ランタナが咲いていました ― 2020年06月01日 08時00分31秒
道端に、黄色とピンクのかわいい花が咲いていました。
今までは気にも留めなかった花でしょうが、コロナ禍で外出自粛が続いていると、家の周りでの新しい発見が増えてきました。
ランタナ(Lantana)といいます。
シソ目、クマツヅラ科、シチヘンゲ属で、種の名前がランタナです。
熱帯・亜熱帯アメリカにおよそ150種が分布し、毎年花を咲かせる多年草、もしくは低木があります。
日本でよく栽培されているのはランタナ・カマラ(Lantana. camara)と、やや小ぶりで匍匐(ほふく)性のコバノランタナ(Lantana.montevidensis)の園芸品種が多いようです。
花色が変化することからシチヘンゲ(七変化)の和名があります。
小さな花ですが、よく見るととても綺麗です。 園芸品種も多く、花色も様々あるようです。
多数の小花からなる散形花序をつけます。
開花後は次第に花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なります。内側のほうが新しい花です。
熱帯・亜熱帯の地域では広く野生化し、元からある植物を駆逐する恐れがあるとして、国際自然保護連合の「世界の侵略的外来種ワースト100」に指定されています。日本では環境省の「要注意外来種生物リスト」に指定されています。
常緑性で開花期が長く初心者でも育てやすいので、園芸品種としては広く栽培されているようです。
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横浜水上警察署の警備艇「神3つるぎ」 ― 2020年06月02日 17時33分13秒
新型コロナウィルスによる感染拡大を防止するため、横浜港には大型クルーズ客船の入港が3月、4月、5月、6月と4カ月続けてゼロになる予定です。 また、今後の客船入港予定も全く見通せない状況になってしまったといいます。
(横浜を母港とする飛鳥Ⅱは大さん橋ふ頭に、にっぽん丸は新港ふ頭に停泊しています)
緊急事態宣言も解除されて徐々に新しい日常に移りつつありますが、まだまだ気を抜くことはできません。お互いにしっかりと感染予防に取り組みましょう。
緊急事態宣言の間、以前横浜港で撮影して放置されていた写真から、米軍や海上保安庁、神奈川県警横浜水上警察署の船の写真を選んで5月14日から時々アップしていましたが、探してみるとまだまだあったので、徐々にアップしていこうと思います。
「神5 はこね」、「神6 みうら」、「神7 ちどり」については写真が整理出来次第アップします。
神奈川県警・横浜水上警察署の警備艇「神3 つるぎ」が波を蹴立てて航行しています。
「神3 つるぎ」は、退役した「神3 そうぶ」の代替船として2013年(平成25年)11月に竣工した警備艇です。
総トン数は10.00トン、全長14.00mで、乗船定員は14人(内乗務船員2人)になります。
横浜ベイブリッジの手前を航行していきます。横浜ベイブリッジの向こう側、大黒ふ頭に停泊している船はダイヤモンド・プリンセスです。
この写真は、ダイヤモンド・プリンセスが新型コロナウィルスの感染者を乗せたまま大黒ふ頭に接岸した2月6日に撮影したものです。
余談ですが、「神6 つるぎ」の船尾には「横浜市」ではなく「川崎市」と書かれています。(写真をクリックして拡大して見て下さい)
何故かは・・・・分かりません。
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神代植物公園「春のバラフェスタ」 ― 2020年06月03日 08時57分57秒
新型コロナウィルスによる感染拡大を防止するため長い間臨時休園していた神代植物公園が、緊急事態宣言の解除を受けて昨日6月2日から開園しました。
今は、一番花と二番花の間に咲く遅咲きの一番花が咲いていて、「春のバラフェスタ」は終了しても7月まで徐々に二番花を咲かせていくということです。
「クイーン・エリザベス」
バラの花の芳香に誘われて、働きバチたちがここぞとばかりに活動していました。
「ピンク・メイディランド」
「栄光」
「エリドウ・バビロン」
モンシロチョウもやって来ました。バラの花の周りをヒラヒラと飛び回っています。葉っぱに留まりました。
バッタの類は私は好きではありません。
「クリスチャン・ディオール」というバラです。「D i o r」の香水のような良い香りがするんでしょうか。
東京都では昨日34人の感染が確認されたことなどを踏まえ、昨夜「東京アラート」が発動されました。
5月25日に緊急事態宣言が解除されてからちょうど1週間後です。解除直後の感染者の影響が出てきているのかもしれません。
神代植物公園では以下のような入園の注意がなされていました。
『来園にあたり、お客様へのお願いです。
1 マスクの着用をお願いするとともに、咳やくしゃみをされる際は、咳エチケットにご協力ください。
2 発熱や風邪の症状など、体調がすぐれない場合は、ご来園をお控えください。
3 入園券をお買い求めの際に並ぶ場合は、1m以上間隔を空けてお待ちください。
4 お客様同士の距離を2m以上あけてご鑑賞ください。また、同じ箇所に15分以上滞留しないでください。
5 こまめな手洗いにご協力ください。
6 混雑時の、ばら園・大温室のご利用は、入場制限を行う場合がございます。また、1時間程度のご利用でお願い致します。』
今回は公共交通機関を利用しないように車で移動して、入園の際のアルコール消毒はもちろん、園内ではソーシャルディスタンシングや一切物に触れないように注意してきましたが、発症していない感染者からも感染する新型コロナウィルスはやっぱり怖いですね。
あっ、思い出しました。新型コロナウィルスのようなトゲトゲのバラの花があったので、ついでにアップしておきます。
ゾンネキント(Sonnenkind)という、ドイツで作出されたバラです。
ゾンネキントにとっては名誉棄損ですね。ごめんなさい。
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ヒペリカム・ヒドコート ― 2020年06月04日 10時03分30秒
雨が降った後の神代植物公園で「ヒペリカム・ヒドコート」(ヒペリカム・ヒデコート」ともいいます)が見頃になっていました。
「ヒペリカム・ヒドコート」(学名:Hypericum patulum cv. Hidcote )は、バラ類、キントラノオ目、オトギリソウ科、オトギリソウ属の低木で、キンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum)の園芸品種になります。
6月~7月に黄色い花を咲かせます。
枝に張られたクモの巣に雨の水滴が光っていました。
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浅草・雷門の大提灯が新しくなっていました ― 2020年06月05日 11時28分55秒
浅草・雷門の前を通ったら、大提灯がやけに綺麗になっていました。
この大提灯はほぼ10年毎に作り直されていますが、今年4月17日に6基目が新調されたばかりだそうです。
調べてみると、5基目に新調されたのは2013年でしたが、昨年の台風などで劣化が進み、東京オリンピック・パラリンピックも控えていたことから時期を早めたということです。
大提灯は直径3.3メートル、高さは3.9メートルあります。
この大提灯は京都の高橋提燈株式会社で制作されています。
冬場にほど良く水分が抜けた京都府亀岡市産の竹で骨組みし、福井県産のコウゾ100%の丈夫な和紙を使用。風雨や日差しでも色落ちしにくいよう絵の具も特別に配合しているということです。
雷門はしばしば火災により消失しており、1865年(慶応元年)年の田原町大火で炎上して以後、100年近くに渡って恒久的な建築物としての雷門は姿を消していましたが、1960年に松下電器(現 Panasonic)の創業者である松下幸之助氏の寄進によって再建されました。
「雷門」と書かれた大提灯も同時に奉納されています。
大提灯の下輪(提灯下部のかざり金具)の正面には「松下電器」と書かれた金細工の銘板が取り付けられています。
反対側には松下幸之助の名が記された銘板があります。
下輪も美しく金色に輝いていますが、下輪は今回初めて新調されたということです。こちらは側面になります。
底面の、竜の彫刻は初代提灯から引き継がれているそうです。
私たちは「雷門」と言っていますが、正式名称は「風雷神門(ふうらいじんもん)」といいます。門に向かって、右側に風神、左側に雷神が配されていることから名付けられています。
「雷門」と書かれた提灯の反対側には正式名称である「風雷神門」と書かれています。
「令和二年四月吉日」と、新しく付け替えられた日付も入っています。
早朝でほとんど人がいなかったので、浅草寺でお参りをしてきました。
雷門から浅草寺まで続く仲見世通りも全く人がいません。ハトがのんびりと遊んでいます。お客様を迎え入れる準備をしている店から灯りがもれていました。
閉ざされたシャッターには壁画が描かれています。「浅草仲見世シャッター壁画 浅草絵巻」といいます。
シャッター壁画の下絵は東京芸術大学・平山郁夫教授研究室グループ(制作当時)によるものです。
壁画へのアレンジも平山郁夫画伯の指導を得て、芸術性の高い作品が完成しています。
2006年(平成18年)に全く同じ画でリニューアルしています。
通常は店が開店してシャッターを開けているため見られない光景です。仲見世の隠れた貴重な作品を観ることが出来ました。
雷門は浅草寺の山門です。
「早起きは三文の徳」ですね。
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神奈川県警横浜水上警察署の警備艇「神5はこね」 ― 2020年06月06日 15時23分22秒
新型コロナウィルスによる感染拡大を防止するため、横浜港には大型クルーズ客船の入港が3月、4月、5月、6月と4カ月続けてゼロになる予定です。 また、今後の客船入港予定も全く見通せない状況になってしまったということで、横浜市では客船入港予定の公開を中止しました。
(横浜を母港とする飛鳥Ⅱは大さん橋ふ頭に、にっぽん丸は新港ふ頭に停泊しています)
緊急事態宣言も解除されて徐々に新しい日常に移りつつあります。
緊急事態宣言の間、以前横浜港で撮影して放置されていた写真から、米軍や海上保安庁、神奈川県警横浜水上警察署の船の写真を選んで5月14日から時々アップしていましたが、探してみるとまだまだあったので、徐々にアップしていこうと思います。
神奈川県警横浜水上警察署の船溜まりから「神5 はこね」が出てきました。向こうは山下公園です。
「神5 はこね」は、総トン数10.00トン、全長14.00m、乗船定員は14人(うち乗務船員2人)の警備艇で、2011年(平成23年)に就役しました。
姿を現したと思ったら、すぐに右旋回でUターンです。
あれっ、忘れ物でもしたのかな? まさかそんなことは無いでしょうが・・・
直前に別の船が入っていったので、係留位置の配置換えをする為に一時離岸したのだと思います。
横浜水上警察署の横に接岸している「神5 はこね」です。上の写真とは別の日に撮影したものです。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
神奈川県警横浜水上警察署の警備艇「神6 みうら」 ― 2020年06月07日 10時37分28秒
緊急事態宣言も解除されて徐々に新しい日常に移りつつありますが、 まだまだ油断はできません。以前横浜港で撮影して放置されていた写真から、米軍や海上保安庁、神奈川県警横浜水上警察署などの船の写真を選んで5月14日から時々アップしていましたが、探してみるとまだまだあるので、徐々にアップしています。
神奈川県警・横浜水上警察署の警備艇「神6 みうら」が、観光都市YOKOHAMAを代表する、みなとみらい21地区にやってきました。
みなとみらいのビル群の手前にあるのは、海上保安庁施設の横浜海上防災基地です。海上保安庁の巡視艇「PLH32 あきつしま」が停泊しています。
「神6 みうら」は総トン数10.00トン、全長13.78m、乗船定員は14人(うち乗務船員2人)の警備艇で、2009年(平成21年)に就役しました。
「横浜マリンタワー」は現在改装中です。
横浜水上警察署横の船溜まりに戻ってきました。
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バンクシーが人種差別をテーマにした新作を発表 ― 2020年06月07日 11時23分31秒
添えられたメッセージでは、「最初はこの問題について私は黙って黒人のことばを聞くべきだと思っていた。しかしこれは彼らの問題ではない。私自身の問題だ。」 とし、差別が根付いた既存制度は有色人種の人々ではなく、白人が直すべき問題だと表明しています。
横浜「アソビル」で開催されている、世界で100万人を動員した展覧会「 BANKSY 展 GENIUS OR VANDAL? (バンクシー展 天才か反逆者か)」は新型コロナウィルスによる感染拡大を防止するため休館していましたが、5月30日から再開されています。
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渋谷ハチ公前広場の「青ガエル」撤去へ ― 2020年06月08日 11時13分20秒
渋谷駅ハチ公前広場でハチ公の正面に置かれ、ハチ公に見守られながら観光案内所として使われていた電車、通称「青ガエル」が近いうちに撤去されます。
この電車は1954年(昭和29年)から1986年(昭和61年)の間、東急東横線などで活躍した「旧東急5000系」です。旧5000系は退役後も長野県や福島県、熊本県などの鉄道会社で使われました。
緑の塗装と、下ぶくれした丸みのある外観から「青ガエル」の愛称で親しまれています。
運行当初はもっと明るいライトグリーンだったので「青ガエル」のイメージにもっと近かったのですが、退色しやすいため彩度を落とした濃い色に変更されました。
展示されている「デハ5001」は譲渡先の上田交通で1993年(平成5年)に廃車となった後、静態保存のため東急に返却されました。その後2006年(平成18年)に渋谷区が東急電鉄が保存していた車両を譲り受け、同年10月から渋谷駅前に設置して渋谷区観光協会が運営する観光案内所として活用し、国内のみならず海外からの観光客などに利用されてきました。
車内には昔の渋谷駅や忠犬ハチ公、その飼い主であった東京帝国大学教授・上野英三郎の写真が飾られ、世界中のハローキティのぬいぐるみなどが展示されていました。(現在は閉鎖されています)
渋谷駅前は現在、100年に一度と言われる大規模再開発が進行中で、忠犬ハチ公像や青ガエルも一時的に移設が必要になりました。
ハチ公前広場で「青ガエル」を見守っている「忠犬ハチ公」は1923年(大正12年)11月10日、秋田県北秋田郡二井田村(現・大館市)で生まれた秋田犬です。
忠犬ハチ公を縁として交流を続ける大館市には「秋田犬の里」という観光交流施設があり、ハチ公の故郷である大館市に「青ガエル」を移設することが2月9日に発表されました。
大館市では「秋田犬の里」の芝生広場・南側に展示し、渋谷区、大館市の交流のモニュメントとして、交流のきっかけとなった忠犬ハチ公を中心に渋谷と大館の歴史変遷を展示しながら、座席シートを施設来場者の休憩場所として開放するということです。
「秋田犬の里」での展示は7月からとし、6月上旬には渋谷駅前から撤去する予定になっています。
渋谷駅前に展示されている車両は車体後部をカットして短くし、台車や床下機器を取り外した状態で、全長は11.22m、重さは約11トンあります。トラックで大館市に移送されるということです。
「忠犬ハチ公」と共に渋谷駅前での待ち合わせ場所として親しまれてきた「青ガエル」が移転してしまうのは寂しいことです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
月と木星 ― 2020年06月09日 01時51分20秒
会社からの帰りにふと空を見ると、月の近くに明るい星が輝いていました。
写真をクリックして拡大して見てもらうと左上に小さく星が見えると思いますが、首都圏の夜空は明るすぎてよく写らないのが残念です。 木星です。
国立天文台のホームページで調べてみると、今日は木星と月が大接近する日のようです。
今日の月齢は16.9です。満月を少し過ぎていますが、このくらいの方がクレーターがはっきり見えていいかもしれません。
この写真もクリックして拡大して見てください。
6月21日には日本全国で部分日食が見られます。
東京では16時11分頃に欠け始め、17時10分12秒に食の最大になります。
薄曇りでも見られますので、21日(日曜日)の夕方に是非西の空を見てください。
晴れている場合は短い時間でも直接太陽を見ると目を傷めますので、安全な観察方法でご覧ください。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
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