ピエール ドゥ ロンサール(Pierre de Ronsard) バラ ― 2022年10月11日 06時25分18秒
ピエール ドゥ ロンサール(Pierre de Ronsard)
作出年:1988年 作出国:フランス(メイアン Marie-Louise Meilland) 系統:ラージフラワード・クライマー[LCl :Large Flowered Climber]
中心のピンクと外側の白とのグラデーションが、 とても可愛らしく美しい大輪の薔薇です。カップ咲きから咲き進むとクォーター・ロゼット咲きになります。
フランス・ルネサンス期を代表する詩人、ピエール・ドゥ・ロンサール(Pierre de Ronsard)にちなんで名づけられました。
「Eden Rose '88」という別名があります。
2006年に大阪市で開催された第14回世界バラ会議で、バラの殿堂入りを果たしました。ラージフラワード クライマー系統[LCl]は、つるバラにハイブリッド ティー系統やフロリバンダ系統の品種を交配して作り出されたもので、つるバラの中でも大きめのものが多くなります。
フランスのメイアン家は19世紀よりバラの作出を行ってきましたが、3代目であるアントワーヌ・メイアンが、現在のメイアン社の母体を築きました。 その息子フランシス・メイアンが作出したのが名花「ピース」です。フランシスは、このバラを病死した母クラウディアに捧げ、作出時に「マダム アントワーヌ メイアン」という名を与えています。
フランシスは若くして亡くなってしまいましたが、その妻であるマリー・ルイーズ・メイアンが作出したのが「ピエール ドゥ ロンサール」です。 現在、メイアン社の代表はフランシスとマリー・ルイーズの息子、アラン・メイアンが務めています。
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