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薩摩青雲丸が横浜に入港してきました2025年06月20日 20時43分21秒

今朝10時30分頃、横浜ベイブリッジの下を通って、薩摩青雲丸が横浜港に入港してきました。
薩摩青雲丸といっても、鹿児島から お線香を運んできたわけではありません。学生たちを乗せた実習船です。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

向こうに見える橋は、首都高速湾岸線として横浜ベイブリッジと繋がっている「鶴見つばさ橋」です。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

左にそびえ立つ2本の塔は、JERA の横浜火力発電所の排気塔で、高さは2本共200メートルあります。
右端の赤い灯台は「横浜北水堤灯台」です。 明治29年(1896年)に完成し、長い間行きかう船舶を見守り続けてきた、東京湾最古の現役灯台です。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

横浜港は多くの船が航行しています。後ろの大きな船は「REDWOOD TORADER」というオイルタンカーです。小さい船は個人所有のプレジャーボートのようです。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

薩摩青雲丸(さつませいうんまる)は、鹿児島県が所有する漁業実習船で、鹿児島県立鹿児島水産高等学校の実習に使用されている船です。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
マグロはえ縄漁の漁業実習、航海や機関の実習、海洋観測や海洋生物の調査と研究を行っており、今年度は60日間の実習航海に3回出航する予定になっています。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
専攻科1年生、海洋技術と機関コースの生徒22名を乗せて5月14日に枕崎港を出航し、60日間の実習航海の途中、横浜に立ち寄りました。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

「ご安航を祈る」の国際信号旗を振ってお出迎えです。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
乗組員(学生さんかな?)も手を振ってそれに答えます。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

この船は2022年に就航し、船籍は鹿児島県鹿児島市、母港は枕崎港になります。総トン数645トン、全長64.25m、幅9.9mで、搭載人員は63名です。乗組員20名、教官3名、生徒は40名乗ることが出来ます。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

ファンネルマークは校章です。丸に十字は薩摩藩城主「島津家」の家紋を表していると思われます。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
「7KKX」は、信号符字 (Identity signal) という国際的な船舶識別表示です。船舶用無線電信の呼び出し符号もこれに一致します。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
船首には「薩摩青雲丸 SATSUMASEIUN MARU」と書かれています。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)

新港ふ頭の海上保安庁施設側5号岸壁に接岸します。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
舫い綱(もやいづな)を岸側に渡すために、細めのロープを岸に向かって投げます。岸側でこれを拾って引っ張ると、ロープに結ばれた 舫い綱が引き寄せられ、固定されます。
薩摩青雲丸(さつませいうんまる)
薩摩青雲丸は、23日(月)午前9時に出航するまで、横浜に滞在する予定です。
学生さん達には、休日の横浜を楽しんでほしいものです。



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