河津桜とメジロ ― 2015年03月06日 19時38分24秒
多摩川の丸子橋の上流、等々力(とどろき)緑地付近の土手に咲く河津桜にメジロたちがやってきました。
ヒヨドリもやってきました。
ヒヨドリが来るとメジロたちはどこかへ飛んで行ってしまいました。
今日の朝日新聞のコラム「天声人語」に、
『梅にウグイスの取り合わせは古い。しかし実際は、梅にウグイスではなく、「梅にメジロ」のことが多い。萌黄色で目がくりくりしたメジロは、花蜜が好きで梅の枝に来る。ウグイスは地味な茶系で警戒心が強く、声は聞いてもなかなか姿を拝めない。(中略)ホーホケキョの美声をメジロの美形にかさねる「いいとこ取り」は、梅の色香と相まって、早春の心象として古来絶妙にブレンドされてきた。』
とありました。
たしかに、白い縁取りのある大きな目に体の萌黄色がきれいなメジロは、警戒心があまりないのか人が木に近づいてもすぐには逃げません。
ウグイスの色は俗に言うウグイス色だと思われがちですが、メジロのようにきれいなウグイス色ではなく、実際は地味な色なんですね。
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