藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション- ― 2018年10月31日 13時41分21秒
六本木ヒルズ・森タワー52階の展望フロア「東京シティビュー」で、「藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-」が開催されています。
老若男女を問わず、あらゆる世代の人が一度は作品を見たであろう、日本の漫画カルチャーの生きた伝説的存在である藤子不二雄Ⓐ氏。
現在84歳にしていまだ現役であるⒶ氏は『忍者ハットリくん』や『怪物くん』、そして『プロゴルファー猿』などの少年向け作品から、『魔太郎がくる!!』、『笑ゥせぇるすまん』などといった青年・大人向け作品も数多く生み出してきたレジェンドです。
東京スカイツリーや東京タワー、お台場などが一望できる海抜250メートルの展望フロアにある会場には『笑ゥせぇるすまん』でお馴染みのBAR「魔の巣」も再現されています。
日没後になると、会場エントランスには、ここでしか見られない都会の夜景の中に、不気味なプロジェクションマッピングが浮かび上がり、観客を『笑ゥせぇるすまん』の世界に誘い込みます。
藤子不二雄Ⓐ氏の等身大フィギュアも立っています。
嵐の大野智さんから贈られた、開催祝の似顔絵色紙です。
藤本 弘(藤子・F・不二雄)と安孫子 素雄(藤子不二雄Ⓐ)の二人が「藤子不二雄」として執筆活動をしていた「トキワ荘」では、手塚治虫がいた部屋の後釜として14号室に入居しています。
藤子不二雄として活躍した若き2人の漫画家が過ごした当時の空間を体感できるゾーンです。
コメディ&スポーツの代表作品でもある『怪物くん』『忍者ハットリくん』『プロゴルファー猿』の作品とその世界観を共に紹介しているゾーンです。
「黒藤子」の異名を持つ藤子不二雄Ⓐ氏のブラックユーモア作品『黒ベエ』『魔太郎がくる!!』『ブラック商会変奇郎』の他、短編約50作品を見ることのできるブラックユーモアゾーンです。
真っ黒なフレームをフラッシュ撮影すると、絵が浮かび上がります。
今年、誕生50周年を迎えた『笑ゥせぇるすまん』の貴重な生原稿の他、漫画作品を1話丸ごと楽しめる、笑ゥせぇるすまんゾーンです。
本展は会場の全てが撮影可能です。会場のいたるところが「変なフォトスポット」と化し、藤子不二雄Ⓐ氏の作品を見るだけでなく、奇妙な世界に入り込むことができます。
こんなトリックアートも撮ることが出来ます。
影絵作家「河野里美」さんの作品です。
「飛行の夢」 © 藤子スタジオ 2018 © satomi kono.
「時空の旅」 © 藤子スタジオ 2018 © satomi kono.
「Ⓐ Magic Tree 」 © 藤子スタジオ 2018 © satomi kono.
アニメ化された作品のセル画や台本、フィルムなども展示されています。
今までに発売されたグッズやTシャツなどです。
藤子不二雄Ⓐ氏は、1934年3月富山県氷見市生まれの84歳。
生まれ故郷である氷見(ひみ)市の紹介コーナーもあります。
展示の最後には藤子不二雄Ⓐ先生からのスペシャルメッセージが。
QRコードによる、スマホやタブレットへの映像プレゼントもあります。
「藤子不二雄Ⓐ展 -Ⓐの変コレクション-」開催概要
開催期間:2018年10月19日(金)~2019年1月6日(日)
開館時間:10:00~22:00(最終入場21:30)
入場料:一般1,800円 / 学生(高校・大学生)1,200円 / 子ども(4歳~中学生)600円 / シニア(65歳以上)1,500円
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://hoshino.asablo.jp/blog/2018/10/31/8986602/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。