海上保安庁の巡視船「PS-40 みかづき」 ― 2025年01月28日 16時30分10秒
海上保安庁の巡視船「PS-40 みかづき」が横浜港を航行していました。
「みかづき」は2021年4月に、小笠原諸島の父島にある海上保安庁、第三管区海上保安本部、小笠原海上保安署に配属されました。小笠原海上保安署としては初めて配備された巡視船です。
「PS-40 みかづき」は、PS-31から始まる「しもじ型巡視船」の10番船として製造されました。
海上保安庁に所属する船艇の内、巡視船、巡視艇には以下のような区分があります。
ヘリコプター2機搭載型巡視船 PLH (Patrol Vessel Large With 2 Helicopter)
ヘリコプター1機搭載型巡視船 PLH (Patrol Vessel Large With 1 Helicopter)
大型巡視船 PL (Patrol Vessel Large)
中型巡視船 PM (Patrol Vessel Medium)
小型巡視船 PS (Patrol Vessel Small)
高速特殊警備船 PS (Hight Speed Special Patrol Vessel)
巡視艇(大型) PC (Patrol Craft)
汎用巡視艇(小型) CL (Craft Large)
高速巡視艇 CL (Craft Large)
PS型(180トン型)巡視船は、PM型(350トン型)よりも小さい350トン未満の巡視船を指します。180トン型より小さい船は“巡視艇”になります。
「PS-40 みかづき」が配備されている父島には三日月山という山があるので、そこから命名されたようです。
巡視船「みかづき」は排水量約200トン、全長43mで、20mm多銃身機銃1基を船首に装備するほか、遠隔操作式の高圧放水銃や停船命令等表示装置、採証装置なども備えています。
巡視船「みかづき」は、海洋の秩序維持、海難の救助、海上防災、海洋の環境保全、海上交通の安全確保などを図るため、昼夜を問わず小笠原諸島を舞台に活動しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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