横浜消防出初式2025 ― 2025年01月13日 09時06分35秒
昨日、赤レンガパークをメイン会場として「横浜消防出初式2025」が開催されました。
「古式消防演技」では、横浜市鳶工業連合会と横浜古式消防保存会による、古式ゆかしい纏振り込みと梯子乗りが行われました。
梯子(はしご)は3本立てられ、それぞれで演技を行います。
横浜市消防音楽隊によるドリル演技です。消防音楽隊としては日本初の「演奏もできる女性ドリルチーム」として1982年に誕生した、ポートエンジェルス119(いちいちきゅう)が出初式に華を添えます。
消防総合訓練では、横浜市消防団、横浜市消防局、特別高度救助部隊及び特別救助隊による連携した救助活動を披露しました。
アンパンマン新春コンサートやパウ・パトロールステージイベントなど、子供向けイベントも充実しています。
今年8月公開の『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』を前に、前作『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に登場した「「YOKOHAMA MER Y01」を含めた緊急車両や神奈川県警、米海軍の車両も展示されていました。
キッチンカーも多数出ていて、スタンプラリーや来場者プレゼントなど、ファミリーで一日中楽しめるイベントになっています。
航空消防隊と水上消防救助部隊が連携する、ヘリコプターの機動性と迅速性を活かした航空救助訓練も披露されました。
参加したヘリコプターは、「JA131Y はまちどり1」と、 「JA152Y はまちどり2」です。どちらもイタリアのアグスタウエストランド社製で、 型式はアグスタ式 AW139型になります。
横浜市消防局の消防隊、消防艇、航空隊が集結し、躍動感あふれる一斉放水を披露しました。
「最大放水量32,000ℓ/毎分 の能力を持つ消防ポンプ」と「15,000ℓ放水砲」を装備した消防艇「まもり」です。
海上保安庁の消防艇「FL-01 ひりゅう」も参加しました。
消防装置は、伸縮式放水塔(毎分5,000リットル; 泡消火液・水兼用)×2基
放水甲板(毎分7,000リットル; 泡消火液・水兼用)×2基
上部船橋甲板(毎分20,000リットル; 水専用)×1基
上甲板船首部(毎分1,000リットル; 泡消火液・水兼用)×2基
粉末放射銃(毎秒45キログラム)×1基
自衛噴霧ノズル 毎分190リットル×17本 毎分110リットル×5本
を装備しています。
陸上からの一斉放水です。
港内観光レストラン船「マリーン・ルージュ」の乗船客も一斉放水を楽しんでいます。
出初式が終わって、隊員たちが観衆に挨拶をしながら帰っていきます。
「JA131Y はまちどり1」では、横浜市消防局マスコットキャラクター「ハマくん」も身を乗り出して手を振っています。
「JA152Y はまちどり2」です。
消防艇「まもり」も鶴見水上出張所に帰っていきました。
横浜市消防局の救助艇「ゆめはま」は、海難救助の際に活躍します。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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