オベーション・オブ・ザ・シーズ (Ovation of the Seas)横浜初入港 ― 2025年05月15日 20時59分42秒
今日、オベーション・オブ・ザ・シーズが横浜に初入港しました。
船が大きすぎて横浜ベイブリッジの下が通れないので、横浜ベイブリッジの外側にある大黒ふ頭に接岸しています。左端に見えるのがオベーション・オブ・ザ・シーズです。
船に乗って反対側から見てみました。
今日は「横浜在住のフォトグラファー 工藤氏と行く 豪華客船海上観覧クルーズ」という、豪華客船撮影ツアーの船が出航したので、予約をしておいて乗船しました。
大きな客船のすぐ傍まで近寄ってくれるので、いろいろなアングルから写真を撮ることが出来ます。
オベーション・オブ・ザ・シーズ (Ovation of the Seas)は、米国・マイアミに本社があるロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する、超大型外航クルーズ客船です。
総トン数:168,666トン、全長:347m、全幅:41mで、乗客定員は4,180人、乗組員数は1,500人です。
2016年4月に就航しました。
日本が誇るクルーズ客船「飛鳥Ⅱ」が50,444トンなので、総トン数だけでいえば3倍以上の大きさになります。洋上のマンションみたいです。
ショップやバーなどが軒を連なる「ロイヤルプロムナード」や、アイススケートショーなどが楽しめる洋上のテーマパークをはじめ、海上約90mからの絶景を望める展望カプセル「ノーススター」、2基のロボットバーテンダーが軽快にシェイカーを振る「バイオニックバー」、三層吹き抜けの展望ラウンジにプロジェクションマッピングと6基のロボットスクリーンがショーを繰り広げる「TWO70」など、この船ならではの最先端娯楽設備を備え、実際に「洋上のテーマパーク」と呼ばれています。
船籍はバハマで、母港はその首都ナッソーになります。
船尾にはバハマの商船旗が翻っていました。
「Ovation of the Seas」の船名と共に、母港の「NASSAU」の文字が見られます。
今回乗った船は通常の港内遊覧観光船ではなく、オベーション・オブ・ザ・シーズ撮影目的の船なので、通常は行ってくれないような位置、岸壁ギリギリまで船を進めてくれます。
帰り際に、「洋上で一番高い展望デッキ」としてギネス記録に登録された、海上約90mからの絶景を楽しめる展望カプセル「ノーススター」を起こしてくれました。(写真右上の船上)
展望カプセルを先端に付けたクレーンが、ほぼ直角にまで起きていきます。怖いですね~!
3人の外国人スタッフが、陽気に船の掃除をしていました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
横浜水上警察署の警備艇「神8 はやかぜ」 ― 2025年04月22日 11時51分55秒
後方の船はEUROPA 2 (オイローパ2)という外航クルーズ客船です。
ダイヤモンド・プリンセスと横浜ベイブリッジが見えます。
「神8 はやかぜ」は総トン数10トン、全長14メートルで、乗船定員は14名(うち常務船員2人)です。2016年に配備されました。
配備後しばらくは、横浜水上警察署の船溜まりに停泊している状態でしか見られなかったのですが、最近は港内を巡回している所をよく見かけます。
向こう側は横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)です。
横浜水上警察署の警備艇は、山下公園や赤レンガパークなど、沿岸の公園近くを巡回することも多く、詐欺被害への注意呼びかけをしていることもあります。
水上警察なのに・・・これも警察の仕事なんでしょう。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
アオバネワライカワセミ (Blue-winged Kookaburra) ― 2025年04月21日 12時00分00秒
横浜市立金沢動物園にいるアオバネワライカワセミです。
アオバネワライカワセミ (学名:Dacelo leachii)は、ブッポウソウ目、カワセミ科、ワライカワセミ属の鳥で、体長40cm程とカワセミよりかなり大きく、ワライカワセミより少し小さいくらいの大きさです。嘴(くちばし)が大きく、ちょっと頭でっかちに見えます。
鳴き声がヒトの笑い声に似ていることから「ワライカワセミ」といい、尾羽がきれいな青い色をしているので「アオバネ」が付きます。肩の部分の羽も、ワライカワセミよりもきれいな青い色をしています。
英名でも「Blue-winged kookaburra(青い翼のワライカワセミ)」といいます。
尾羽が青いのはオス(下の写真)で、メスは尾羽が茶色い縞模様(上の写真)になります。
今から60年以上前の話になりますが、NHK「みんなのうた」という番組で、「わらいかわせみに話すなよ」という曲がありました。サトウハチローさんの作詞です。
・・・・♪ わらいかわせみに 話すなよ ケララケラケラ ケケラケラ とうるさいぞ
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
オカピ(Okapia johnstoni) ― 2025年04月20日 18時05分43秒
横浜市立金沢動物園(以降、金沢動物園)にいる「オカピ」(オス)です。名前は「キィァンガ(オス)」といいます。
オカピ(学名:Okapia johnstoni)は、1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストン卿によって公式に“発見”された、珍しい動物です。
哺乳綱、偶蹄目(又は鯨偶蹄目)、キリン科、オカピ属に分類される偶蹄類で、野生としてはコンゴ民主共和国のみに生息しています。
足の模様がシマウマに似ていますが、キリン科の動物です。雄(オス)には皮膚で覆われた2本の短い角があります。
1997年、「よこはま動物園ズーラシア(以後 ズーラシア)」に、そのオープンに先駆けて米国からオスとメスのペアのオカピが贈られました。 日本に初めて来たオカピで、メスの「レイラ」とオスの「キィァンガ」です。(レイラは2014年に死亡しています)
その後「キィァンガ」は金沢動物園に移りました。今年5月には29歳になり、日本最高齢のオカピとして人気者になっています。飼育下でのオカピの平均的な寿命は15年から20年といわれています。
「こっち向いて」と言ったら、「あっかんべ~~」をしています。
オカピの舌は長く、自分の耳まで届くといいます。
熱帯雨林に生息しており、その長い舌で木の葉をたぐり寄せて食べます。
現在日本でオカピが飼育されている動物園は横浜市にある2園だけです。 ズーラシアの4頭と、金沢動物園の1頭(キィァンガ)です。
2023年まで上野動物園でも飼育されていましたが、死亡してしまいました。
羨ましいくらい長いまつげですね。 ビューラーを買ってあげたくなります。
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金沢動物園のカンガルー ― 2025年04月19日 13時26分47秒
横浜市金沢区にある、金沢動物園にいるカンガルーです。
カンガルー(Kangaroo)は、哺乳綱、双前歯目、カンガルー科の有袋類の総称です。
金沢動物園にいるカンガルーは、オオカンガルーという種類になります。オス・メス合わせて30頭以上いるんじゃないでしょうか。
金沢動物園では飼育場の中に「カンガルーウォークスルー」が設けられていて、解放時間帯には間近でカンガルーを見ることが出来ます。
後ろからピョンピョン飛んで来ることもあります。 蹴られたら、自己責任で・・・
草を食んでいるカンガルーの子供・・・かわいいですね。
足乗っけんじゃねえよ!
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横浜港のミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) ― 2025年04月18日 16時40分55秒
昨日横浜港に行ったら、米軍接収地である横浜ノース・ドックに巨大な船が停泊していました。
下の写真、左に見えるアメリカ海軍の音響測定艦「インペッカブル (USNS Impeccable, T-AGOS-23)」と比べてもその大きさが分かります。
この船は米海軍のルイス・B・プラー級遠征海上基地「ミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) 」です。
ルイス・B・プラー級遠征海上基地とはアメリカ海軍の遠征海上基地の艦級で、艦種としては遠征移送ドックになります。ヘリコプター甲板や指揮通信施設を持ち、前進基地としての機能を担います。人道支援や災害支援にも対応しています。
米軍のMSC(Military Sealift Command:軍事海上輸送司令部)に属する艦船です。
同型艦は就役中と発注済を含めて5隻で、「ミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) 」はその3番艦にあたります。2021年に就役しました。
排水量はフル積載で約100,000ロングトン(約90,000ショートトン)、全長239.3m、最大幅50mです。
「ミゲル・キース (USS Miguel Keith, ESB-5) 」はグアムを母港として、東アジアや東南アジア周辺で活動しており、岩国や佐世保、ホワイトビーチ(沖縄)には、これまでも頻繁に出入りしていました。
昨年11月から三菱重工横浜製作所本牧工場にて整備工事を行っていたようなので、それが終了したのかもしれません。
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バイキング・ビーナス横浜へ初入港 ― 2025年04月17日 20時44分20秒
バイキング・ビーナスが、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に停泊していました。
横付けしている黒い船は小型タンカーで、バンカーという客船に給油をする作業をしています。
昨日の22時30分頃着岸し、明日20時頃に離岸する予定です。
手前に伸びているのは、「象の鼻」と呼ばれる防波堤です。横浜港開港時に東波止場(イギリス波止場)として建設された突堤が復元され、現在は「象の鼻パーク」という公園の一部になっています。
向こう側が大さん橋で、その向こうに横浜ベイブリッジが見えます。
バイキング・ビーナス(VIKING VENUS)は、スイスのバーゼルに本部を置くバイキング・クルーズが運航する外航クルーズ客船です。
総トン数47,842トン、全長228.3m、全幅28.8mです。乗客定員930名に対して乗組員550名で行き届いたサービスが行われています。
船籍はノルウェーで、母港はノルウェー西海岸のベルゲン(BERGEN)になります。2021年に就航した、比較的新しい船です。
船首の上に横浜みなとみらい21地区の高層ビル群が並びます。
船尾の清掃をしていました。
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ダイヤモンド・プリンセス(DIAMOND PRINCESS) ― 2025年04月16日 16時16分16秒
ダイヤモンド・プリンセスが横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)に停泊していました。
今朝6時過ぎに接岸したようです。写真左端の橋は横浜ベイブリッジです。
よこはま花と緑のスプリングフェアが開催されている山下公園の花壇の向こうに、ダイヤモンド・プリンセスが見えます。
大さん橋に接岸しているダイヤモンド・プリンセスです。船首の向こうにみなとみらい21地区の高層ビル群が並んでいます。
ダイヤモンド・プリンセス(DIAMOND PRINCESS)は、アメリカに本社を置くプリンセス・クルーズが運航する外航クルーズ客船で、三菱重工業長崎造船所で建造された日本生まれの大型客船です。
総トン数:115,875トン、全長:290m、全幅:37.5mで、乗客定員は2,706人、乗組員は1,238人で運航されています。
2013年5月に横浜へ初入港した時は、真っ白な塗装でした。
2020年1月20日に横浜を出航した本船の乗船客から新型コロナウィルス(COVID19)感染者が見つかり、横浜の大黒ふ頭で長期の検疫体制に入ったことで、新型コロナと本船の名は日本中で広く知られることになりました。
船籍はイギリス(グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国)で、母港はその首都ロンドンになります。 船尾には「 LONDON 」と記されています。
大さん橋のガラス壁面に大きく船影が映っていました。
スタッフが船体の清掃をしています。
太陽の光を浴びて、きれいな虹が出来ていました。 虹を見ると、ちょっと幸せな気分になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
横浜みなとみらい・さくら通りの桜 ― 2025年04月05日 18時42分54秒
横浜に初入港「AZAMARA PURSUIT(アザマラ・パシュート) 」 ― 2025年04月05日 15時25分25秒
今朝6時20分頃、「AZAMARA PURSUIT(アザマラ・パシュート) 」が入港してきました。横浜へは初入港になります。
上空を羽田空港に向かう飛行機が飛んでいきます。
まるで計算したかのような逆光で、船は完全にシルエットになってしまいました。
右側の、ハンマーヘッドクレーンがある「新港ふ頭客船ターミナル(横浜ハンマーヘッド)」に接岸します。
きらきらと輝く水面の中を、スタンドアップパドルボード(SUP)が横切っていきました。
「AZAMARA PURSUIT(アザマラ・パシュート) 」は、アザラマ・クラブ・クルーズが所有するクルーズ客船です。
2001年に就航した当時は「R8(アール・エイト)」という船名で、その後運用会社が変わるたびに「ミネルヴァII」、「ロイヤル・プリンセス」、「アドニア」と船名が変わり、2018年から「アザマラ・パシュート」になりました。
総トン数:30,277トン 、全長:181.00m、幅: 25.46mで、 乗客定員は702名 、乗組員は408名です。
船籍はマルタ共和国、母港はその首都であるバレッタになります。
カップヌードルミュージアムパーク(新港パーク)のソメイヨシノが満開になっていました。
アザマラ・パシュートは、明日19時頃に横浜を出航し、東京、青森、秋田、新潟、金沢、境、釜山、 長崎、小倉、広島、高松、神戸へとクルーズします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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