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米海軍のミサイル追跡艦「USNS Howard O. Lorenzen, T-AGM-25」2025年01月25日 13時00分01秒

米軍のミサイル追跡艦「USNS Howard O. Lorenzen, T-AGM-25」が、横浜港を航行していました。 アメリカ陸軍及び海軍の港湾施設「横浜ノース・ドック」に接岸するようです。

「USNS Howard O. Lorenzen, T-AGM-25 (ハワード・O・ローレンツェン)」はアメリカ海軍のミサイル追跡艦で、米海軍の軍事海上輸送コマンド(Military Sealift Command, MSC)に所属し、海軍軍人と民間技術者の手でアメリカ空軍の支援を得た任務を実施しています。
乗組員はアメリカ海軍軍人と民間人合わせて88名で、船の大きさは全長約163m(534ft)、全幅約27m(89ft)、満載排水量12,575トンです。2012年1月から運用されています。
米海軍のミサイル追跡艦「USNS Howard O. Lorenzen, T-AGM-25」
大型レーダーを搭載し、弾道ミサイル発射やロケット打ち上げの追跡・監視を行う艦船になります。 煙突の後方にある白い四角い箱は、弾道ミサイル追尾レーダーシステムで、「コブラキング」という名称で呼ばれています。
米海軍のミサイル追跡艦「USNS Howard O. Lorenzen, T-AGM-25」
後部船橋の煙突直後の高い位置にあるものがSバンドのアンテナで、その後方、低い位置にあるのがXバンド回転式フェーズド・アレイ・アンテナです。 このレーダーシステムのSバンド・レーダーでは高速で移動する弾道ミサイルの弾頭を複数同時に追うことができ、 さらにXバンド・レーダーでは高速で移動する対象物を動く点としてではなく、弾頭がどの方向を向いているかなど画像化して見ることができるといいます。
米海軍のミサイル追跡艦「USNS Howard O. Lorenzen, T-AGM-25」
※ Sバンド・Xバンドは、IEEE(アイ・トリプル・イー、Institute of Electrical and Electronics Engineers)によるマイクロ波の使用周波数による分類で、Sバンドは3,000MHz帯(2,000~4,000MHz)を、Xバンドは9,000MHz帯(8,000~12,000MHz)を使用するものを指します。

北朝鮮が日本海に数多くのミサイルを撃ち込むようになった今、アメリカ合衆国の「核の傘」の下にいる日本は、トランプ政権下でアメリカ合衆国51番目の州にされてしまうかもしれませんね。



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