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グロリア デ ローマ(Gloria di Roma)バラ2023年05月04日 08時05分07秒

グロリア デ ローマ(Gloria di Roma)
グロリア デ ローマ(Gloria di Roma)バラ
作出年:1937年 作出国:イタリア(アイカルディ Domenico Aicardi ) 系統:ハイブリッド ティー [ HT:Hybrid Tea ]

グロリア デ ローマ(Gloria di Roma)バラ
ローズピンクの華やかな花色で、半剣弁杯状咲きの大輪の花を咲かせます。
薔薇としては珍しい、イタリアで作出された品種です。「Gloria di Roma」はイタリア語で、「ローマの栄光」という意味になります。

東京都美術館「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」2023年05月04日 16時22分39秒

上野の東京都美術館で、「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」が開催されています。
東京都美術館「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」
アンリ・マティス(Henri Matisse, 1869年12月31日 - 1954年11月3日)は、フランス生まれの画家です。
原色を多用した強烈な色彩と、激しいタッチを特徴とするフォーヴィスム(野獣派)の中心人物として、目に映る色彩ではなく、心が感じる明るい強烈な色彩でのびのびとした雰囲気を創造しました。
東京都美術館「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」

世界最大規模のマティス・コレクションを所蔵するポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て開催する本展は、絵画に加えて、彫刻、ドローイング、版画、切り紙絵、晩年の最大の傑作であり、マティス自身がその生涯の創作の集大成とみなした南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂に関する資料まで、各時代の代表的な作品によって多角的にその仕事を紹介しながら、豊かな光と色に満ちた巨匠の造形的な冒険を辿っています。

1章 フォーヴィスムに向かって 1895–1909
2章 ラディカルな探求の時代 1914–1918
3章 並行する探求─彫刻と絵画 1913–1930
4章 人物画と室内画 1918–1929
5章 広がりと実験 1930–1937
6章 ニースからヴァンスへ 1938–1948
7章 切り紙絵と最晩年の作品 1931-1954
8章 ヴァンス・ロザリオ礼拝堂 1948–1951
の8つの章で構成されています。

1941年以降マティスはドローイングに打ち込み、独自の方法を編み出しています。17組158点のドローイングを1冊にまとめ、詩人ルイ・アラゴンの序文を付して出版された作品集です。
アンリ・マティス 《デッサン主題と変奏》(パリ、マルタン・ファビアーニ刊) 1943年 書籍 ポンピドー・センター / 国立近代美術館・CCI / カンディンスキー図書館蔵

マティスは画家としての生涯にわたって、多くの自画像を描いています。展示会場内からマティスの自画像を集めてみました。それぞれ、1910年代、20年代、30年代、40年代に描かれたものです。
アンリ・マティス 《パイプをくわえた自画像》 1919年 墨、厚紙に貼った紙 ポンピドー・センター / 国立近代美術館(フランス)蔵 ブザンソン美術考古学博物館寄託 アデル&ジョルジュ・ベッソン寄贈1963年

アンリ・マティス 《自画像》 1927年 グラファイト、紙 ポンピドー・センター / 国立近代美術館(フランス)蔵 マリー・マティス寄贈1984年

アンリ・マティス 《自画像》 1937年 木炭、簣の目紙で裏打ちした紙 ポンピドー・センター / 国立近代美術館(フランス)蔵 購入1984年

アンリ・マティス 《麦わら帽子をかぶった自画像》 1945年 インク、紙 ポンピドー・センター / 国立近代美術館(フランス)蔵 購入1984年

アトリエの助手でもあったモデルのリディア・デレクトルスカヤを描いた絵画です。
アンリ・マティス 《夢》 1935年 油彩、カンヴァス ポンピドー・センター / 国立近代美術館(フランス)蔵 購入1979年

東京都美術館「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」
展示風景

東方のエキゾチックな衣装に身を包んだ女性像。これは、マティスの「オダリスク」絵画の第1作となる作品です。
「オダリスク」は、スルタンなどイスラムの君主のハレムで奉仕する女奴隷を指し、アングルやルノワール、マティスなど数多くの画家がオダリスクを題材としました。
アンリ・マティス 《赤いキュロットのオダリスク》 1921年 油彩、カンヴァス ポンピドー・センター / 国立近代美術館(フランス)蔵 国家買い上げ1922年、帰属1923年

フランス・ヴァンス時代のマティスは「ヴァンス室内画シリーズ」を手掛けました。
《黄色と青の室内》はその第1作となり、単純化された背景に、大きな陶製の壺や果物、骨董店で見つけてきたロカイユ様式の肘掛け椅子などが配されています。
アンリ・マティス 《黄色と青の室内》 1946年 油彩、カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館(フランス)蔵 国家買い上げ1947年、帰属1970年

《赤の大きな室内》は、「ヴァンス室内画シリーズ」の締めくくりとなる作品になります。
アンリ・マティス 《赤の大きな室内》 1948年 油彩、カンヴァス ポンピドゥー・センター/国立近代美術館(フランス)蔵 国家買い上げ1950年、帰属1950年

展示風景

公式図録は本展出品作の油彩35点、デッサン30点、彫刻17点など、合計100点以上を紹介しています。
図録の表紙は《黄色と青の室内》《座るバラ色の裸婦》《金魚鉢のある室内》の3作品から選ぶことができます。(内容は同じです)
A4変型、288ページとかなり厚みがあり、価格は税込3,300円です。
東京都美術館「マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」


マティス展 Henri Matisse: The Path to Color」開催概要
開催会場:東京都美術館 企画展示室
開催期間:2023年4月27日(木)~ 8月20日(日)
休室日:月曜日、7月18日(火) ※ただし、5月1日(月)、 7月17日(月・祝)、 8月14日(月)は開室
開館時間:9:30~17:30、 金曜日は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで
観覧料金:一般 2,200円  大学生・専門学校生 1,300円  65歳以上 1,500円  高校生以下無料
日時指定予約が必要です。無料扱い、その他割引については公式チケットサイトまで(こちら)。



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