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ムンク展―共鳴する魂の叫び2018年10月30日 20時38分20秒

「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」が10月27日(土)から東京都美術館で開催されています。
エドヴァルド・ムンク(1863~1944)は、ノルウェーを代表する画家です。
同展では愛や絶望、嫉妬など人間の内面が表現された代表作から、ノルウェーの自然を描いた風景画、明るい色に彩られた晩年の作品に至るまで、約60年にわたるムンクの画業を全9章に分けて紹介しています。
画家の故郷、ノルウェーの首都にあるオスロ市立ムンク美術館が誇る世界最大のコレクションを中心に、代表作≪叫び≫など油彩の名品約60点に版画などを加えた約100点が展示され、見ごたえのある展覧会になっています。

世界で最もよく知られる名画の一つ《叫び》。版画以外では4点の作品が存在する《叫び》のうち、ムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の《叫び》が今回初来日しました。
って言うか、ムンクの作品といえば《叫び》しか知らないぞ!と思っている方が多いと思いますが、《絶望》や《マドンナ》など、見たことがあるな・・・という作品も並んでいます。

「ムンクとは誰か」
「家族ー死と喪失」
「夏の夜ー孤独と憂鬱」
「魂の叫びー不安と絶望」
「接吻、吸血鬼、マドンナ」
「男と女ー愛、嫉妬、別れ」
「肖像画」
「躍動する風景」
「画家の晩年」
と、9つの章でムンクの80年の生涯をたどる、大規模な回顧展です。

開催場所:東京都美術館 企画展示室
開催期間:2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)
休室日:月曜日、12月25日(火)、1月1日(火・祝)、15日(火)
      ※ただし、11月26日(月)、12月10日(月)、24日(月・休)、1月14日(月・祝)は開室
開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
      ※金曜日、11月1日(木)、3日(土・祝)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料:一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000
      ※中学生以下は無料
      ※高校生は12月無料
      ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料


グッズコーナーで売っていた「ムーチョの叫び」。
パッケージの裏側、ヒーおばあちゃんの後ろでカラムーチョを食べているのは、ムンク自身が「《叫び》の第1作目」と称する1892年作《絶望》に描かれている男性です。その前でムンクが絵を描いているという構図になっています。面白いパロディーですね。
「ムーチョの叫び」、35g×6袋入りで税込880円。かなり高めだけど、パロディー代かな?
中の個装がしっかりしているので、お土産6個に分けられることを考えると、安いのかもしれません。
違うデザインで、「すっぱムーチョ」もあります。

(株)ポケモンともコラボしています。ピカチュウの叫び。 クリアファイルです(税込400円)。
「ぬいぐるみ 叫びピカチュウ」「ミニカードファイル 叫びピカチュウ/イーブイ」は一人1点、その他のポケモンコラボグッズは一人5点という制限で販売していますが、開幕4日目にしてすでに売り切れ続出でした(11月以降に再販予定あり)。
どのような形であれ、子供たちが名画に触れるきっかけになれば良いな、と思います。


本展の図録は、普及版(税込2,500円)に加えて、普及版よりも豪華な装丁の図録(中身は同じ)に、名作≪星月夜≫の画像をあしらった化粧箱と一枚ずつ飾って楽しめる美しい版画の額絵7点が付いた特装版(税込8,800円)も500部限定で用意されています。
普及版の表紙も3種類から選ぶことが出来ます。
普及版の表紙、左から≪叫び≫ ≪マドンナ≫ ≪太陽≫です。


今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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