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東京国立近代美術館「ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》」2022年07月24日 11時35分40秒

東京国立近代美術館で、コレクションによる小企画展「新収蔵&特別公開|ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》」が開催されています。

ピエール・ボナール《プロヴァンス風景》は東京国立近代美術館が昨年度購入した新収蔵作品で、本展はお披露目展覧会になります。
ピエール・ボナール 《プロヴァンス風景》 1932年 油彩・キャンバス 76.0×113.0cm

ピエール・ボナール(1867–1947)は、19世紀末から20世紀半ばにかけて活躍したフランスの画家です。ナビ派と呼ばれる画家グループに属し、日本美術(ジャポニスム)の影響を強く受けたことから、「ナビ・ジャポナール」とも呼ばれました。

ボナールは、パブロ・ピカソ(1881-1973)やアンリ・マティス(1869-1954)と同世代を生きています。

1955年、南仏二−スで撮影された映画「ピカソ―天才の秘密」(アンリ・ジョルジュ=クルーゾー監督)で、ピカソがカメラの前で描いた作品です。横長なのはスクリーンの画面比を意識したといいます。
パブロ・ピカソ 《ラ・ガループの海水浴場》 1955年 油彩・キャンバス 80.0×190.0cm
(展示は7月24日まで。26日以降はピカソの《マックス・ジャコブ著『聖マトレル』より 修道院》と《無題》の2作品を展示)

アンリ・マティス 《ルネ、緑のハーモニー》 1923年 油彩・キャンバス  40.6×32.7cm

展示風景

本展では、《プロヴァンス風景》の魅力を堪能しながら、ボナールと同時代に活躍した日本人アーティストによる作品と共演させ、日本の近現代美術を新しい視点から鑑賞するきっかけを提供しています。

佐伯祐三 《雪景色》 1927年 油彩・キャンバス  61.0×72.5cm

藤島武二 《港の朝陽》 1934年 油彩・キャンバス 44.5×59.5cm

梅原龍三郎 《城山》 1937年 油彩、岩絵具・キャン バス 81.0×65.0cm


開催会場:東京国立近代美術館 2階 ギャラリー4
開催期間:2022年5月17日(火)~10月2日(日)
休館日:月曜日[ただし7月18日、9月19日は開館]、7月19日(火)、9月20日(火)
開館時間:10:00-17:00(金・土曜は10:00-20:00)  *入館は閉館30分前まで
観覧料金:一般 500円  大学生 250円  ※5時から割引(金・土曜):一般 300円 大学生 150円
  ※高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料。
  ※「ゲルハルト・リヒター展」又は「MOMATコレクション」の観覧チケットで入館当日に限り、当展も観覧できます。



最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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