巣ごもり正月はすき焼きで ― 2021年01月02日 21時02分38秒
12月29日から1月3日までの6連休ですが、新型コロナウィルス(COVID19)感染が拡大しているため、巣ごもり生活が続いています。
去年の暮れに近所のスーパーマーケット「マルエツ」へ買い物に行った時に「深谷ネギ」を売っていたので、「そうだ、お正月はすき焼きにしよう!」と思い立ち、材料を買ってきました。
我が家では何故か、すき焼きのネギは「深谷ネギ」にしないと息子たちが食べてくれません。
今日はすき焼きです。
すき焼きを作る時いつもは「割下」は使わず、砂糖でお肉を焼いたところへ日本酒と醤油をかけて味を整えるのですが、今回は「浅草今半 極上すき焼き割下」というのを使ってみました。
「家庭でもお店(今半)で食べるのに近い味が出せる」という触れ込みです。
360mlで税込969円もします。高っ!
460g入って税込429円という普通の「人形町今半 すき焼き割下」というのも売っていましたが、どう違うのでしょう?
廉価タイプの原材料「しょうゆ(本醸造)、本みりん、清酒・・・」に対して、「厳選された有機丸大豆醤油、極上本みりん、純米酒」を使っているということです。なるほど。
それよりも、私は「極上」の方が「ml (ミリリットル)」表示なのに「普通品」の方は「g (グラム)」表示になっている事が「なぜ?」と気になるのですが・・・・・
誤植かなっと思って人形町今半のオンラインストアサイトを見てみると、確かに「 ml 」、「 g 」と、違った単位になっていました。 なんでだろ~ なんでだろ~
いつも作ってるのより、こっちの方が美味しいかも・・・ なんでだろ~
「マルエツ」が新潟の朝日酒造と直接取引を始めたということで、「久保田」を各種販売していました。
これは「久保田 純米大吟醸」720mlです。
「久保田 純米大吟醸」は、2017年6月・10月に季節限定として販売し、2018年4月から通年商品として発売している新商品(?)です。2020年10月1日に、和食だけではなく洋食やカジュアルなシーンでも自然に溶け込むよう、デザインをリニューアルしました。
「KUBOTA」とローマ字で書かれています。耕耘機(こううんき)みたいですね。
幸運気だと良いんですが・・・
純米大吟醸酒ですが、価格は「千寿」よりちょっと高い程度に抑えられています。720ml・化粧箱入りで税込1,727円です。
麹米:五百万石(精米歩合50%) 掛米:五百万石(精米歩合50%)、日本酒度 ±0です。
「千寿」も「萬寿」も麹米に五百万石を使っていますが、「万寿」は日本酒度+2.0、「千寿」は日本酒度+5.0なのに対して日本酒度±0と、ちょっと甘口です。
久保田らしいキレの良さ、華やかな香りとシャープな味わいが、料理の味を引き立てます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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雲竹斎の今日の薀蓄(うんちく)
久し振りじゃのう、薀蓄仙人「雲竹斎」じゃ。
さて、「日本酒度」ってなんじゃろう?
一般的に甘口や辛口を表す度合いと思われておるが、実際は水との比重を表す値なんじゃ。
摂氏4℃の水の比重を±0として、これより比重が重いものにはマイナス、軽いものにはプラスがつけられておる。日本酒度計という比重計の一種を酒に浮かべて値を出すんじゃ。
日本酒の比重はアルコール分とエキス分(ほとんどが糖分)の含有量によって決まるんじゃが、アルコール分は15度(15%)前後でほとんど変わらないので、糖分の多いものが比重が重くなってマイナス、糖分が少ないものがプラスとなり、日本酒の甘口、辛口を知る目安になるんじゃな。
日本酒度がマイナスになるほど糖分が多いんじゃ。体重はプラスになるから、巣ごもり生活で飲み過ぎないように、気をつけた方が良いぞよ。
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