昭和記念公園のチューリップ ― 2024年04月06日 15時03分12秒
国営昭和記念公園のチューリップ畑は園内を流れる渓流に沿って、いろいろな種類の花が咲き乱れます。
品種によって早咲き、遅咲きがあり、今は2割くらいが見頃になっています。
今年はソメイヨシノの開花が遅れているので、来週には例年ではなかなか見られないチーリップとソメイヨシノの共演が見られると思います。
黄色やピンクの蕾が朝降った雨のしずくを纏って輝いていました。
4月5日撮影
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ミツバツツジ(三つ葉躑躅/三葉躑躅) ― 2024年04月07日 08時42分12秒
国営昭和記念公園で咲いていた ミツバツツジです。
ミツバツツジ(三つ葉躑躅/三葉躑躅)は、ツツジ目、ツツジ科、ツツジ属の落葉低木です。ミツバツツジ類は、日本を中心としたアジア東部に30種以上があるといいます。
輝くような赤紫色の花を咲かせ、開花後に枝先に3枚の葉が出るので、「三つ葉ツツジ」の名が付きました。
開花期は4月~5月です。まだ蕾がたくさんあるので、これから見頃を迎えるものと思います。
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第8回横浜トリエンナーレ(横浜美術館) ― 2024年04月07日 15時21分14秒
横浜市で3年おきに開催される現代アートの国際展覧会「横浜トリエンナーレ」。
2001年に第1回が開催され、今年は第8回になります。(第2回と第8回は1年遅れての開催になりました)
今回の全体テーマは 「野草:いま、ここで⽣きてる」です。
メイン会場の横浜美術館の他に主要会場:として旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKOがあてられ、横浜駅から山手地区におよぶ広いエリアの街中にも多くのアートプログラムが展開されます。
メイン会場の横浜美術館に行ってみました。
第8回横浜トリエンナーレは昨年12月から開催される予定でしたが、メイン会場である横浜美術館のリニューアル工事が遅れたため、今年3月15日からの開催となりました。
各国の若手現代アーティストの作品に加えて、浜口タカシや坂本龍一、勅使河原蒼風、岡本太郎など著名な芸術家の作品も展示されています。
報道写真家・浜口タカシ『東大紛争 70年安保へ』より
浜口タカシ 《安田講堂前に集まった8500人の武装学生》 1968年 ゼラチン・シルバー・プリント 横浜美術館蔵
いけばな草月流の創始者、勅使河原蒼風の作品です。
勅使河原蒼風 《不滅》 1967年 木、真鍮、鉛 一般財団法人草月会蔵
2006年に、ビデオアートの父と称される韓国のアーティスト、ナム・ジュン・パイクの追悼イベントに出演した坂本龍一は、ヴァイオリンを叩き壊し、パイクの行為のようにその残骸を引きずって歩くパフォーマンスを行いました。
坂本龍一が「ナム・ジュン・パイク追悼ライブfarewell, njp」(企画ワタリウム美術館)で使用したヴァイオリン
岡本太郎撮影の縄文土器です。岡本太郎は縄文時代の文化や生活に強い関心を寄せていました。
岡本太郎 《題不詳(縄文土器・富山県出土)》 1956年 ゼラチン・シルバー・プリント 川崎市岡本太郎美術館蔵
展示風景
ダシュコフスカ 《スキンフォーマー#2》 2022年 黒く染めた天然皮革、木 作家蔵
ダシュコフスカ 《飼いならされた動物 no.11》 2022年/2024年プリント インクジェット・プリント
展示風景
右の映像作品はウクライナのアーティスト集団「オープン・グループ」による作品です。ウクライナでは本展のテーマ「いま、ここで⽣きてる」より、「明日ここで生きていられるか」という状態が続いています。
ガーナーのこの作品では、肌の色が異なる男女の体のパーツが組み合わされ、性別、人種、年齢といった既成概念にとらわれない多様性のあり方を問いかけています。
ピッパ・ガーナー 《 Human Prototype 》部分 2020年 ミクストメディア STARSgallery
この作品は南アフリカ出生の作者自身が編んだ有刺鉄線を使ったインスタレーションです。暴力や抑圧を思い起こさせる有刺鉄線の棘に柔らかな布を織り込み、茂った森を思わせる緑色の壁に設置しています。
ルンギスワ・グンダ 《Benisiya Ndawoni:馴染みのないものへの回帰》部分 2018年-2024年 有刺鉄線、古布、音
第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」開催概要
開催会場:横浜美術館、旧第⼀銀⾏横浜⽀店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜2Fクイーンモール、元町・中華街駅連絡通路
開催期間:2024年3⽉15⽇(⾦)-6⽉9⽇(⽇)
休場日:毎週⽊曜⽇(5⽉2⽇、6⽉6⽇を除く)
開催時間:10:00-18:00(入場は閉場の30分前まで) 6月6日(木)-9日(日)は20:00まで
観覧料金:チケットは各種ありますので、公式チケットサイトでご確認ください(こちら)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
昭和記念公園の桜 ― 2024年04月08日 03時53分53秒
国営昭和記念公園の中を通る残堀川沿いで、ソメイヨシノ(染井吉野)やヨウコウ(陽光)が咲き誇っています。
白っぽい桜はソメイヨシノ、ピンクの花はヨウコウで、黄色い花はレンギョウ(連翹)です。
橋の上を園内周遊のパークトレインが走っていきます。
ヨウコウ (陽光)はアマギヨシノ(天城吉野)とカンヒザクラ(寒緋桜)を交雑させて作出した栽培品種で、鮮やかなピンクの大きな花を咲かせます。
ソメイヨシノはこれから見頃を迎え、ヨウコウはそろそろ見頃終盤になります。たくさんのヒヨドリ(鵯)が花の蜜を吸いにやってきました。
今日もご覧いただき、ありがとうございます。
昭和記念公園でお花見 ― 2024年04月09日 11時22分33秒
昨日、国営昭和記念公園へお花見に行ってきました。
3日前(5日)に行った時よりも多くのチューリップが花開いています。
今年はソメイヨシノの開花が遅れたので、チューリップとソメイヨシノが見事に共演しています。
♪ さいた さいた チューリップの花が ならんだ ならんだ 赤 白 黄色 どの花見ても きれいだな
(唱歌「チューリップ」より)
ナノハナ(菜の花)は、まだまだ見頃を保っています。
ムラサキハナナ(紫花菜)も開花が進んでいます。
タンポポ(蒲公英)が咲いていました。ユーミンの歌でも知られるように、英名ではダンディライオン (dandelion)といいます。私は花の形がライオンの鬣(たてがみ)のようなので、「ダンディなライオン」からこの名が付いたのかと思っていましたが、フランス語の「ダン=ド=リオン (dent-de-lion)」に由来し、 「ライオンの歯」を意味するということです。ただ、フランスではタンポポのことを通常「ピサンリ / ピソンリ (pissenlit)」というようです。
「桜の園」のソメイヨシノは、ほぼ満開です。
「渓流広場レストラン」で生ビールを買ってから、人の膝辺りまで垂れ下がった桜の花の中でシートを敷いて持参のお弁当を食べながら、お花見です。
歩いて汗をかいた後に桜の花を愛でながら飲むビールは、ひときわ美味しい❣
今回は「お花見」目的の為ミラーレスを持っていかなかったので、コンデジ(Canon G7X MarkⅡ)とスマホ(iPhone X)で撮影しています。
なんだか、ミラーレスより綺麗に撮れているような・・・
明日(10日)の昭和記念公園の天気予報は「晴れ」。今日の「花散らしの雨」に耐えてくれれば、絶好のお花見日和になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ラ チッタデッラの Amici(アミーチ) ― 2024年04月10日 05時46分34秒
2名限定コースで税込5,236円(2名)というメニューがあり、アルコール類も付いているので、二人でちょい飲みするにはちょうどいい量になります。
二人ならば男女のカップルでなくても、同性同士でも親子でも、何でも構いません。
「前菜4種盛り合わせ」です。お好きなドリンク一杯が付いてきます。生ビールにしました。
季節野菜のピクルス、鴨肉のパストラミ、グリーンサラダ、パテ・ド・カンパーニュが盛り合わせてあります。二人前です。
ボンゴレ・ビアンゴかマルゲリータが選べるので、「マルゲリータ」にしました。この店のピザは前にも食べて美味しかったので。
ドリンクのハッピーアワーがラストオーダーになるというので、グラスにまだ残っていたけど生ビールをもう一杯注文です。
アンガス牛のタリアータは、一人分が小分けで出てきました。アンガス牛なので硬いかと思ったら、柔らかくて肉の味がしっかり味わえます。(イベリコ豚肩ロースのグリル」も選べます)
デザートです。こちらも一人分です。
ちょっと一杯のつもりが、2杯飲んでしまいました。
私、萎縮性胃炎でアルコール類は禁止されているんですが・・・・・
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
不忍池のソメイヨシノ ― 2024年04月10日 19時00分00秒
上野公園の桜たち ― 2024年04月11日 08時07分43秒
昨日、上野公園で咲いていた桜です。
ソメイヨシノは、そろそろ見頃を終えようとしています。
ソメイヨシノ(染井吉野)は、エドヒガン(江戸彼岸)とオオシマザクラ(大島桜)の雑種が交雑してできた栽培品種です。現在、日本で一般的に桜と言えばこの品種を指します。
コウカです。
コウカ(紅華)は、オオヤマザクラ(大山桜)とサトザクラ(里桜)の交雑種と推定されています。
濃紅色で八重咲きの大輪の花を枝いっぱいに咲かせ、見た目にも豪華です。
シロタエです。
シロタエ(白妙)は、オオシマザクラ(大島桜)系のサトザクラ(里桜)の栽培品種になります。花は純白・八重咲きで見ごたえのある大輪を咲かせます。
ベニユタカです。
ベニユタカ(紅豊)は、マツマエハヤザキ(松前早咲)にリュウウンインベニヤエ(龍雲院紅八重)を交配して作出したオオシマザクラ系の栽培品種です。
清水観音堂横に咲いている、ヤエベニシダレです。
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)は、野生種のエドヒガン(江戸彼岸)系の枝がしだれ、花弁が多く、花色が濃い栽培品種の桜です。八重咲きですが花は小ぶりです。
清水観音堂の井戸端に植えられているヤエベニシダレ(2つ上の写真右側)には「秋色桜(しゅうしきざくら)」という名が付けられています。(その由来についてはこちら)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
双子パンダの別れ ― 2024年04月12日 10時14分28秒
昨年(2023年)3月20日から親離れをして2頭で仲良く暮らしていた上野動物園の双子パンダは、4月14日(日)の展示を最後に離れて展示されることになりました。
前からあった低いやぐらの上に、新しく高いやぐらが作られました。その2つのやぐらの間で、頭を天井にぶつけながらシャオシャオとレイレイがじゃれ合っています。
下に降りてきた2頭は、仲良く竹を食べ始めました。向かって左がオスの「シャオシャオ(暁暁、Xiao Xiao)」、右がメスの「レイレイ(蕾蕾、Lei Lei )」です。
シャオシャオ「ねぇ、遊ぼうよ~」 レイレイ「今、ご販食べてるの!」
シャオシャオ「遊ぼうよ~」 レイレイ「ご飯食べてるんだったらぁ。あっち行ってよ!」
シャオシャオ「遊んでくれなきゃ、乗っかっちゃうぞ~」 レイレイ「いててて~」
レイレイ「も~、シャオシャオったら加減を知らないんだから・・・」
それでも、座って竹を食べているシャオシャオの周りをうろつくレイレイでした。
こんなに仲のいい2頭ですが、体が大きくなるにつれ じゃれ合いの激しさが増し、一方が他方を嫌がる素振りが見られ始めています。このまま同居を続けると怪我をする恐れがあるため、3歳を迎える前に2頭を別々に飼育することになったということです。
3月15日の測定で、シャオシャオは72.6㎏、レイレイは76.3㎏になっていました。
(ジャイアントパンダは群れをつくらず単独で生活をする動物で、野生の場合通常、子は1歳半から2歳にさしかかる時期に親離れをし、ひとり立ちします。シャオシャオとレイレイについては、親離れ後も良好な関係を保っているので、2歳を過ぎても一緒に暮らしてきました。)
甘えん坊のシャオシャオと、それをお姉さんの様に見守ってきたマイペースなレイレイ。 離れ離れになると寂しいですね。
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横浜港に「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ」初入港 ― 2024年04月13日 16時37分29秒
今朝、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)にパシフィック・ワールド(PACIFIC WORLD)が停泊していました。
4月11日に入港して停泊中でしたが、今日13時には出航していきました。
パシフィック・ワールドは2023年4月に横浜港に初入港した大型外航クルーズ客船で、総トン数:77,441トン、全長:261.3m、全幅:32.25m、旅客定員は1,950名(最大2,250名)、乗組員は900名になります。
1955年にサン・プリンセスとして竣工し、2021年春からパシフィック・ワールドとして運航されています。船籍はパナマです。
6時頃、パシフィック・ワールドの向こうにリビエラがやってきました。新港ふ頭客船ターミナルに着岸します。
リビエラ(RIVIERA)は今年3月19日に横浜港へ初入港しています。
オーシャニア・クルーズ社(米国)が運航する、総トン数:66,172トン、全長:240.16mの大型外航クルーズ客船です。
船籍はマーシャル諸島共和国で、その首都マジュロ(Majuro)が母港になっています。
6時30分頃、朝もやの中、横浜ベイブリッジの下にセレナーデ・オブ・ザ・シーズが入港してきました。横浜へは初入港になります。
セレナーデ・オブ・ザ・シーズ(SERENADE OF THE SEAS)は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航している大型外航クルーズ客船です。バハマ船籍で、母港はバハマの首都ナッソーになります。
総トン数:90,090トンという大きな船で、全長:294mと横浜ランドマークタワーの高さ(296m)とほぼ同じ長さになります。全幅は32mあります。乗客定員は2,146人、乗組員数は848人です。
2003年8月に就航し、2012年12月に改装を行っています。
大さん橋の、パシフィック・ワールドとは反対側に接岸します。
写真左の船は停泊しているパシフィック・ワールドです。
横浜港に係留展示されている氷川丸(HIKAWA MARU)の向こうに、セレナーデ・オブ・ザ・シーズが見えます。
左の黒い船が氷川丸です。
船首向こう側の、ヨットの帆をイメージした建物は、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルです。
横浜ベイブリッジの向こう側にある大黒ふ頭に、ウエステルダム(WESTERDAM)も入港しましたが、もやで霞んでいて、はっきりとは見えません。
今日は計4隻の大型クルーズ船が横浜港に入港していました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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