オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)とネモフィラ ― 2020年04月18日 13時53分44秒
オオイヌノフグリの蜜を求めて、モンキチョウがやってきました。
オオイヌノフグリは、オオバコ科、クワガタソウ属の越年草で、路傍や畑の畦道などでよく見られる雑草です。3月から5月に花を咲かせます。
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)などという変な名前が付けられていますが、道端で青く可憐に咲く小さくてかわいい花です。
実は、果実の形が雄犬の陰嚢(ふぐり)に似ているのでその名が付けられた「イヌノフグリ」という植物があって、それに似ていてそれより大きいので「オオイヌノフグリ」という名になったようです。「オオイヌノフグリ」の果実は犬の陰嚢(ふぐり)のような形ではなくて、ハート型をしています。
何の根拠も無く「イヌノフグリ」という植物に似ているだけでこんな名前を付けられたかわいそうな花であります。
その「オオイヌノフグリ」に似ていてもっと大きな花を咲かせるのが「ネモフィラ」です。
「ネモフィラ」はムラサキ科ネモフィラ属に分類される植物の総称で、「オオイヌノフグリ」に花の形がよく似ていますが、違う種類の植物です。4月から5月に花を咲かせます。
和名では「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」という綺麗な名が付けられています。
「オオ・オオイヌノフグリ(大大犬の陰嚢)」じゃなくて良かったですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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