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「百段階段の百の縁起もの」 ホテル雅叙園東京2021年01月20日 10時23分00秒

ホテル雅叙園東京(旧:目黒雅叙園)で「初春の文化財見学 百段階段の百の縁起もの」というイベントが開催されています。
東京都の有形文化財に指定されている「百段階段」は、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、1935(昭和10)年に建てられた当館で現存する唯一の木造建築です。
"昭和の竜宮城"と呼ばれた当時の目黒雅叙園の建物の特徴は、装飾の破格な豪華さにあります。

今回の企画では、250枚の日本画と建築意匠に囲まれた百段階段の絢爛豪華な装飾の中から、健康や長寿、富貴といった縁起もの(吉祥)に関わる意味や願いを込めて制作されたものを100点選び出して紹介しています。

平日ならば平常時でも広い館内は閑散としていて、人と密になることはまず無いホテル雅叙園東京の、日本画に囲まれた館内や滝があり鯉が泳ぐ庭園を散策するのは、私にとっては癒しになります。
百段階段やレストラン、ショップなどを利用すれば駐車料金が3時間無料になるので、車で行けば移動時に感染することもありません。
百段階段は7つの部屋を99段の階段廊下で繋いでいますが、平日で開場直後なので、どの部屋に行っても私一人か、稀に他に一組(1人か2人)しかいない状態でした。
入場時の手指の消毒と検温も徹底しています。

「初春の文化財見学 百段階段の百の縁起もの」は1月1日から3月14日まで開催されていますが、百段階段の吉祥モチーフの紹介のほかに、1月1日~31日までは打掛を、2月2日~3月14日まではつるし飾りをはじめとした桃の節句の装飾を展示する予定です。
今日は打掛の展示をアップします。

会場入り口にも打掛が展示されています。
鶴や松・竹・梅、牡丹など、煌びやかな吉祥柄が全体にちりばめられた、豪華絢爛な打掛です。




「草丘の間」に展示されている打掛です。部屋の欄間と天井には磯部草丘(1897-1967)による四季山水画が描かれています。





「頂上の間」の広い空間にも吉祥柄の打掛が展示されています。





日本が世界に誇れる伝統芸術です。


開催会場:ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財 「百段階段」
開催期間:2021年1月1日(金・祝) - 3月14日(日)
休館日:2月1日(月) ※展示替えのため
  ※1月1日~31日までは打掛を、2月2日~3月14日までは桃の節句の装飾を展示
開催時間:12:30~18:00(最終入館17:30)
観覧料金:一般 ¥1,000 学生 ¥500 ※要学生証呈示 未就学児無料

施設内は階段での移動となります。車椅子、シルバーカー、ベビーカーなどは利用できません。
会場は和室のため、靴を脱いでの見学となります。(素足を避け、靴下などを着用)



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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