陸上自衛隊の「UH-1H」ヘリコプター ― 2024年12月14日 07時45分17秒
陸上自衛隊立川駐屯地がある立川飛行場に展示されていた、「UH-1H」ヘリコプターです。
「UH-1」は、アメリカ合衆国のベル・ヘリコプター社によって開発された中型ヘリコプターのファミリーを指します。
アメリカ陸軍での部隊配備当初の型番が「HU-1」であったことから、ヒューイ(Huey)の愛称で親しまれています。軍での正式な愛称は、アメリカの先住民族に由来する イロコイ(Iroquois)です。
機種名のUHは「Utility Helicopter(汎用ヘリコプター)」の略で、その名の通り、軍用、民間用などに改設計され、多彩なバリエーションがあります。
ベル社が開発したモデル204の発展型として設計されたモデル205をベースに、エンジンを新型で強力なT53-L-13に換装したモデル205A-1が、「UH-1H」として生産されました。
陸上自衛隊では、1970年代初めごろから2018年度末頃まで運用していましたが、徐々に改良型の「UH-1J」に替えられていきます。
写真の機体は機体記号41714で、現在 野整備隊の訓練機として運用されているようで、機体横のドアに「EAAFM(東部方面航空隊野整備隊の略称)」の文字が読めます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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