百段階段「頂上の間」 ホテル雅叙園東京 ― 2020年07月27日 10時38分29秒
館内に日本画が 約700点、美術工芸品などを含めると約2,500点の作品が点在するという、他に類を見ない豪華絢爛な館内装飾が有名な「ホテル雅叙園東京」。
今日は百段階段の一番上にある「頂上の間(ちょうじょうのま)」です。
「頂上の間」は本来、京都画壇の大家「西村五雲(にしむら ごうん)」に揮毫を依頼していたのですが、描く前に他界してしまい、その願いはかなわなかったといいます。
本間の床柱には黒柿の銘木を使用しています。
この部屋には欄間絵は無く、天井画は松岡映丘(まつおか えいきゅう)門下の数人の画家により描かれています。
※ 公式サイトでは松岡映丘とありますが、室内にある解説では川端龍子(かわばた りゅうし)門下の画と書かれていました。
10回に亘って、「ホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)」、「1億円のトイレ」、「百段階段」、「十畝の間(じっぽのま)」、「漁礁の間(ぎょしょうのま)」、「草丘の間(そうきゅうのま)」、「静水の間(せいすいのま)」、「星光の間(せいこうのま)」、「清方の間(きよかたのま)」、「頂上の間(ちょうじょうのま)」と紹介してきましたが、解説文は、公式ホームページ、各室内の解説、書籍(時の流れ・目黒雅叙園)より引用又は参考にさせていただきました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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