ミサイル搭載型護衛艦「DDG-177 あたご」 ― 2022年11月07日 09時03分17秒
創設70周年を迎えた海上自衛隊が開催している「フリートウィーク」の一環として、横浜港に多くの自衛隊艦艇がやってきました。(「フリートウィーク」は13日まで。横浜でのイベント開催は終了しました。)
横浜港には、
潜水艦「SS-513 たいげい」
ヘリコプター搭載型護衛艦「DDH-183 いずも」
ミサイル搭載型護衛艦「DDG-177 あたご」
護衛艦「DD-156 せとぎり」
護衛艦「DD-120 しらぬい」
多機能護衛艦「FFM-1 もがみ」
多機能護衛艦「FFM-2 くまの」
掃海母艦「MST-464 ぶんご」
輸送艦「LST4003 くにさき」
が接岸していました。
それに、練習艦「TV-3521 しまかぜ」もいたようですが、他の船に隠れてしまっていて、船尾の一部しか見えませんでした。
第2世代イージスシステム搭載ミサイル護衛艦「DDG-177 あたご」です。
第3護衛隊群に所属し、母港は舞鶴です。
山下ふ頭に接岸しています。船首向こうに見えるのは横浜ベイブリッジです。
左側に並んで、今年4月に就役したばかりの多機能護衛艦「FFM-1 もがみ」がいます。(「もがみ」については又後日)
「DDG-177 あたご」は、イージス艦に分類される「あたご型護衛艦」の1番艦になります。
船体形状の見直しで、以前の型よりステルス性が向上しています。
基準排水量は7,750トン、満載排水量10,000トン、全長165m、最大幅21mです。2007年3月15日に就役しました。
主要兵装としては、イージス装置一式、VLS装置一式、高性能20ミリ機関砲×2、SSM装置一式、62口径5インチ砲×1、3連装短魚雷発射管×2 などがあります。ヘリコプターも搭載できます。
防空戦闘を重視してアメリカ海軍によって開発された、先進的かつ総合的な艦載武器システム「イージスシステム(Aegis System)」を搭載しています。
DDG(Guided missile destroyer)の「D」は「Destroyer(デストロイヤー)」の頭文字です。本来は「駆逐艦」を意味しますが、「専守防衛」を基本とする日本では「護衛艦」という苦しい呼び方をしています。
「G」は、「Guided missile」の頭文字で、誘導ミサイルを意味します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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