニーリゾート(以降TDR)に行ってきました。
TDRへは日帰りで行く事が多いのですが、今回はショーを見る為に炎天下で1時間も場所取りをするのが嫌なので、「バケーションパッケージ」を利用しました。
「バケーションパッケージ」は様々なプランが用意されていますが、ディズニーホテル、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル、東京ディズニーリゾート・パートナーホテルのいずれかに宿泊しなければなりません。プランによってはその中でもホテルが限定されますので注意が必要です。
今回は「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!” 2DAYS」というプランを選びました。
ショーのファストパス専用観覧席が3件確保でき、ファストパスも4枚付いています。
今回はパレードやショーを中心に見ていこうと決めています。
当日、9時頃に東京ディズニーランドホテルの駐車場に車を停め、ベルデスクに荷物を預けてホテル内を少し散策して、ロビーで休憩してから10時過ぎに東京ディズニーランドへ向かいます。
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー(Star Tours: The Adventures Continue)が好きなので、右回りに行動することにしました。時間が早いからかファストパスはやっていませんでした。ファストパスを使わなくても、40分待ちくらいです。
スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニューを見終わり、「ミッキーのフィルハーマジック( Mickey's PhilharMagic)」が待ち時間20分と空いていたので入ってみました。
見終わってシンデレラ城の方に向かっていると、「燦水 ! サマービート」のパレードがやって来ました。
(以降、文字が青くなっているところは別記事にリンクが張ってあります。クリックして内容をご覧下さい。一度にアップできないので個別にアップしています。)
「燦水(さんすい) ! サマービート」のパレードが通り過ぎてから、2011年4月にシンデレラ城にオープンした「シンデレラのフェアリーテイル・ホール(Cinderella's Fairy Tale Hall)」に向かいます。
実は私、このアトラクションには入ったことがないので、一度見てみたかったのです。
舞台となるのは、シンデレラとプリンス・チャーミングが住むシンデレラ城です。
「魔法に導かれてプリンセスになるまでの物語をみんなと分かち合いたいと考えたシンデレラは、自分たちが留守の間でも自由に見てもらえるようにとシンデレラ城の中を開放し、物語にまつわるさまざまな作品を展示することにしました。」というコンセプトの体験型アトラクションです。
シンデレラ城を出ると午後1時を過ぎていました。ちょっと遅めのお昼ご飯です。
トゥーンタウンの中にある、ヒューイ・デューイ・ルーイのグッドタイム・カフェでミッキーピザをいただきました。
ヒューイ・デューイ・ルーイはドナルドダックの甥の名前です。
ドリンクはバケーションパッケージの特典で、両パーク共通で滞在期間中何回でも使えるフリードリンク券が1枚ずつ貰えます。チケットホルダーも各自1つずつ、ホテルやパーク内の指定されたショップで貰うことが出来ます。
ドリンクは無料なんですが、美味しそうな「かき氷」を手にしている人がいたので売り場で聞いてみると、「メニューには載っていないんですが、シェイプアイスというのが2種類あります。」と言います。
どちらが美味しいかわからないので1つずつ買うことにしました。これはドリンクではないのでフリードリンク券は使えません。1つ360円(税込)です。
シェイプアイス。左がトロピカルフルーツで右がみかんです。
みかんは当然みかんです。シロップ漬けのみかんがトッピングされています。
トロピカルフルーツ、爽やかな色合いですが味は甘~いパイナップルでした。
下は、フリードリンク券で貰ったドリンク(Lサイズ)です。何回か貰いました。この券があると、ペットボトルなどを持ち歩かなくても無料でドリンクが飲めるので、暑い日には特に便利です。
トゥーンタウンで少し遊んでから、今年4月15日にリニューアルオープンした「イッツ・ア・スモールワールド (It's a Small World) 」へ。
お子ちゃま向けアトラクションだとバカにしていたら、なんと70分待ちです。バケーションパッケージで貰ったファストパスを使って入場です。
リニューアルしてから、ディズニーキャラクターたちが所々登場するようになりましたが、キャラクター色を強く打ち出していない所はさすがです。ディズニーキャラクター色が強いとイッツ・ア・スモールワールド の特色が打ち消されてしまいますから。
クイーン・オブ・ハートのバンケットホール横のトイレのドアはトランプのデザインで可愛いです。
この後、バケーションパッケージで貰ったファストパスを使って「スプラッシュ・マウンテン(Splash Mountain)」に乗ってから、東京ディズニーランドホテルでチェックインをすますと、午後4時になっていました。
ホテルのマーセリンサロンで無料のドリンクとお菓子を頂いて、部屋で少し休んでから、バケーションパッケージで予約した「ドリーミング・アップ!(Dreaming Up!)」に向かいます。午後4時45分開始ですが、指定席なので10分前までに着けばOKです。
観覧席はウォルトディズニーとミッキーマウスの像のシンデレラ城寄りにあります。
ティンカーベルやピノキオの像を横に、ゆったりと見ることが出来ます。
「ドリーミングアップ」が終わると、東京ディズニーランドホテル内の午後6時に予約したレストラン「CANNA」で夕食です。
午後7時35分から始まる「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ(Tokyo Disneyland Electrical Parade Dreamlights)」を見たかったので、早く食べられる「うな丼」のような料理にしたのですが、結局レストランを出た時にはパレードが終わってしまっていました。
お腹が一杯で動けないのでホテルの部屋で少し休憩して、ワールドバザールのショップを物色したり、「東京ディズニーリゾート35周年“Happiest Celebration!”」を満喫しながら午後8時40分から始まる「Celebrate ! Tokyo Disneyland 」に向かいます。このショーもバケーションパッケージで席を予約してあるので、開始10分前までに行けば大丈夫です。
午後9時35分から始まる「Celebrate ! Tokyo Disneyland 」も抽選に席が当たってしまったので、このショーは2回見ることになりました。でも、色鮮やかに彩られた噴水や華やかなパイロ(花火)、迫力ある炎に加え、夜空いっぱいに広がる光の演出やプラザの木に装飾したイルミネーションなど、何回見てもワクワクするスペクタキュラーなショーです。
1回目は少し後ろから全体を見ることが出来ましたが、2回目はシンデレラ城のすぐ前の席になります。見る場所が違うと、また違った感動があります。
ただ、前回抽選に当たって見た時は長椅子のようなものがあって全席指定だったのですが、今回はA・B・C3つのブロックが指定されるだけで、3つのブロックごとに先着順で地面に座ってみるようになっていたのが残念です。
午後9時55分に「Celebrate ! Tokyo Disneyland 」が終わったのでホテルに戻って、マーセリンサロンでシャンパンやカクテルをおつまみと共に頂いて、クローズの午後11時までマーセリンサロンを楽しんでから部屋に戻りました。
次の日は、ホテルのドリーマーズ・ラウンジで朝食を頂き、11時頃チェックアウトをしてディズニーリゾートラインで東京ディズニーシーに向かいました。
東京ディズニーランド・ステーションから東京ディズニーランド・ホテル側を見ると、こんな所にもミッキーが。
車内からミッキー越しに東京ディズニーランド・ホテルが見えます。
東京ディズニーシーです。
東京ディズニーシーで一番見たかった「アウト・オブ・シャドウランド( Out of Shadowland)」を真っ先に見に行きます。12時からです。
2015年4月まで同じ場所でやっていた「ミスティックリズム」が素晴らしかったので、今回も期待して行ったのですが、ちょっと学芸会っぽくなってしまって、がっかりでした。
ポートディスカバリーに昨年5月12日にオープンした「ニモ&フレンズ・シーライダー(Nemo & Friends SeaRider)」は90分待ちの長蛇の列です。ここは当然、バケーションパッケージで貰ったファストパスを使います。
ディズニーシー・エレクトリックレールウェイに乗ってポートディスカバリーからアメリカンウォーターフロントへ移動。
私の好きな「タワー・オブ・テラー (Tower of Terror)」もディズニーシーではワタクシ的に最優先のアトラクションです。ここも長蛇の列なので、バケーションパッケージで貰ったファストパスを使います。
午後3時20分から始まる「ビッグバンドビート(Big Band Beat)」は抽選に外れたので並んで待つことにしました。強い日差しで暑いので、並んでいる人はそんなに多くありません。ショップを色々見ていたら3時になってしまったので20分前に並んだのですが、ほぼ思い通りの席が確保できました。
ビッグバンドビートを見終わって、S.S.コロンビア号の方に歩いていると、なんだか人だかりが。
7月10日から始まった「ハロー・ニューヨーク(Hello New York)」が午後4時から始まります。
あれっ?こんなに天気が良いのに中止です。中止の時の「ご挨拶バージョン」をやってくれました。
ハロー・ニューヨークが終わると午後4時40分からメディレーニアンハーバーで「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー(Happiest Celebration on the Sea)」が始まります。
これは、4月15日から始まった、東京ディズニーリゾートの35周年をお祝する水上グリーティングショーです。
「ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー」が終ったので、午後5時10分に予約してある、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの中の「オチェーアノ」というレストランでディナーブッフェです。
朝食も夕食もブッフェです。
又、お肉をいっぱい取ってきてしまいました。奥にある右側はローストビーフです。食べ放題!
奥の左側は野菜サラダです。
ホテルカレーは美味しいです。お腹が一杯なので、ご飯はほんの少しにしました。
デザートは別腹です。このお店はデザートが美味しいと皆が言います。
お腹いっぱい~。
食事が終わったらホテルミラコスタで少し遊んでから午後8時05分からの「ファンタズミック ! (Fantasmic !)」を見に、バケーションパッケージで予約した指定席へ。
ファンタズミックを堪能して、ディズニーリゾートラインで東京ディズニーランドホテルに戻り、少し早めに帰途に付きました。
バケーションパッケージでも、ディズニーホテルのデラックスタイプに宿泊しても貰えるディズニーリゾートラインのパスです。
バケーションパッケージのオリジナルグッズのタオルセットです。
縦約360mm×横約800mmのフェイスタオルと、縦約250mm×横約250mmのフェイスタオルに、サテン地のきんちゃくケース付きです。
他にも、トートバック、ペンケース&手帳、カバー付きドリンクボトル(500ml)があります。時期により変更されます。
オリジナルポップコーンバケットとカードケースです。
ポップコーンバケットは好きな味のショップに行って引換券を渡せば、バケットの中にポップコーンを入れた物と交換してもらえます。
「バケットのフチ子さん」みたいなミッキーはキーホルダーにもなり、バケットに取り付けられます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
「モネ それからの100年」展 横浜美術館 ― 2018年08月02日 18時43分30秒
横浜美術館で開催されている、「モネ それからの100年」展に行ってきました。
19世紀後半の芸術運動「印象派」を代表する画家、クロード・モネ。
本展では、モネの初期から晩年までの絵画25点と、後世代の26作家による絵画・版画・写真・映像、66点を一堂に展覧し、両者の時代を超えた結びつきを浮き彫りにします。
出品作家 は、クロード・モネはもちろんですが、
アルフレッド・スティーグリッツ、エドワード・スタイケン、マーク・ロスコ、ウィレム・デ・クーニング、モーリス・ルイス、サム・フランシス、ロイ・リキテンスタイン、ジャン=ポール・リオペル、ジョアン・ミッチェル、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒター、ルイ・カーヌ、 堂本尚郎、中西夏之、松本陽子、平松礼二、根岸芳郎、岡﨑乾二郎、児玉靖枝、鈴木理策、福田美蘭、丸山直文、湯浅克俊、小野耕石、児玉麻緒、水野勝規 。
アルフレッド・スティーグリッツ、エドワード・スタイケン、マーク・ロスコ、ウィレム・デ・クーニング、モーリス・ルイス、サム・フランシス、ロイ・リキテンスタイン、ジャン=ポール・リオペル、ジョアン・ミッチェル、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒター、ルイ・カーヌ、 堂本尚郎、中西夏之、松本陽子、平松礼二、根岸芳郎、岡﨑乾二郎、児玉靖枝、鈴木理策、福田美蘭、丸山直文、湯浅克俊、小野耕石、児玉麻緒、水野勝規 。
モネの作品では、「ヴィレの風景」、「バラの小道の家」などの日本初公開作品も含んでいます。
モネが浮世絵のコレクターであり、浮世絵から影響を受けた作品が多いように、日本や海外でもモネの影響を受けた芸術家は数多くいます。
絵画のみならず、版画・写真・映像など幅広い分野の現代アートに、 モネの芸術との時代・地域・ジャンルを超えたつながりを見出した展示となっています。
モネの作品を取り囲むように現代作家の作品が並び、モネの感性のどのような点に影響を受けたかなど、分かりやすく構成されていますが、個人的にはちょっとこじつけ的な印象を受ける点もあるのは、私に芸術的な理解力が無いからでしょうか?
現代アートが苦手、という方は、モネの作品を見るだけでも価値のある展覧会であることは確かです。
展示は、
Ⅰ 新しい絵画へ ― 立ちあがる色彩と筆触
Ⅱ 形なきものへの眼差し ― 光、大気、水
Ⅲ モネへのオマージュ ― さまざまな「引用」のかたち
Ⅳ フレームを越えて ― 拡張するイメージと空間
の4つの章で構成されています。
現代作家の作品を通して、自分なりのモネの魅力を再認識してみてはいかがでしょうか。
横浜美術館の入口には、モネの代表作「睡蓮」をイメージして、モネが魅せられ愛し続けた花、睡蓮が展示されていました。(8月26日までの期間限定)
「モネ それからの100年」展 開催概要
開催会場:横浜美術館
開催期間:2018 年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
休館日:木曜日(8月16日は開館)
開館時間:10:00 ~ 18:00 (入館は閉館の30分前まで)
夜間開館日:8月10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)、
9月14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)
は、午後8時30分まで開館
観覧料金:一般1,600円、大学・高校生1,200円、中学生600円
65歳以上1,500円(要証明書、横浜美術館券売所でのみ販売)
毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証)
障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
京急かぁまたたたたーっ駅 ― 2018年08月04日 20時21分30秒
用があって京急蒲田駅西口に行くと、駅にこんな駅名看板が。
今日は、浮き輪を持った子供が普通に駅前を歩いているような暑~い日。
暑さのせいで「私はもう死んでいる」のだろうか?
「京急蒲田駅」の駅名看板が「京急かぁまたたたたーっ駅」になってしまったのは、人気漫画「北斗の拳」連載開始35周年と、京急創立120周年を記念したキャンペーンの一環だとか。
駅名看板の左上を見るとそれが分かります。
ケンシロウも、京急駅員の制服を着て頑張っています。
京急蒲田駅だけではなく、上大岡駅は「上ラオウ岡駅」に、県立大学駅は「北斗の拳立大学駅」になっているようです。
面白いですね。
京急では「北斗京急周年のキャンペーン」を7月30日から9月17日まで行なっています。
いろいろなイベントがありますので、詳細は公式サイトをご覧ください。
因みに、通常の駅名看板はこんな感じです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
チームラボ ボーダレス(teamLab Borderless) ― 2018年08月06日 21時15分46秒
東京・お台場のパレットタウンに誕生した、チームラボによるデジタルアートミュージアム『 MORI Building DIGITAL ART MUSEUM EPSON teamLab Borderless 』。
「ボーダレス」という名の通り、会場に入ると順路などはなく、自由に各作品の間を行ったり来たりできます。
アートは、部屋から出て移動し始め、他の作品とコミュニケーションし、他の作品と境界がなく、時には混ざり合います。
以前行った事があるのですが、見るたびに作品の表情が違うので、又行ってみました。
各展示室に境い目は無く自由に出入りできるのですが、「浮遊する巣」、「呼応するランプの森」、「EN TEA HOUSE 幻花亭」の3つの展示は独立した部屋になっていて人気もあり、かなりの人が並ぶので、なるべく早い時間に行った方がいいと思います。
「呼応するランプの森」
とにかく、きれいです。
天地360度にランタンが浮かび、人の動きに呼応して色が変わります。
「ランプの森」は総入替制で、一度に会場に入れる人数が限られているので、人の姿が邪魔になるようなことも無く、存分に美しさを味わうことが出来ます。
「EN TEA HOUSE 幻花亭」
一服の茶を点てると、茶に花が生まれ咲いていく。花々は茶がある限り無限に咲く。器の中の茶は、花々が咲き続ける無限の世界となる。その無限に広がる世界をそのまま飲むティーハウス。
いただけるお茶は4種類、各500円です。プラス200円でお代わりをして、もう1度楽しむことも出来ます。
「ゆず緑茶」をいただきました。
お茶は抹茶のように少し泡立っており、器の中のお茶に花が咲き、時の流れと共にその花びらが器から広がっていきます。
「浮遊する巣」は、空間の中央に大きな「浮遊する巣」が浮かんでいて「浮遊する巣」の上で寝転んだり、座ったりして見る作品です。
私、高い所嫌いなので写真は撮っていません。前回の記事をご覧ください。
サンダルのようなものでは利用できません。レンタルシューズがあるのでそれを利用することになります。
床面が鏡張りになっている作品も多いので、パンツ(ズボン)にローヒールで脱げにくい靴などの動きやすい服装をお勧めします。
各作品にタイトルやテーマはあるのですが、特にタイトルが表示されている訳ではなく、自由に作品の間を行き来して、体で感じるような作品群になっています。
金・祝前日 11:00 - 21:00(22:00)
土 10:00 - 21:00(22:00)
日・祝日10:00 - 19:00 (20:00)
※最終入館は閉館の1時間前
※( )内は6/21(木) - 8/31(金)までの特別延長時間です
※営業時間はシーズンによって異なります。
ひまわり ― 2018年08月07日 13時38分09秒
立秋の名にふさわしい今日の気温は、窓を開けた室内で24度を指しています。
涼しい風がちりんちりんと澄んだ音色で風鈴を鳴らし、競い合って鳴いていたセミたちの声は一休みのようです。
でも、まだ8月の上旬。厳しい暑さはこれからが本番です。
久し振りに国営昭和記念公園へ行ってみたら、ヒマワリ畑では殆どのひまわりがこうべを垂れて、夏の終わりを告げていました。
クマバチが蜜を吸っている横に蜜蜂がやって来ました。よりによってこんなところに来なくても、ひまわりの花はまだいっぱいあるのに・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
鮎と鱧を食べに「隠れ房川崎店」へ ― 2018年08月08日 12時57分56秒
「隠れ房 川崎店」で夏の季節限定食材として鮎(アユ)と鱧(ハモ)を提供していると聞き、行ってみました。
神奈川県の相模川などでは、川によって多少の違いがありますが6月上旬から10月中旬頃の間、鮎漁が解禁になります。
相模川では今年4月、5月頃に鮎が大量発生していると話題になりました。
「鮎の岩塩焼き」 900円です。(価格表示は全て税別です)
器に入っているのは「たで酢(蓼酢)」です。タデ科の植物「蓼(たで)」をすりつぶし、酢でのばしたものです。蓼にはぴりりとした独特の辛味があり、焼いた鮎を食べる際に鮎の香りをより引き立てる調味料として用いられます。
大き目の鮎なので頭から食べることは出来ませんでしたが、身のほぐれが良く、頭の一部分と背骨と尻尾以外はきれいに食べつくすことが出来ます。
塩加減もちょうど良く、お塩自体が美味しくてしょっぱい感が無く美味しくいただけました。
スーパーで買ってきた鮎を自宅で塩焼きにするのとは美味しさが全然違います。
京都の祇園祭の頃には欠かせない食材になる鱧(ハモ)も今が旬です。真夏になると産卵のため少し味が落ちるのですが、10月頃に産卵を終えた鱧は脂が乗って2度目の旬を迎えるということです。
「鱧の天婦羅」 1,000円です。
天つゆも付いてきますが、花藻塩でいただく鱧の天ぷらも格別です。
レンコンもカリカリに揚げられていて、食感も抜群です。
「鱧の湯引き 御造り」 1,200円です。
身の花がふわっと開き、ボリュームも満点です。
私は山葵でいただくのが好きですが、梅醤油でもまた違った味が楽しめます。
骨切りも上手に出来ていて、たまに感じる小骨のコリコリ感が食感にアクセントを与えてくれ、夏の清涼感を存分に味わうことが出来ます。
「湯むき冷やしトマト 土佐酢のジュレ」 650円。
まるごとお出汁に漬け込んだトマトを、さっぱりとした土佐酢のジュレと共にいただきます。
見た目にも爽やかなジュレのすっぱさが、トマトの味を引き立てます。
「長芋とつぶ貝のわさび漬け」 690円です。
つぶ貝のコリコリとした食感にすりおろした長芋が絡みつき、わさびのピリッとした刺激が後を引く旨さです。
生ビールが進みます。
「イタリア産プロシュートと千葉県産濃厚赤玉子のシーザーサラダ」 950円です。
好みによってグラナパダーノチーズをかけてくれます。たっぷりと「チーズだく」でお願いしました。せっかくの温泉玉子が隠れてしまいましたね。お店の名前が「隠れ房」だから、まっいいか。
「熟成牛の石焼きトリュフバター添え」 2,300円です。
熟成肉の良さがまだ分かっていない私ですが、柔らかくて美味しいお肉です。
バケットを貰ってトリュフバターを付けて食べたくなりますが、お腹いっぱいなのでやめました。バケット、メニューに見当たらなかったし。
この辺りから生ビールをグラスワインに変更。
生ビール(スーパードライ)600円、グラスワイン(赤・白)850円です。
グラスワインは、赤はシラー種とカベルネ種のブレンド、白はシャルドネ100%で、レンジビューヒルというブランドです。白はさっぱり系というか、ちょっと薄目な感じの「飲みやすい」ワインでした。赤は思いのほか美味しい、シャープな味わいです。
これからはおつまみ系の料理にして、ゆっくりとワインを楽しみます。
「チーズ盛り合わせ」 990円です。
ワインといえば、やっぱりチーズです。
「からすみクリームチーズ」 690円です。
クリームチーズに「からすみ」をまぶした、ちょっとしょっぱい大人の味です。
チーズの味が濃厚なので、ワインにもよく合います。
デザートです。
「エスプレッソティラミス」 590円。
「安納芋と小豆の最中アイス」 590円。
アイスクリームはバニラと抹茶から選べます。抹茶アイスにして、無料の緑茶と共に美味しくいただきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ナツズイセン(夏水仙) ― 2018年08月09日 11時33分44秒
ナツズイセン(夏水仙)の花が咲いていました。
ナツズイセンは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。
そういえば、葉がない茎がスラッと伸びた姿は彼岸花に似ています。
漢字では「夏水仙」と書きますが、水仙の仲間でありません。
秋から翌年の春にかけて水仙に似た葉を出し、葉が枯れてしまう8月中旬から下旬頃に花を咲かせます。「葉が水仙に似て夏に花を咲かせる」から夏水仙だとか。
花がユリに似ていて花が咲く頃に葉がないことから、ハダカユリ(裸百合)とも呼ばれます。
国営昭和記念公園にて。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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