オカピ(Okapia johnstoni) ― 2025年04月20日 18時05分43秒
横浜市立金沢動物園(以降、金沢動物園)にいる「オカピ」(オス)です。名前は「キィァンガ(オス)」といいます。
オカピ(学名:Okapia johnstoni)は、1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって公式に“発見”された、珍しい動物です。
哺乳綱、偶蹄目(又は鯨偶蹄目)、キリン科、オカピ属に分類される偶蹄類で、野生としてはコンゴ民主共和国のみに生息しています。
足の模様がシマウマに似ていますが、キリン科の動物です。雄(オス)には皮膚で覆われた2本の短い角があります。
1997年、「よこはま動物園ズーラシア(以後 ズーラシア)」に、そのオープンに先駆けて米国からオスとメスのペアのオカピが贈られました。 日本に初めて来たオカピで、メスの「レイラ」とオスの「キィァンガ」です。(レイラは2014年に死亡しています)
その後「キィァンガ」は金沢動物園に移りました。今年5月には29歳になり、日本最高齢のオカピとして人気者になっています。飼育下でのオカピの平均的な寿命は15年から20年といわれています。
「こっち向いて」と言ったら、「あっかんべ~~」をしています。
オカピの舌は長く、自分の耳まで届くといいます。
熱帯雨林に生息しており、その長い舌で木の葉をたぐり寄せて食べます。
現在日本でオカピが飼育されている動物園は横浜市にある2園だけです。 ズーラシアの4頭と、金沢動物園の1頭(キィァンガ)です。
2023年まで上野動物園でも飼育されていましたが、死亡してしまいました。
羨ましいくらい長いまつげですね。 ビューラーを買ってあげたくなります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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