ハナトラノオにホウジャク ― 2024年09月21日 12時00分00秒
国営昭和記念公園・西立川口「ボートハウス」の近くで咲いているハナトラノオの花に、ホウジャクがやってきました。
ホウジャク(蜂雀)は、チョウ目、スズメガ科、ホウジャク属の昆虫です。漢字で「蜂雀」と書きますが、ハチでもスズメでもなく、蛾(ガ)の一種になります。
背中に黒っぽい筋が入っているのがホシホウジャク(星蜂雀)で、筋が見えないのがヒメクロホウジャク(姫黒蜂雀)という種類だそうですが、区別は難しいです。
初夏から晩秋まで発生し、市街地でもよく見られます。ホバリングしながら、花から花へ蜜を吸って回ります。
ハナトラノオ(花虎の尾)は、シソ目、シソ科、ハナトラノオ属に属する、北米東部原産の宿根草です。別名、カクトラノオ(角虎の尾)ともいいます。
性質が強く、地下茎を伸ばして広がるので、ほとんど放任していても育つといいます。
花期は8月~10月です。「虎の尾」の名は長い花穂を虎の尾に見立てたものです。茎の断面が四角形なので、花も四方に規則正しく並びます。これが「カクトラノオ(角虎の尾)の名の由来になっています。
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