六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」 Vol.3 ― 2013年10月02日 13時05分55秒
六本木クロッシング2013「アウト・オブ・ダクト」展の紹介3日目です。
今日は雨なので外出する気になれず、写真の整理をする時間が出来ました。
いくつかの作品をまとめて紹介したいと思います。
Vol.1はこちら。
Vol.2はこちらです。
会場内は意外と空いています。
入場料は1,500円かかりますが52階の展望台「東京シティビュー」と共通ですので、「東京シティビュー」に来たついでにタダだから入ってみようという気楽な気持ちで鑑賞してみてはいかがでしょうか。
音声ガイドも無料です。ぜひ借りることをお勧めします。
今日は雨なので外出する気になれず、写真の整理をする時間が出来ました。
いくつかの作品をまとめて紹介したいと思います。
Vol.1はこちら。
Vol.2はこちらです。
会場内は意外と空いています。
入場料は1,500円かかりますが52階の展望台「東京シティビュー」と共通ですので、「東京シティビュー」に来たついでにタダだから入ってみようという気楽な気持ちで鑑賞してみてはいかがでしょうか。
音声ガイドも無料です。ぜひ借りることをお勧めします。
中村 宏 《基地》 1957年
在日米軍群馬県相馬ヶ原演習地(当時)で、1957年1月30日に薬莢などを盗む目的で不法侵入した日本人主婦を在日米軍兵士ウィリアム・S・ジラードが射殺したという、ジラード事件を題材に制作されました。
後ろ向きにしゃがみ込んで薬莢を拾う主婦の姿と、空虚に光る兵士の目、黒光りする銃器が印象的です。
中村 宏 《観光独裁》 1965年
後ろ向きにしゃがみ込んで薬莢を拾う主婦の姿と、空虚に光る兵士の目、黒光りする銃器が印象的です。
中村 宏 《観光独裁》 1965年
1964年の東京オリンピックを機に高度成長を遂げた日本。
観光客が見る外的世界とその記憶に刻まれる内的世界のサイトシーイングの風景を探究し、新旧の交通手段とエロティシズムを象徴するセーラー服、浮世絵などがダイナミックな構図で風景化されています。
2020年の東京オリンピックで高度成長は期待出来るのでしょうか?
丹羽 良徳
観光客が見る外的世界とその記憶に刻まれる内的世界のサイトシーイングの風景を探究し、新旧の交通手段とエロティシズムを象徴するセーラー服、浮世絵などがダイナミックな構図で風景化されています。
2020年の東京オリンピックで高度成長は期待出来るのでしょうか?
丹羽 良徳
中平 卓馬 《無題》
1960年代後半から「アレ・ブレ・ボケ」と呼ばれた斬新な写真表現で知られる森山大道らと一世を風靡した中平卓馬が近年撮影したカラー写真48点が展示されています。
満田 晴穂 《円寂》Enjaku 2013年
満田 晴穂 《円寂》Enjaku 2013年
満田 晴穂 《幽明》Yumei 2013年
金属製の置物「自在置物」は、江戸中期頃から甲冑職人などの手で作られるようになりました。
金属そのものの色を使いながら卓越した技術によって写実性を追求し、竜、蛇、昆虫などの小さな関節まで自在に動かすことが出来ます。
金属そのものの色を使いながら卓越した技術によって写実性を追求し、竜、蛇、昆虫などの小さな関節まで自在に動かすことが出来ます。
《円寂》では死体を入れるはずの標本瓶とそこに留まるミカドカガンボ(帝大蚊)が生と死が交差した矛盾や両義性を表現しています。
《幽明》では、ヒガンバナ(彼岸花)に生きているかのようなジャコウアゲハ(麝香鳳蝶)を組み合わせて、死と毒性を象徴しています。
長くなってしまいました。この続きはまた明日。
このブログに掲載した展覧会の写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
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