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戦後デザイン運動の原点 デザインコミッティーの人々とその軌跡2022年01月07日 16時16分16秒

岡本太郎美術館で開催されている企画展、「戦後デザイン運動の原点  デザインコミッティーの人々とその軌跡」。
この展覧会は、戦後日本のデザイン運動の先駆けとして、国際交流やデザインの啓蒙を目的に創立された「国際デザインコミッティー」(現・日本デザインコミッティー)の活動を振り返る企画展です。

1953年、世界的なデザインのフェスティバル「ミラノ・トリエンナーレ」への参加要請に応えるべく集ったのが、建築家の丹下健三や吉阪隆正、清家清、デザイナーの剣持勇、柳宗理、渡辺力、亀倉雄策、評論家の勝見勝、浜口隆一、瀧口修造、写真家の石元泰博、そして画家の岡本太郎でした。(顧問に、坂倉準三、前川國男、シャルロット・ペリアン)。
時代をリードする多彩なジャンルの人々が顔をそろえました。

通産省のGマーク「グッドデザイン商品選定制度」(1957年)に先んじて始められたグッドデザイン運動は広く人々の間に定着し、「日本デザインコミッティー」と改称された現在もなお、活発な活動が展開されています。

本展では、「デザインコミッティー」の活動と創立メンバーらの交流に焦点を当てるとともに、そこから生まれたコラボレーションにも注目し、彼らが闊達な交流のなかで切り拓いた仕事の広がりと、デザイン・建築・美術など多領域を軽々と横断していく自由さを表した、戦後日本のデザイン運動の原点ともいうべき活動を紐解いています。

岡本太郎 《月の壁 レリーフ》 1951年(1991年再制作) FRP 岡本太郎美術館蔵

イサム・ノグチ 《あかり(AKARI)》シリーズ 1952~78年 和紙・竹 香川県立ミュージアム蔵


「戦後デザイン運動の原点  デザインコミッティーの人々とその軌跡」開催概要
開催期間:2021年10月23日(土)~ 2022年1月16日(日)
休館日:今日以降は1月11日(火)
開館時間: 9:30-17:00 (入館は16:30まで)
観覧料:一般1,000円、高・大学生・65 歳以上800円
 ※本展は企画展です。常設展とのセット料金になります。
同時開催:常設展「生誕110周年 ベラボーな岡本太郎」



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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