目黒川のコサギ ― 2022年04月10日 17時03分46秒
目黒川にいたコサギ(小鷺)です。
コサギ(小鷺、Egretta garzetta)は、ペリカン目、サギ科、コサギ属に分類される鳥です。
全身白色で、繁殖期や夏羽では2本の長い飾り羽を頭に持つのが特徴で、胸や肩にも飾り羽を持ちます。
よく「白鷺(シラサギ)」といいますが、「白鷺」という呼び方は、ほぼ全身が白いサギ類の総称として使われています。
ただ、コサギの2本の長い飾り羽や胸や肩の飾り羽が風になびく姿は、他の白鷺類よりも群を抜いて美しいので、日本画に多く描かれてきました。 「白鷺」といえばコサギを指す場合が多かったようです。
白鷺類の背の飾り羽はとても美しく、エグレット(Aigrette:帽子などの羽飾り)として利用されていました。(現在は規制されています)。 エグレット(Aigrette)はフランス語で白鷺のことです。
因みに英語でも白鷺のことをエグレットといい、綴りは( Egret )です。
海岸、河川、池沼、水田など浅い水辺で餌を探し、魚類、カエル、ザリガニなどを捕食します。
桜の枝に向かって飛び立ちました。
2022年3月28日に撮影したものです。 満開の桜が映って水面をピンクに染めています。
巣は樹上につくります。 水に囲まれた林を最も好み、集団になって営巣し繁殖します。
「コサギ」とはいっても立派な大人のサギで、言葉のサギみたいですが、子サギではありません。
オオサギ、チュウサギ、コサギの順に小さくなっていきます。冗談のような名前の付け方ですが、これもサギではなく、本当の話です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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